3日目 午前9時半 ~原野の芸人~
直線道路をひたすら進んでいると…。
不思議な建造物が見えてきました!
緊急時の「避難用シェルター」でした。
猛吹雪などの悪天候で車が動けなくなった場合に、一時的に避難するためのものらしい。内部にはトイレもありました。
ポツンと建っているその光景が「オロロンライン」の名所的な存在にもなっており、遠くに見えた時はなぜか感動してしまいました(笑)。
そして、シェルターの前にはこんな物も。
「北緯45度通過点」モニュメント
ここはちょうど「北半球のド真ん中」(北極点~赤道までの距離の中間)でもある北緯45度00分00秒が通過している場所らしいです。
いまいちピンと来ませんが、ともかくスケールは大きいですよね。
ちなみにモニュメントの形は「NORTH」のNをイメージしているそうです。
5分後。
原野の中で、ひたすら右手を挙げてこちらに合図する作業員を発見。
周囲にはとにかく何も無いので、遠くからでも確認できました。
「なんだろうあの人?僕に何か用なのかな?」
と不思議に思いながら近づいていくと…。
…ビビった(汗)。
なんだよ!人形か~!
目を凝らすまでしばらく分からなかったので、結構ビックリしました(笑)。
こんなところに交通安全の人形があるとは。
軍手やスニーカーまで履かされていて、かなり手が込んでいます。
シュールだなwww
このポーズ……。まるで小島よしおの「オッパッピー」じゃないか!
雨の日も風の日も、原野にたたずんで毎日ネタを披露する作業員。
本当にお疲れ様ですm(__)m
思わぬ場所で見つけた路肩のアート。
ニヤニヤしながら写真を撮りまくっていると、砂利道の向こう側からダンプがやってきました。
どうやらここ、向こう側にある採石場(?)の出入り口らしいです。
思わぬ事に、ダンプの窓から年配の運転手が話しかけてきてくれました。
「にいちゃん!ここまで自転車で来たのか!」
札幌から来ました!と言うと「エライねぇ~!」と感心してくれました。
いやいや、ただ好き勝手に自転車で旅しているだけですよ。
「学生か~。北海道大学か?」
なんて聞かれましたが、僕アタマ悪いんでそんな立派な大学じゃありません(^_^;)。
…それにしても、どうして年配の方は必ず「北大か?」と聞いてくるのでしょうか…。
運転手さんに激励の言葉をもらって別れ、再び走り始めます。
いつの間にかトラックやダンプも少なくなり、車通りも減りました。
程よい気温の中、自転車を走らせるのがとても気持ちいいです♪
家がある!と思ったら廃墟でした…。
午前10:00 豊富町に入る。
本当に何も無くなった…。
歩道や標識も完全に消え、ただただ道路だけが延びる。
これ以上「北の果て」にふさわしい光景は無いでしょう。
なお、予告編の記事にあった格好つけた自撮り写真はこの付近で撮影。
三脚をセットしてセルフタイマーで撮っている間にも、対向車線のバイク乗り達が手を挙げてくれたり、ピースサインをしてくれました♪
皆さんとても楽しそうです(*^_^*)
こんな場所にも廃墟が…。
しばらく進んでゆくと、「稚咲内」という小さな集落が。
他の道道と交差しているので、サロベツ原野内で唯一の信号がありました。
再び、ここから30キロ近く先にある「抜海(ばっかい)」の町まで信号はひとつも無いし、もちろん家や集落もない。
なにも、無いんです…。
次回!
ひたすら「無」の壮大すぎる海岸へ。利尻富士は拝めるのか?
そして……ついに「稚内市」へ…!
続く。
直線道路をひたすら進んでいると…。
不思議な建造物が見えてきました!
緊急時の「避難用シェルター」でした。
猛吹雪などの悪天候で車が動けなくなった場合に、一時的に避難するためのものらしい。内部にはトイレもありました。
ポツンと建っているその光景が「オロロンライン」の名所的な存在にもなっており、遠くに見えた時はなぜか感動してしまいました(笑)。
そして、シェルターの前にはこんな物も。
「北緯45度通過点」モニュメント
ここはちょうど「北半球のド真ん中」(北極点~赤道までの距離の中間)でもある北緯45度00分00秒が通過している場所らしいです。
いまいちピンと来ませんが、ともかくスケールは大きいですよね。
ちなみにモニュメントの形は「NORTH」のNをイメージしているそうです。
5分後。
原野の中で、ひたすら右手を挙げてこちらに合図する作業員を発見。
周囲にはとにかく何も無いので、遠くからでも確認できました。
「なんだろうあの人?僕に何か用なのかな?」
と不思議に思いながら近づいていくと…。
…ビビった(汗)。
なんだよ!人形か~!
目を凝らすまでしばらく分からなかったので、結構ビックリしました(笑)。
こんなところに交通安全の人形があるとは。
軍手やスニーカーまで履かされていて、かなり手が込んでいます。
シュールだなwww
このポーズ……。まるで小島よしおの「オッパッピー」じゃないか!
雨の日も風の日も、原野にたたずんで毎日ネタを披露する作業員。
本当にお疲れ様ですm(__)m
思わぬ場所で見つけた路肩のアート。
ニヤニヤしながら写真を撮りまくっていると、砂利道の向こう側からダンプがやってきました。
どうやらここ、向こう側にある採石場(?)の出入り口らしいです。
思わぬ事に、ダンプの窓から年配の運転手が話しかけてきてくれました。
「にいちゃん!ここまで自転車で来たのか!」
札幌から来ました!と言うと「エライねぇ~!」と感心してくれました。
いやいや、ただ好き勝手に自転車で旅しているだけですよ。
「学生か~。北海道大学か?」
なんて聞かれましたが、僕アタマ悪いんでそんな立派な大学じゃありません(^_^;)。
…それにしても、どうして年配の方は必ず「北大か?」と聞いてくるのでしょうか…。
運転手さんに激励の言葉をもらって別れ、再び走り始めます。
いつの間にかトラックやダンプも少なくなり、車通りも減りました。
程よい気温の中、自転車を走らせるのがとても気持ちいいです♪
家がある!と思ったら廃墟でした…。
午前10:00 豊富町に入る。
本当に何も無くなった…。
歩道や標識も完全に消え、ただただ道路だけが延びる。
これ以上「北の果て」にふさわしい光景は無いでしょう。
なお、予告編の記事にあった格好つけた自撮り写真はこの付近で撮影。
三脚をセットしてセルフタイマーで撮っている間にも、対向車線のバイク乗り達が手を挙げてくれたり、ピースサインをしてくれました♪
皆さんとても楽しそうです(*^_^*)
こんな場所にも廃墟が…。
しばらく進んでゆくと、「稚咲内」という小さな集落が。
他の道道と交差しているので、サロベツ原野内で唯一の信号がありました。
再び、ここから30キロ近く先にある「抜海(ばっかい)」の町まで信号はひとつも無いし、もちろん家や集落もない。
なにも、無いんです…。
次回!
ひたすら「無」の壮大すぎる海岸へ。利尻富士は拝めるのか?
そして……ついに「稚内市」へ…!
続く。
と、こちらに向かって合図する作業員が。えっ!おおっ
いた~原野に人間がいた~♪と思ったらシュールな人形。
いや~なんとも北海道らしく雄大過ぎですね。でも内心
ホッとされたのでは。人形でも・・・。(^^;)
遠く旅に出ていると人恋しさに嘖まれます。そんなとき
暖かな親切や、出会いの言葉を聞けると何倍もの勇気と
元気がもらえます。一期一会の素晴らしさ。これぞ旅の
良いところ。今度はこちらから差し伸べたくなりますね。
私はへんぴな場所で廃屋を見るたび、そこに住んでいた
であろう家族の今を思わずにはいられません。望来へと
続く海岸線のそれは、栄華を誇った漁師さんの顔が目に
浮かび、ちょっぴり淋しく感じます。
いよいよ稚内が目の前。挫けることなく走った頑張りが
実を結ぶ瞬間。すぐそこまでに迫ってますね。(^^)
生活の痕跡を横目に見つつ原野を進むホルマリンさん。
何もないようで意外と周りに何かがあったんだなという感じでしょうか。
風雪用のシェルターは道東地方にもありました。
厳冬期にはやはり必要なものなのだと感じます。
もうすぐ稚内に突入ですね。
私もこの辺が一番つらかったというか眠かった場所です。 北緯45度の碑も気づかず通り越してしまったくらいで…。
確かにあんな場所にもアート作品(?)がある事実にはホッとしたのもあるんですが、いかんせんあの顔なので爆笑してしまいました(笑)。
この場所で出会ったダンプの運転手さん、興味津々に声をかけていただいたのはこの旅で初めてだったので嬉しかったと共に、「自分はものすごい旅をしている」という実感もわき、元気づけられましたね。
海岸線に残る廃屋、素敵ですよね。「廃墟には深い歴史とドラマが詰まっている」というマニアの言葉にも共感できます。
確かに望来をはじめとする石狩~留萌の間には廃屋がポツポツ残っていますよね。かつて父の車から眺めたのを覚えています。
その時は、いかにもな「果ての風景」に心を打たれましたが、さすがに車を止めてもらうわけにもいかず…。
あの廃屋たちはまだ残っているのでしょうか?
いつか自分ひとりで撮影に向かってみたいです(^_^)
シェルターは平坦な北海道の田舎ならではの建造物ですよね。これを実際に目にして北海道の自然の厳しさ、力強さを実感できたような気がします。
眠かったとは(汗)。道北地方縦断のおかげで疲労もピークに達していたのでしょうね。確かに永遠続く似たような風景、バイクでも疲れますよね。