日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

ハバロフスクでも8月6日平和の集い

2015-08-12 17:00:31 | 日記
ハバロフスクで8月6日の集い
ー原爆展、セレモニー、『アンゼラスの鐘』上映ー
 ハバロフスク旅行の2日目の8月6 日、ハバロフスク郷土史博物館で、原爆展が開催されました。この取り組みは、すでに過去16回「大河アムール・ ハバロフスク市民交流の旅」を企画推進されている神奈川県日本ユーラシア協会とハバロフスク露日協会が、日本 ユーラシア協会広島県連と広島市の協力を得て企画実行されました。その為に昨年、広島平和文化センター所蔵の原爆写真ポスターが、広島市とハバロフスク露日協会を通してハバロフスク郷土史博物館へ送られており、今回ロシア語字幕版映画「アンゼラスの鐘」DVDを持参しました。
 当日は同博物館大会議室でポスター展 示、セレモニー、DVD映画上映会が開催され、露日協会の役員さん、博物館の館長さんはじめたくさんのハバ ロフスク市民と我々旅行団が参加しました。セレモニーでは黙祷の後主催者代表ゾーヤさんの趣旨説明、その後博物館館長、露日協会クチウク会長、旅行団柴田団長の挨拶がありました。またゾーヤさんから、ハバロフスクの子供たちが折った折り鶴が紹介され、この折り鶴をクチウク会長のメッセージと一緒に広 島市長に届けるように依頼されました。
 筆者は、被爆70周年、8月6日平和 の集いを、広島だけでなく世界中の都市で開催することは、被爆の実相を世界中で共有する為にとりわけ重要である と判断し参加したのですが、広島市長に折り鶴を届ける使者になり、帰国後約束を果たすべく右往左往する羽 目になってしまいました。さらに8月6日原爆展終了後突然、ハバロフスクのテレビ局からインタビューを受け、「日本人はヒロシマ、ナガサキをどう思っているのか」、「日本人はアメリカ政府の原爆投下どう考えているのか」 など一言では答えにくい質問を受けて戸惑いました。
 しかし、原爆写真ポスターを見なが ら、父親が彼の息子と思われる9才~10才くらいの男の子に、説明を読んで解説しているところを見ていると、と ても微笑ましく、被爆の実相をロシア人に伝える重要性を実感しました。また、『アンゼラスの鐘』のロシア語字幕 版は短く平易な言葉で表現されていて、子供にも分かりやすく心に残るいい作品だと思いました。これを機会に「原 爆展」、映画『アンゼラスの鐘』上映ともに世界中の都市で開催されることが期待されます。(呉支部 f)
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