日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

ハバロフスク対外友好協会連合会ゾーヤ理事長さんより

2015-08-31 12:37:30 | 日記
ハバロフスク原爆展について、
ハバロフスク対外友好協会連合会、ゾーヤ理事長さんからのメールです。
写真展に関して:
写真展は2回開催されました。
1. 4月の24日から30日まで第3ギムナジウム(中等学校)で展示されました。グルホヴァ・イリーナ・ニコラエヴナさんが校長です。1418人のギムナジウムの生徒たちが写真展を見ました。ギムナジウムの上級生のために悲劇の歴史についてオープン・授業が(写真展で)9回行われました。そのうちの一つの授業の写真が添付した写真の中にあります
2.С 6 по 26 августа выставка была открыта в конференцзале Хабаровского краевого музея им. Н.И. Гродекова.
2. 8月6日から26日までグロデコフ名称ハバロフスク地方誌博物館の会議室で開催されました。
На выставке выступили:
写真展(オープニング)でスピーチした人:
Ройтман Зоя Павловна – директор Хабаровской региональной общественной организации «Союз обществ дружбы с зарубежными странами»
ロイトマン・ゾーヤ・パヴロヴナ ― ハバロフスク地方社会団体「対外友好協会連合会」理事長
Кучук Владимир Валерьевич – председатель Хабаровского общества «Россия-Япония», советник министра Российской Федерации по развитию
Дальнего Востока
クチュク・ヴラジーミル・ヴァレリエヴィチ ― ハバロフスク「ロシア・日本」協会会長、ロシア連邦極東発展大臣顧問
Крюков Иван Владимирович - заместитель генерального директора по научной работе Хабаровского краевого музея им. Н.И.Гродекова.
クリュコフ・イヴァン・ヴラジーミロヴィチ ― グロデコフ名称ハバロフスク地方誌博物館学術担当副館長
Выставку посмотрели как участники открытия выставки, так и посетители музея с 6 по 26 августа.
写真展オープニングの参加者及び8月6日から26日まで博物館を訪れた人たちがこの写真展を見ました。
3. Оридзуру были изготовлены членами клуба «Судзуран», Молодёжным Советом Хабаровского союза обществ дружбы, учащимися гимназий
3 и 4, воспитанниками детского дома 1 г.Хабаровска.
折り鶴を作ったのはすずらんクラブのメンバーと、第3、第4ギムナジウムで学んでいる友好協会ハバロフスク連合会の青年会議、およびハバロフスク私立第一幼稚園の園児たちです。
С уважением,
Ройтман Зоя Павловна
敬具
ロイトマン・ゾーヤ・パヴロヴナ
Директор
Хабаровского Союза Обществ Дружбы с Зарубежными Странами
ハバロフスク対外友好協会連合会理事長
E-mail: nina-khv@narod.ru

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハバロフスク原爆展の記事ー柴田神奈川県連会長

2015-08-29 19:39:10 | 日記
ハバロフスクでロシア極東初の原爆展開く
 神奈川県日本ユーラシア協会では昨年夏の訪ロの際、本年が第二次世界大戦終結70周年であることを念頭にハバロフスク対外友好協会(以下、友好協会と略称)に対してロシア極東で最初の「広島・長崎原爆展」を開催することを提案し、快諾を得ました。これに基づき昨年末、広島県連の協力を得て広島平和文化センターの原爆写真ポスターが、世田谷支部の協力を得て虫プロの好意でアニメ「アンゼラスの鐘」DVDが友好協会に郵送されました。ところが、ロシア側郵便局の保管期限内にこれが友好協会に引き取られなかったために展示会資材は横浜に返送されてしまい4月29日のハバロフスク州立第三ギムナジュームでの第一回原爆展に間に合わせるべく急遽再送することとなりました。更に、8月5日の我々代表団の出発直前に友好協会から「展示用写真が4月の展示会の際に破れてしまったので新品を代表団が持参してほしい」との緊急連絡が入りました。広島平和文化センターの親切且つ敏速な御手配で出発の2日前に私達の事務所に届けられましたが冷汗ものでした。DVDについてもPAL, NTSC版とも「ファイルが空だ」、「ファイルが開けない」と連絡がありましたが、これは後日ロシア側専門家によって解決されたとの事で胸をなでおろしました。
 8月6日、ハバロフスク州立郷土誌博物館で、無事ハバロフスクでの第2回原爆展が開催されました。
 当日は博物館大会議室でポスター展示、開会式、「アンゼラスの鐘」上映会が開催されました。
露日協会の役員、会員さん、博物館の館長、館員さんなどと我々代表団員が参加、当地では夏休み中であったにも拘らず会場は満席となりました。
開会式では博物館館長の開会あいさつに続き、友好協会理事長ゾーヤ・ロイトマンさんが主催者を代表して経緯・趣旨を説明しました。この中で彼女は昨年の日本側提案を即座に快諾したことを述べ、出席者に千羽鶴を折りながら12歳で亡くなった被爆者佐々木禎子さんの話を紹介、第3ギムナジュームの生徒たちが貞子さんの志を継いで千羽鶴を折ったのでそれを広島に届けて頂きたいと同席した広島県連の藤井副会長に依頼しました。
友好協会会長はあいさつの中で原爆投下によって40万人以上の無辜の市民が犠牲になった事、国際社会には米国の原爆投下を肯定的に評価する人たちがいるがこの様な残虐な無差別大量殺人は到底許すことが出来ず国際軍事裁判にかけるべきだ、この提訴は必ず国際的支持が得られるであろうと述べた。
同会長はまた今回の展示会開催は非常に良い第一歩であり、過去を忘れず、被爆の実態を広く知らせ、核兵器の廃絶に向かって実りある成果を挙げて行きたいと抱負を語った。
神奈川県日本ユーラシア協会の柴田会長は広島、長崎で起こった悲惨な事実を広く世界中の人々に知らせ、二度と再びこの様なことが起きないようにしたいと願っている、本日ハバロフスク友好協会の皆さんのご協力でロシアでは初めての民間団体同士での原爆展が開かれたことについてハバロフスクの市民の皆様に深く感謝し且つ非常に高く評価している、今日の展示会は小さな第一歩であるがそれは核兵器のない平和な世界を築く大きな道に通じている、展示会の様子は帰国後日本に広く紹介し、ロシアと日本の国民の友情と連帯を一層強めたいと挨拶しました。
原爆展終了後第一チャンネル・テレビ局からインタービューがあり、「日本人はヒロシマ、ナガサキをどう思っているのか」、「日本人はアメリカ政府の原爆投下どう考えているのか」など広島県連藤井副会長が質問を受けました。
展示会にはロシアの市民だけでなく日本人留学生も留学先のロシア人校長に引率されて参観に来ていました。

開会式とインタービューの模様は同地のTV局が取材し放送されました。
私は8月6日、9日の平和の集いを、広島、長崎だけでなく世界中の都市で開催し、被爆の実相を世界中で共有する事が極めて重要であると考えています。そして全国的国際親善組織であり、ユーラシア各地に姉妹支部、関係団体などを持つ我が日本ユーラシア協会こそその任に最も適した組織の一つではないかと思います。
日本の様々な国際友好団体に原爆展の海外での開催を呼びかけることも検討しています。
今度のハバロフスク原爆展は広島平和文化センター、虫プロ、ハバロフスク対外友好協会、広島県連、世田谷支部、神奈川県連などの緊密な協力があって初めて実現することが出来たのであり、末筆ながら関係各位に深謝する次第です。なお、写真はすべて広島県連藤井副会長のご厚意により提供されたものです。
2015年8月28日 柴田順吉記す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア語学習会

2015-08-23 21:48:53 | 日記
ロシア語学習会
日時:10月4日(日)午後3時~午後5時
   11月1日(日)午後3時~午後5時
   12月6日(日)午後3時~午後5時
場所:ビューポートくれ 小会議室
講師:セルゲイ先生
会費:会員1,000円、一般1,500円 / 1ヶ月
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハバロフスク旅行に参加しての感想

2015-08-21 16:22:01 | 日記
「第17回大河アムール・ハバロフスク市民交流の旅」に参加して
ー交流の七つ道具とダーチャー

日本ユーラシア協会呉支部のSさんは、海外旅行する時には折り紙と筆ペンを欠かさない。飛行機など乗り物の中で退屈している子供がいれば、バッグからさっと折り紙を取り出してその子に鶴を折ってあげる。言葉が通じなくても素晴らしい国際交流だ。旅先の交流できるいたるところで、”What’s your name?”,”Как тебя зобут?” ,などと語りかけて子供たちの名前を筆ペンで書いてあげると、子供たちだけでなく大人も大喜び。Sさんは「折り紙と筆ペンは国際交流七つ道具です」と話す。

筆者は「第17回大河アムール・ハバロフスク市民交流の旅」に折り紙を1袋持参した。往路飛行機の中で隣席になったJさんに”フジモトキューブを披露すると,彼女はパタパタの鶴を速く上手に折るコツを教えてくれた。機中は日本人同士の折り紙交流で楽しく過ごした。

折り紙交流が最も忙しくなったのは、雨天のオケアンキャンプでの小ホールの中、たくさんの子供たちが「教えて、折って」と1つのテーブルに押し寄せる。一方、神奈川県協会のSさんは書道道具一式を持参され、筆ペン数倍の迫力。何重にも取り囲んだ子供たちに囲まれて、達筆をふるう彼の姿は見えない。

ダーチャ交流は、折り紙や筆ペンはなかったが、ロシアもてなしの3大要素”御馳走する”、”歌う”、”愛す”、どんな有名レストランでも食べられないような、驚くほど美味しくヘルシーな御馳走が食べきれないほど。そして、トマトの収穫、お話、バーニャ、歌、散策、写真を出しての交流だ。ダーチャ最後の夜には、リュドミラさんとヴァロージャさんがお互いの顔を見つめながら歌ってくれた。筆者にはロシア語はよく分からないが、何とも哀愁を帯びた響きで、これが実に良かった。それに歌っているときの、この上もなく優しく慈愛に満ちた表情がいい。暗くなりかけた夕刻の東屋、まるでメルヘンの世界に迷い込んだような錯覚を覚えた。

この旅行は、ヤンキナさんのドムラ、比嘉さんのサンシンなどプロの音楽家の演奏や歌にも恵まれ、とても印象深いものになった。筆者は折り紙、筆ペンなどの国際交流の七つ道具に加えて、歌集、写真、日本のダーチャで作った何かを加えれば更におもしろくなると思った。
(呉支部 F)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハバロフスク旅行報告会

2015-08-15 12:48:42 | 日記
日時 9月6日(日)午後3時~午後5時
場所 ビューポートくれ 小会議室
内容 旅の土産話、スライド、展示
   (参加者にはお土産を差し上げます)
会費 無料(どなたでも参加できます)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする