ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

真駒内滝野霊園

2015-07-21 14:39:37 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
(2008年撮影)札幌市南区滝野2


モアイのある異色の霊園として、札幌市民にとっては比較的有名な滝野霊園。実は、珍スポットの本やサイトには必ずと言っていいほど紹介されていて、マニアには超有名な場所だ。もはや北海道を代表する珍スポットといっても過言ではない。霊園なのに。
 この霊園、1800473㎡という東京ディ○ニーランドよりもデカイ敷地内に、モアイのほかにも様々な謎オブジェが点在しており、かなり見ごたえたっぷりらしい。今回は、この「真駒内滝野霊園」をじっくり見学してみることにした。園内はとてつもなく広いので、もちろん自転車で。天気を気にしながら山道を1時間ほど走り、ついに滝野霊園に辿り着いた。



入り口から入るとすぐ目に飛び込んでくるのが、やはりズラリと並んだモアイ像。本物と同じ大きさのが33体も並んでいるから、迫力満点だ。このモアイたちは「三十三体モアイ地蔵」(!!)として設置されていて、1体1体にはミニ観音像とチベットのマニ車(クルクル回してお経を唱える装置)が付いている。
霊園と言ってもここは広場で、カップルや親子が楽しそうに遊んでいる。ここからお墓エリアまではなんと1キロ以上も離れているのである(なんというスケール!)。
だだっ広い広場には他にも、ミロのヴィーナス(?)などの、世界の有名な石像のレプリカがあちこちに置かれていて、すんごく変




↑なぜかモアイの建て方などを説明したパネルもある。


そしてモアイのベンチ。

…こっ、これは……。もはや完全にふざけているのか?
しかし何気に良いデザインだ(笑)。


霊園なので、もちろんふつうのお地蔵さまもいらっしゃる。
しかしその後ろには背後霊のようにモアイたちが…。

そしてモアイの前には何故かブロンズのシカ達が遊んでいる。
シカとモアイ・・・。この組み合わせはいかがなものか。


さらにモアイの向かいにはストーンヘンジ(実物大)。
隣には大仏(13.5メートル)。
ストーンヘンジの中心にはお釈迦様の像が置いてあるし…(汗)。
なんだか頭が変になってきたぞ…。


モアイのエリアからお墓の並ぶエリアまでは一本の道路でつながっていて、巨大な卒塔婆が中央に並ぶ長~いエリアを抜けると、今度は道路わきにニョキニョキと特大観音像が立ち並んでいる。観音像のほかにも、かなり立派な石像がふんだんに置かれており、見ていて飽きない。




巨大観音像の前にある石碑には 「還れ北方領土」の文字が・・・。
なぜここに?


↑巨大な石碑・石像の間を、参拝者の車がすり抜けてゆく。何となくおかしな光景である。

そんな一本道をしばらく走ると、ようやくお墓エリアに着くのだが、エリアの手前には・・・。

うわぁ・・・。ここは動物の天国かい?
なんだかみんな幸せそうである。しかし、その中になぜか手の形の椅子が(笑)。
…座りたくない事この上ない。


お墓エリアに辿り着いた。滝之太陽殿なるご立派な礼拝堂(謎の仮面付き)などが建っているのだが、この辺は特に用はないのでスルー。
そしてお墓エリアの端の方にこの「八角堂」が建っている。隣には日本庭園があるのだが、その庭園内にはなんと…。


ミニチュアの金閣寺があった。
・・・今度は京都かよ!!


高さは1メートルほどだろうか。非常に良くできており、中には人形までいらっしゃる。
この庭園内は、なぜかお経がずっと流れていて、かなり不気味なのであった。

さらに、八角堂の向かいになんかいるなぁと思って近寄ってみると、

布袋様の群れ。みんな楽しそうである。

…皆さま、いかがだったろうか。滝野霊園のキテレツさはモアイだけだと思ったら大間違い。潜入してみると、このようにどこもかしこも個性的すぎるのである。そして最近は「モイ君」というモアイのオリジナルキャラ(結構カワイイ)が登場するなど、さらに愉快な事になっているので、この先も要注意だ。
真駒内滝野霊園…。文句なしに「札幌ナンバーワン珍スポット」であった。皆さんもぜひ行ってみてほしい。
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