日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2014年11月21日
【訃報】
本支部会員の林最登志さんが11月13日逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。10月15日に不調を訴えられて緊急入院、10月22日手術となりました。突然の悲報に驚いています。本支部には日ソ協会時代からのかかわりがあり、去る7月の総会では理事長に選任されたばかりでした。[写真は8月6日、ブラゴベシチェンコからの来訪者を国際会議に迎えたときの様子です。写真右が林さん。]
【国際交流・協力の日2014に参加しました。】
2014年11月16日(日曜日)10時~16時
広島国際会議場と付近の平和大通り、・国際協力バザー ・ひろしま国際村~世界の屋台に参加しました。
今年は「日本国憲法第9条世界に普及しよう!!」リーフレット(27カ国版。)とチェルノブィリ・福島支援カレンダー「ナジェージダ〔希望〕写真 本橋成一 」を紹介しました。
【ロシア語研修案内】
トムスク国立教育大学 春季初級ロシア語研修参加者募集
今年も昨年に続きトムスク国立教育大学が下記要領で3週間のロシア語研修の参加者を募集しています。この研修は今年で5回目です。
内容: 初級ロシア語研修(45分x72回)
日程: 2015年2月16日~3月8日(3週間)
募集人員: 5~10名
要件:
1. ベーシックレベルの英語能力
2. 申し込み時点でのロシア語能力は不要
3. ロシア語学習意欲のある方
研修費、寮宿泊費: 400ドル
申し込み締切:2014年12月5日(お急ぎ下さい。問い合わせは08055054872)
参考資料1 トムスク国立教育大学のホームページ(ロシア語)
http://tspu.edu.ru/iff/ruslang-center/japan-students.html
http://tspu.edu.ru/iff/ruslang-center.html
参考資料2 昨年度の参加者の報告(お茶の水大学)
http://jsl.cf.ocha.ac.jp/out/wp-content/uploads/2014/04/2013%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf
現地集合、現地解散なのでビザと現地までの交通手段は自分で手配する必要があります。一昨年はドルの為替レートが95~100円の時に広島空港から北京経由で10~13万円かかっています。他の経路もあります。
参考資料3 過去の詳細書類はホームページ http://euras.web.fc2.com/ 英語版募集要項->Tomsk2015.pdf
参考資料4 2012-09-24のブログ http://blog.goo.ne.jp/japaneurasiahiroshima/m/201209
【10・26広島アピ一ル】
「STOP川内原発再稼働!10・26広島集会」10・26広島アピ一ル
原発の火山対策は大丈夫なのか?御嶽山の噴火災害を機に、不安が高まっています。しかし安倍政権は国民の不安を無視するかのように、九州電力川内原発1,2号機を再稼働しようとしています。
九州南部には、霧島、阿蘇、桜島など、過去に巨大噴火を起こした火山が多くあります。噴火の規模は御嶽山の比ではありません。九州にとどまらず、本州や四国にまで被害が及ぶカルデラ噴火が何度も起きています。川内原発がある地域にも火砕流が到達した痕跡が残っています。専門家は、巨大噴火を予知するのは困難と口をそろえます。不意打ちのよ
うに巨大噴火が発生したら、予測できないほどの原発災害をもたらすでしょう。
川内原発の再稼働は、絶対に許してはいけません。それは人類に対する犯罪行為です。5月21日の福井地裁判決は、憲法が保障する人格権を侵害する危険があるとして関西電力大飯原発3,4号機の運転差し止めを命じました。
昨年9月15日、国内で唯一稼働していた大飯原発4号機が停止し、原発ゼロの状態が1年以上が続いています。原発が1基も稼働していなくても、電気は足りています。
2011年3月11日の東京電カ福島第一原発事故によって、1,2,3号機の原子炉内の核燃料は全てメルトダウンしました。3年半が経った現在も1時間に1千万ベクレルの放射能が放出され、汚染水は毎日400トンも発生しています。
放射能によって家やふるさと日々の暮らしを奪われたままの人は、いまだに12万人を超えています。いったん過酷事故が起これぱ、地域杜会は壊滅します。一方で使用済み核燃料などの放射性廃棄物の処理方法すら決まっていません。
にもかかわらず、日本政府と原子力規制委員会、電力会杜は、原発の再稼働を進めようとしています。規制委員会は9月10日、川内原発1,2号機が噺基準に適合する」とする「審査書」を決定しました。安倍内閣は、川内原発の再稼働を突破口に全国の源発を稼働させようと狙っています。伊方原発や島根原発も例外ではありません。
9月28日には鹿児島市に7500人が集まり「川内原発再稼働反対」を訴えました。こうした世論と行動が、「今年夏ごろ」と報道されていた川内原発の再稼働を押しとどめています。世論を受け止め、政府はすべての原発の再稼働をあきらめ、廃炉にするべきです。宮沢洋一経産相はそのために力を尽くしてください。
政府が定めた「原子カの日」である本日26日、全国各地で市民が立ち上がっています。全国の動きと連携し、川内原発の再稼働を必ずストップさせましょう。2014年10月26日「STOP川内原発再稼働!10・26広島集会」参加者一同
【呉支部より】
神原さんから旅行記が届きましたのでそのまま送ります。しまなみ(因島)旅行参加者の皆様へ。
『因島一日旅行記』神原将
2014年9月23日。日本ユーラシア協会の藤井孝志さんのコーディネイトで、待ちに待った因島への旅が叶いました。因島への旅を計画したそもそもの理由は、執筆作業目前の『瀬戸内物語(仮)』という小説の取材のためでした。僕は物書きを生業としていますが、311東日本大震災と福島原発事故の影響で、それまで20年近く暮らした東京を家族共に離れ、広島県呉市に引っ越しをしました。それまで瀬戸内というと、テレビや雑誌の向こう側に見える、ぼんやりとした世界でしかありませんでしたが、実際に自分が暮らし始めたことで「こんなに豊かな環境が日本にあったんだ」と驚かされたのです。そこで、せっかく瀬戸内に暮らすことになったのですから、その文化的社会的状況を物語にして書き残そうときめました。
旅の仲間は初めて会う方々。日本ユーラシア協会の黒川冨秋さん、大阪から駆けつけたダーチャサポートの高草俊和さん、僕と同じく関東から瀬戸内に引っ越してきた一杉次郎さん・エルビラさん夫婦、佐藤利枝さん、佐々木富貴子さん、そして藤井さんの8人となりました。同行された方々は因島の瀬戸内の景観を楽しむと共に、菜園付きセカンドハウス「ダーチャ」の候補地を探すことも兼ねているとのことでした。因島の人々の生活を観察しつつも、初めて耳にする「ダーチャ」に関心が高まり、23日の夜はロシアの暮らしや、ダーチャについてたくさんのことを教えていただきました。
話を聞いていると、僕が呉で活動を始めた「耕作放棄地の再生」活動ともリンクしそうです。高齢化の進む村や町に、311をきっかけに移住した人たちが集うような社会環境が作れないか? と考えて始めた活動ですが、ダーチャの仕組みを取り入れることが出来れば、単純な週末農家でなく、暮らしそのものを豊かにすることも出来そうです。『ダーチャですごす緑の週末』豊田菜穂子著をさっそく手に、自分自身の勉強と周りの仲間たちへの啓蒙をしてみようと思っています。収穫の多い因島旅行になりました。(了)
[ロシア語学習会]
☆12月7日(日)ロシア語学習会(注意、11,2ロシア語学習会は中止しました。)
場所はビューポートくれ小会議室です。15時開始。
【訃報】
本支部会員の林最登志さんが11月13日逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。10月15日に不調を訴えられて緊急入院、10月22日手術となりました。突然の悲報に驚いています。本支部には日ソ協会時代からのかかわりがあり、去る7月の総会では理事長に選任されたばかりでした。[写真は8月6日、ブラゴベシチェンコからの来訪者を国際会議に迎えたときの様子です。写真右が林さん。]
【国際交流・協力の日2014に参加しました。】
2014年11月16日(日曜日)10時~16時
広島国際会議場と付近の平和大通り、・国際協力バザー ・ひろしま国際村~世界の屋台に参加しました。
今年は「日本国憲法第9条世界に普及しよう!!」リーフレット(27カ国版。)とチェルノブィリ・福島支援カレンダー「ナジェージダ〔希望〕写真 本橋成一 」を紹介しました。
【ロシア語研修案内】
トムスク国立教育大学 春季初級ロシア語研修参加者募集
今年も昨年に続きトムスク国立教育大学が下記要領で3週間のロシア語研修の参加者を募集しています。この研修は今年で5回目です。
内容: 初級ロシア語研修(45分x72回)
日程: 2015年2月16日~3月8日(3週間)
募集人員: 5~10名
要件:
1. ベーシックレベルの英語能力
2. 申し込み時点でのロシア語能力は不要
3. ロシア語学習意欲のある方
研修費、寮宿泊費: 400ドル
申し込み締切:2014年12月5日(お急ぎ下さい。問い合わせは08055054872)
参考資料1 トムスク国立教育大学のホームページ(ロシア語)
http://tspu.edu.ru/iff/ruslang-center/japan-students.html
http://tspu.edu.ru/iff/ruslang-center.html
参考資料2 昨年度の参加者の報告(お茶の水大学)
http://jsl.cf.ocha.ac.jp/out/wp-content/uploads/2014/04/2013%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf
現地集合、現地解散なのでビザと現地までの交通手段は自分で手配する必要があります。一昨年はドルの為替レートが95~100円の時に広島空港から北京経由で10~13万円かかっています。他の経路もあります。
参考資料3 過去の詳細書類はホームページ http://euras.web.fc2.com/ 英語版募集要項->Tomsk2015.pdf
参考資料4 2012-09-24のブログ http://blog.goo.ne.jp/japaneurasiahiroshima/m/201209
【10・26広島アピ一ル】
「STOP川内原発再稼働!10・26広島集会」10・26広島アピ一ル
原発の火山対策は大丈夫なのか?御嶽山の噴火災害を機に、不安が高まっています。しかし安倍政権は国民の不安を無視するかのように、九州電力川内原発1,2号機を再稼働しようとしています。
九州南部には、霧島、阿蘇、桜島など、過去に巨大噴火を起こした火山が多くあります。噴火の規模は御嶽山の比ではありません。九州にとどまらず、本州や四国にまで被害が及ぶカルデラ噴火が何度も起きています。川内原発がある地域にも火砕流が到達した痕跡が残っています。専門家は、巨大噴火を予知するのは困難と口をそろえます。不意打ちのよ
うに巨大噴火が発生したら、予測できないほどの原発災害をもたらすでしょう。
川内原発の再稼働は、絶対に許してはいけません。それは人類に対する犯罪行為です。5月21日の福井地裁判決は、憲法が保障する人格権を侵害する危険があるとして関西電力大飯原発3,4号機の運転差し止めを命じました。
昨年9月15日、国内で唯一稼働していた大飯原発4号機が停止し、原発ゼロの状態が1年以上が続いています。原発が1基も稼働していなくても、電気は足りています。
2011年3月11日の東京電カ福島第一原発事故によって、1,2,3号機の原子炉内の核燃料は全てメルトダウンしました。3年半が経った現在も1時間に1千万ベクレルの放射能が放出され、汚染水は毎日400トンも発生しています。
放射能によって家やふるさと日々の暮らしを奪われたままの人は、いまだに12万人を超えています。いったん過酷事故が起これぱ、地域杜会は壊滅します。一方で使用済み核燃料などの放射性廃棄物の処理方法すら決まっていません。
にもかかわらず、日本政府と原子力規制委員会、電力会杜は、原発の再稼働を進めようとしています。規制委員会は9月10日、川内原発1,2号機が噺基準に適合する」とする「審査書」を決定しました。安倍内閣は、川内原発の再稼働を突破口に全国の源発を稼働させようと狙っています。伊方原発や島根原発も例外ではありません。
9月28日には鹿児島市に7500人が集まり「川内原発再稼働反対」を訴えました。こうした世論と行動が、「今年夏ごろ」と報道されていた川内原発の再稼働を押しとどめています。世論を受け止め、政府はすべての原発の再稼働をあきらめ、廃炉にするべきです。宮沢洋一経産相はそのために力を尽くしてください。
政府が定めた「原子カの日」である本日26日、全国各地で市民が立ち上がっています。全国の動きと連携し、川内原発の再稼働を必ずストップさせましょう。2014年10月26日「STOP川内原発再稼働!10・26広島集会」参加者一同
【呉支部より】
神原さんから旅行記が届きましたのでそのまま送ります。しまなみ(因島)旅行参加者の皆様へ。
『因島一日旅行記』神原将
2014年9月23日。日本ユーラシア協会の藤井孝志さんのコーディネイトで、待ちに待った因島への旅が叶いました。因島への旅を計画したそもそもの理由は、執筆作業目前の『瀬戸内物語(仮)』という小説の取材のためでした。僕は物書きを生業としていますが、311東日本大震災と福島原発事故の影響で、それまで20年近く暮らした東京を家族共に離れ、広島県呉市に引っ越しをしました。それまで瀬戸内というと、テレビや雑誌の向こう側に見える、ぼんやりとした世界でしかありませんでしたが、実際に自分が暮らし始めたことで「こんなに豊かな環境が日本にあったんだ」と驚かされたのです。そこで、せっかく瀬戸内に暮らすことになったのですから、その文化的社会的状況を物語にして書き残そうときめました。
旅の仲間は初めて会う方々。日本ユーラシア協会の黒川冨秋さん、大阪から駆けつけたダーチャサポートの高草俊和さん、僕と同じく関東から瀬戸内に引っ越してきた一杉次郎さん・エルビラさん夫婦、佐藤利枝さん、佐々木富貴子さん、そして藤井さんの8人となりました。同行された方々は因島の瀬戸内の景観を楽しむと共に、菜園付きセカンドハウス「ダーチャ」の候補地を探すことも兼ねているとのことでした。因島の人々の生活を観察しつつも、初めて耳にする「ダーチャ」に関心が高まり、23日の夜はロシアの暮らしや、ダーチャについてたくさんのことを教えていただきました。
話を聞いていると、僕が呉で活動を始めた「耕作放棄地の再生」活動ともリンクしそうです。高齢化の進む村や町に、311をきっかけに移住した人たちが集うような社会環境が作れないか? と考えて始めた活動ですが、ダーチャの仕組みを取り入れることが出来れば、単純な週末農家でなく、暮らしそのものを豊かにすることも出来そうです。『ダーチャですごす緑の週末』豊田菜穂子著をさっそく手に、自分自身の勉強と周りの仲間たちへの啓蒙をしてみようと思っています。収穫の多い因島旅行になりました。(了)
[ロシア語学習会]
☆12月7日(日)ロシア語学習会(注意、11,2ロシア語学習会は中止しました。)
場所はビューポートくれ小会議室です。15時開始。