日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース    2016年1月22日

2016-01-22 12:00:11 | 日記
日本ユーラシア協会広島支部ニュース    2016年1月22日
【県連理事会が開催されました。】2015年12月25日 呉市 呉ビユーポートで開催されました。1.各支部の活動報告、2.全国女性集会報告、3.2015年度総会開催について、4.第25回全国総会について、5.その他

【中四国九州ブロック会議のご案内】                           2016年1月18日 
 日本ユーラシア協会連合会支部会員各位
                    日本ユーラシア協会理事長            木佐森 雅道
                        日本ユーラシア協会広島県支部連合会会長      黒川 冨秋
 大寒の候、皆様ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。日本ユーラシア協会は、日本ユーラシア協会広島県支部連合会主催の「ユーラシア講演会」に引き続いて「中四国九州ブロック会議」を開催します。 講演会とブロック会議の両方に参加されますようご案内申し上げます。
 お早めにお申し込みください。
               記
  日 時 2016年2月6日 
      午後1時~午後3時 ユーラシア講演会(広島県支部連合会主催)
      午後3時~午後5時 中四国九州ブロック会議
      午後5時30分~午後7時 夕食交流会
  場 所 広島国際会議場3階研修室2 広島市中区中島町1番5号
  内 容 ①方針の検討と質疑 ②各地からの報告/経験交流
※ 申込先:広島県連事務局 黒川(080-5505-4872) または 藤井(080-5610-9751) メール eurasiakure@hotmail.com 
  お申し込みの際に以下2件をお知らせください。
   1、夕食交流会参加ご希望の有・無(夕食交流会17:30~ 月あかり 2500円)
   2、前日5日(金)または6日(土)宿泊ご希望の有・無

【映画「種まきうさぎ フクシマに向き合う青春」】平和を学び、平和を築く若者たち
東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故の現状を広く知ってもらうため活動している福島の高校生による朗読グループ「たねまきうさぎ」を中心に、核の時代を生きる若者たちの姿を描くドキュメンタリー。「たねまきうさぎ」の呼びかけにより、全国各地から福島に集まった核と平和を学ぶ高校生たち。彼らの中には、旧ソ連の水爆実験地だったカザフスタン出身で広島に留学中の少女の姿もあった。かつてのアメリカの水爆実験地で、第五福竜丸事件も発生したマーシャル諸島を訪れた「たねまきうさぎ」のメンバーたちは、60年もの間、核の被災と戦い続けた現地の人たちから生き方を学ぶ。世界各地の核被害と向き合う人々、そして福島で汚染水に苦しむ漁師、放射能により農地を奪われた農民らとの交流を通じて、核そして平和を学んでいく高校生たちの姿が描かれる。http://www.tanemakiusagi.net/

【ユーラシア講演会のご案内】日ロ関係史の生き字引、神奈川県日本ユーラシア協会の柴田順吉会長 聴いてビックリ ユーラシア講演会のご案内
とき   2016年2月6日(土)午後1時~3時 ところ  広島国際会議場3階 研修室2 
    (広島市中区中島町1番5号 平和公園内、平和記念資料館の西側建物)
主催   日本ユーラシア協会広島県支部連合会 参加費  500円
申込み  1月30日までに電話で事務局 ☎ 080-5505-4872 (黒川)へ(但し先着60名様で締め切ります)
□内容□  太平洋戦争の遠因となった日露戦争
(~2009年から2011年までNHKテレビで放映された「坂の上の雲」を批判する~)
◆講師◆ 柴田 順吉 さん(2010年 NPO神奈川県日本ユーラシア協会会長2012年 日本ユーラシア協会本部副理事長
詳細は前号またはブログを御参照。)

【チェルノブイリ原発事故30年。番組紹介。】
 ウクライナのキエフ・チェルノブイリ原発事故が起きてから今年で30年。ニュースキャスターの辛坊治郎氏らは1988年の秋に原発近く(30Km検問所まで)に行き、関係者を含めて取材をした、今年節目の年になるということで一行7人が当時取材した人達のその後の様子や事故があった4号炉を含めて撮影した。
その様子は土曜朝8時からの「ウェークアップ」で1月16日と23日に放送される予定。

【連載第3回「戦争をする国づくり」とヒロシマ一岩国・呉の基地強化を許さないー】
湯浅一郎(ピースデポ)[12.8不戦の誓いヒロシマ集会(20141208)]より「(2)2つの相矛盾する背景一自民党改憲草案と米世界戦略一」

(2)2つの相矛盾する背景一自民党改憲草案と米世界戦略一

1)自民党の改憲草案
12年4月27日、自民党は日本国憲法改正草案を発表。主権在民を覆すという発想。天皇を元首とし、何よりも自衛隊を「国防軍」という軍隊として位置づける。→海外派遺そのものが問題であるという次元の困難は解消。戦後の安全保障を支配した専守防衛の思想から離脱し、先制攻撃による国の安全保障を可能にする機動的な軍事戦略へとかじを切る。
グロテスクだが、政界に、まだこのような流れがうごめいている現実←安倍首相の靖国公式参拝―戦争責任をないがしろにする姿勢(村山談話の撤回)
韓国や中国からの批判。欧米からも批判→日本の市民社会の民度の低下?ないし未定着

2)米国の軍事戦略一米軍事費削減の中、同盟国の負担拡大一

1 「4年ごとの国防見直し2010」(QDR=(Ouadremial Defense Review)2010.2.1
・国際的安全保障環境:複雑で不確実な時代の「多様な脅威」への対処は米国一国ではできない。単独行動主義から国際協調へ。
・米軍再編は、オバマになっても、国益最優先から連続性の歯車が動き続ける。
・同盟強化は米安全保障政策の中核(西のNATO,東の日米安保 + 米韓安保)
→在日米軍再編のロードマップ実施を継続し、長期の日本駐留とグアムの再編を確実に。

2 新「国防戦略指針(2012.1.5)」
・「合衆国のグローバノレな指導力を持続する一21世紀の国防における優先課題」。
アジア太平洋と中東は最も戦略的重要性の高い地域。

(1)「2正面作戦対処」能力から「1正面作戦 + 1抑止」能力ヘ

(2)接近阻止・領域拒否環境における効果的作戦
 中国とイランを名指し。両国の態勢に対抗して行動の自由を確保することを、最大限追求する。統合参謀本部の「統合作戦アクセス概念」(JOAC)。JOACは海、空、宇宙、サイバ]空間を舞台に同盟国を巻き込んで実行される。←これに対応したガイドライン見直し。

(3)「駐留」ではなく「ローテーションと演習」によるプレゼンス維持
「ローテーション配備と2国間及び多国間演習の実施によるプレゼンス」を重視。
オーストラリア=最大2500人の海兵隊ローテーション配備(2011年11月16日)、
フィリピンとの基地使用協定の再交渉、シンガポールと基地使用交渉(沿岸戦闘艦(LCS)に合意)。
→同盟国の「責任分担」と「財政負担」、同盟国軍と米軍の「相互運用」拡大を要求
※日本のNSSは、この米国からの要請に応じたものという性格が色濃い
→米国は「抑止カと世界的リーダーシップ」維持のため、安全保障における軍(ハードパワー)の役割を減少し外交を中心とする「ソフトパワー(全政府的アプローチにき換える方向性を持っている。一背景に慢性的財政赤字。
※日本のNSSはこの点を全く無視。
※財政赤字・経済的困難と軍事費・国防見直し←2009年以来、毎年1兆ドル財政赤字。
・オバマ政権による包括的な財政再建策
2008年9月15日、リーマンショック金融危機をきっかけとして2年続けて1兆ドルの空前の財政赤字が慢性化。オバマ政権(2009年1月)の最大の任務はこの克服にある。
11年8月、予算管理法が成立(BCA)→13年2月から一律カット始まる
国防費も聖域でなくなっている(米国防費の変遷)=2010年をピークに減少。主に戦費が減少。
戦争をやっていられる情勢ではない。基本予算は横ばい。.が少しずつ減少が始まっている。

【文集 宙(おおぞら)第30号(2014年度)中村さんの作品紹介】次回以降に。


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