ユーラシア協会広島支部ニュース 2015年3月26日
【ロシア語能力検定公開試験】第65回試験の日時・会場は次の通りです。
4級 5月31日(日)
10:00-11:30 筆記(文法、露文和訳、和文露訳)
11:30- テクストの朗読(録音)
3級 5月31日(日)
13:00-15:00 筆記(文法、露文和訳、和文露訳)
15:00-15:15 聴取
15:20- テクストの朗読(録音)
広島会場 広島市まちづくり市民交流プラザ南棟4階会議室C(広島市中区袋町)
詳しくは、http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/schedule.html
【アンドレイさんの送別会】
[帰国されるロシア語講師はゴールデン・リングの門下生ー呉支部でさよならパーティ]
日本ユーラシア協会呉支部ロシア語委員会の「さよならパーティ」は、3月8日(日)呉支部総会終了後の午後5時からビューポートくれ瀬戸の間で開催されました。3月の授業を最後に帰国されるアンドレイさんには2年間、ロシア語学習会の講師としてお世話になりました。授業の前半はロシア語会話、彼はいつもロシア語で「今日は何日ですか、何曜日ですか?」、「休みの日には何をして過ごしましたか?」、「趣味は何ですか?」、「自己紹介してください」と軽妙に質問されていました。受講者は頭をフル回転させてロシア語で答えました。大きく口を開けての発音、ボディランゲージ、ロシア語の歌、ロシア舞踊のステップもある、とても明るくリズミカル、しかも若々しいアップテンポの授業は毎回大好評でした。
この日、斉藤さんから日本舞踊が得意のアンドレイさんに京都の舞妓さんのCD、 川さんから日本酒がプレゼントされました。ここで思いも寄らぬエピソードが語られました。それは「アンドレイさんの歌の先生ナジェージダさんは、1993年6月17日、「ロシア歌と民族楽器のアンサンブル”ゴールデン・リング ”呉公演」で歌ってた、ということでした。あまりの奇遇に驚きました。あの日バラライカとバヤン、キーボードの演奏とナジェージダさんの歌は満員の観客を魅了しました。
ロシアの歌をロシア語で歌うことが大好きな熊谷さんは、アンドレイさんとデュエットで「Желаю」(私は望む)を歌いました。心に残るすばらしいメロディーをとても上手に歌い上げました。アンドレイさんからも歌のプレゼント、「Последный сугроб」(最後の雪)「うーん、やはりロシアの歌はいいなあ」と感嘆の声がわき起こりました。伴奏はiPadから流れていましたが、「モスクワ郊外の夕べ」を歌う時には、斉藤さんのオカリナが加わり、「ワオッ!」の感嘆。初参加の平中さんは「アンドレイさん、あなたは友達のたくさんできるタイプですね。今度日本へ来る時には呉のダーチャで楽しむといいでしょう。日本食が大好きなら、ロシアで日本の食文化を広げてください」とスピーチ。アンドレイさんは「料理教室へ行ってこんにゃくを使った日本料理を作っています」と応えられました。
参加者みんなで1枚の色紙にアンドレイさんへのメッセージを書いて花束と一緒にプレゼント、アンドレイさんから1人に1瓶ずつロシア産蜂蜜のプレゼントがあり、みんな大喜びで終わりました。アンケートには「楽しかったです。また交流会を持ってほしいです」、「ダーチャ体験プログラムを作ります、ワークショップ日程を決めて公募しましょう、行動しましょう」などと次への期待がよせられました。
[アンドレイさんの帰国は4月18日。ノボシビリスクに居住の予定です。]
【フクシマを忘れない!さようなら原発 ヒロシマ集会(3月11日)報告】
18時からの集会は、16時中電に申し入れを済ませた呼びかけ人 坪井直、森滝春子、山田延広、岡田和樹さんの発言の後、福島原発訴訟団の地脇美和さんの訴えがありました。集会後、原爆ドーム前から中電本社前までのデモで原発からの撤退をアピール。
[ヒロシマからのアピール]
東日本大震災・福島原発事故か4年、あらためて亡くなられた2万人の人びとに心から哀悼の意を表します。今もなお12万人を超える被災者が避難生活を余儀なくされ、放射能汚染による健康被害におびえながら暮らしている現実を、私たちは決して忘れてはなりません。
一方で、まるで福島原発の過酷な事故がなかったかのように、政府は、原発を「再稼働」させようとしており、九州・川内原発、福井・高浜原発など全国各地の原発を再稼動させるための策動を強めています。そのことは、福島原発事故から根本的に学ばず、事故をないがしろにするものでもあリます。根本的な反省なき再稼働は、第二、第三の福島原発事故を招<ことにつながリます。あらためてフクシマの現実を見つめ、被災者に寄り添う運動が求められています。フクシマから学ぶことは、安易な再稼働ではなく、脱原発への決断です。
全国的に巻き起こった脱原発運動によって、現在稼働している原発はゼロとなっています。これこそ市民の希望の反映です。日本の原発の「安全神話」が完全に崩れ去った今、原子力発電という既に”'終わった技術“を維持・推進するのは、政府や電力会社など一部の都合でしかあリません。政府に再稼働を断念させ、原発のない未来を一日でも早く実現させていきましょう。
福島原発事故は決して過去の出来事ではなく、現在も事故の収束はおろか放射能も海に空に、そして大地にまきちらされ続けています。福島は決して終わっていません。私たちは、福島原発事故から4年を迎えた今日、フクシマに連帯して原爆ドーム前で「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」を開催し、核兵器とともに全ての原発をなくすため、決意を新たにしました。それは放射能能のおろしさを知るヒロシマの責務でもあリます。
「核と人類は共存できない」被爆地ヒロシマから訴えます。
◆原発はいらない! 福島原発事故を忘れるな!
◆原発はいらない! 原発廃炉!
◆原発はいらない! 島根原発再稼働反対!
◆原発はいらない! 上関原発建設反対!'
◆原発はいらない!子どもたちに原発も核もない未来を!
◆ノーモア ヒロシマ! ノーモア フクシマ! ノーモア ヒバクシャ!
2015年3月11日 「フクシマを忘れない!さようなら原発 ヒロシマ集会 参加者一同
【呉支部より】
[ 呉支部の呉みなと祭(4月29日)に参加は中止となりました。3月20日追記]
[ダーチャのあるところ日本ユーラシア協会ありー呉支部が総会ー]
日本ユーラシア協会呉支部の第19回総会は3月8日(日)、JR呉駅近くのビューポートくれ5階瀬戸の間で開催されました。今年も昨年同様に1年間の濃密な活動を大変きれいにまとめたカラー刷りの議案書がもらえました。これだけで記念誌になりそうです。
最初に藤井呉副支部長が、「ダーチャ交流が協会発展の起爆剤になるかもしれない、”ダーチャ村のできるところ日本ユーラシア協会あり”。岡山県赤磐市に転居された一杉さんは新春の集いで「岡山にダーチャサポートを立ち上げます」と話されました。日本ユーラシア協会岡山支部の復活が期待されます。」と挨拶しました。続いて来賓の伊原広島県連理事長は昨年11月、ハバロフスクとチェリャビンスクへ広島文化センターの被爆ポスターを送ったこと、今年8月ハバロフスクで、被爆ポスター展と長崎原爆アニメ「アンゼラスの鐘」上映会が予定されていることなどを紹介されました。尚、神奈川県協会と広島県連が共同で取り組む今年のハバロフスク旅行(8月5日~8月10日)にもダーチャ宿泊体験があります。
その後は議事、桝井事務局長から2014年の活動報告と決算案、2015年活動方針と予算案が提案され討論の後承認されました。役員は呉地方在住者の留任が承認されました。
休憩の後特別報告、呉市安浦女子畑・プロジェクトの平中さんが「ダーチャの具体的候補地と想定される活動・事業」と題して、パソコン画面の写真を表示しつつプレゼンテーションされました。この事業は、福島原発事故をきっかけに呉へ引っ越して来られた数家族と安浦女子畑の農家が協力して推進されていること、耕作放棄されていた田畑を復活させて米や野菜、果物を作っていること、作物は無農薬で堆肥には竹炭や粉炭、海から採ってきたアマモなどを使っていることなどが報告されました。地元の小中学校に働きかけてたくさんの子供たちが参加、堆肥を撒く作業をしたり、どろんこ遊びをしていました。総会参加者は子供たちの生き生きした表情を見て大喜びでした。さらにアマモを採りに行く作業には広島大学や広島国際大学の学生が多数参加しているのには驚きました。
平中さんは最初の写真に「ダーチャを夢見る!」と表示されていました。日本版/瀬戸内海版ダーチャは海と山へ広がっていくと期待されます。最後に「瀬戸内海の食材を生かしたロシア料理教室」の提案がありました。
【ロシア語能力検定公開試験】第65回試験の日時・会場は次の通りです。
4級 5月31日(日)
10:00-11:30 筆記(文法、露文和訳、和文露訳)
11:30- テクストの朗読(録音)
3級 5月31日(日)
13:00-15:00 筆記(文法、露文和訳、和文露訳)
15:00-15:15 聴取
15:20- テクストの朗読(録音)
広島会場 広島市まちづくり市民交流プラザ南棟4階会議室C(広島市中区袋町)
詳しくは、http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/schedule.html
【アンドレイさんの送別会】
[帰国されるロシア語講師はゴールデン・リングの門下生ー呉支部でさよならパーティ]
日本ユーラシア協会呉支部ロシア語委員会の「さよならパーティ」は、3月8日(日)呉支部総会終了後の午後5時からビューポートくれ瀬戸の間で開催されました。3月の授業を最後に帰国されるアンドレイさんには2年間、ロシア語学習会の講師としてお世話になりました。授業の前半はロシア語会話、彼はいつもロシア語で「今日は何日ですか、何曜日ですか?」、「休みの日には何をして過ごしましたか?」、「趣味は何ですか?」、「自己紹介してください」と軽妙に質問されていました。受講者は頭をフル回転させてロシア語で答えました。大きく口を開けての発音、ボディランゲージ、ロシア語の歌、ロシア舞踊のステップもある、とても明るくリズミカル、しかも若々しいアップテンポの授業は毎回大好評でした。
この日、斉藤さんから日本舞踊が得意のアンドレイさんに京都の舞妓さんのCD、 川さんから日本酒がプレゼントされました。ここで思いも寄らぬエピソードが語られました。それは「アンドレイさんの歌の先生ナジェージダさんは、1993年6月17日、「ロシア歌と民族楽器のアンサンブル”ゴールデン・リング ”呉公演」で歌ってた、ということでした。あまりの奇遇に驚きました。あの日バラライカとバヤン、キーボードの演奏とナジェージダさんの歌は満員の観客を魅了しました。
ロシアの歌をロシア語で歌うことが大好きな熊谷さんは、アンドレイさんとデュエットで「Желаю」(私は望む)を歌いました。心に残るすばらしいメロディーをとても上手に歌い上げました。アンドレイさんからも歌のプレゼント、「Последный сугроб」(最後の雪)「うーん、やはりロシアの歌はいいなあ」と感嘆の声がわき起こりました。伴奏はiPadから流れていましたが、「モスクワ郊外の夕べ」を歌う時には、斉藤さんのオカリナが加わり、「ワオッ!」の感嘆。初参加の平中さんは「アンドレイさん、あなたは友達のたくさんできるタイプですね。今度日本へ来る時には呉のダーチャで楽しむといいでしょう。日本食が大好きなら、ロシアで日本の食文化を広げてください」とスピーチ。アンドレイさんは「料理教室へ行ってこんにゃくを使った日本料理を作っています」と応えられました。
参加者みんなで1枚の色紙にアンドレイさんへのメッセージを書いて花束と一緒にプレゼント、アンドレイさんから1人に1瓶ずつロシア産蜂蜜のプレゼントがあり、みんな大喜びで終わりました。アンケートには「楽しかったです。また交流会を持ってほしいです」、「ダーチャ体験プログラムを作ります、ワークショップ日程を決めて公募しましょう、行動しましょう」などと次への期待がよせられました。
[アンドレイさんの帰国は4月18日。ノボシビリスクに居住の予定です。]
【フクシマを忘れない!さようなら原発 ヒロシマ集会(3月11日)報告】
18時からの集会は、16時中電に申し入れを済ませた呼びかけ人 坪井直、森滝春子、山田延広、岡田和樹さんの発言の後、福島原発訴訟団の地脇美和さんの訴えがありました。集会後、原爆ドーム前から中電本社前までのデモで原発からの撤退をアピール。
[ヒロシマからのアピール]
東日本大震災・福島原発事故か4年、あらためて亡くなられた2万人の人びとに心から哀悼の意を表します。今もなお12万人を超える被災者が避難生活を余儀なくされ、放射能汚染による健康被害におびえながら暮らしている現実を、私たちは決して忘れてはなりません。
一方で、まるで福島原発の過酷な事故がなかったかのように、政府は、原発を「再稼働」させようとしており、九州・川内原発、福井・高浜原発など全国各地の原発を再稼動させるための策動を強めています。そのことは、福島原発事故から根本的に学ばず、事故をないがしろにするものでもあリます。根本的な反省なき再稼働は、第二、第三の福島原発事故を招<ことにつながリます。あらためてフクシマの現実を見つめ、被災者に寄り添う運動が求められています。フクシマから学ぶことは、安易な再稼働ではなく、脱原発への決断です。
全国的に巻き起こった脱原発運動によって、現在稼働している原発はゼロとなっています。これこそ市民の希望の反映です。日本の原発の「安全神話」が完全に崩れ去った今、原子力発電という既に”'終わった技術“を維持・推進するのは、政府や電力会社など一部の都合でしかあリません。政府に再稼働を断念させ、原発のない未来を一日でも早く実現させていきましょう。
福島原発事故は決して過去の出来事ではなく、現在も事故の収束はおろか放射能も海に空に、そして大地にまきちらされ続けています。福島は決して終わっていません。私たちは、福島原発事故から4年を迎えた今日、フクシマに連帯して原爆ドーム前で「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」を開催し、核兵器とともに全ての原発をなくすため、決意を新たにしました。それは放射能能のおろしさを知るヒロシマの責務でもあリます。
「核と人類は共存できない」被爆地ヒロシマから訴えます。
◆原発はいらない! 福島原発事故を忘れるな!
◆原発はいらない! 原発廃炉!
◆原発はいらない! 島根原発再稼働反対!
◆原発はいらない! 上関原発建設反対!'
◆原発はいらない!子どもたちに原発も核もない未来を!
◆ノーモア ヒロシマ! ノーモア フクシマ! ノーモア ヒバクシャ!
2015年3月11日 「フクシマを忘れない!さようなら原発 ヒロシマ集会 参加者一同
【呉支部より】
[ 呉支部の呉みなと祭(4月29日)に参加は中止となりました。3月20日追記]
[ダーチャのあるところ日本ユーラシア協会ありー呉支部が総会ー]
日本ユーラシア協会呉支部の第19回総会は3月8日(日)、JR呉駅近くのビューポートくれ5階瀬戸の間で開催されました。今年も昨年同様に1年間の濃密な活動を大変きれいにまとめたカラー刷りの議案書がもらえました。これだけで記念誌になりそうです。
最初に藤井呉副支部長が、「ダーチャ交流が協会発展の起爆剤になるかもしれない、”ダーチャ村のできるところ日本ユーラシア協会あり”。岡山県赤磐市に転居された一杉さんは新春の集いで「岡山にダーチャサポートを立ち上げます」と話されました。日本ユーラシア協会岡山支部の復活が期待されます。」と挨拶しました。続いて来賓の伊原広島県連理事長は昨年11月、ハバロフスクとチェリャビンスクへ広島文化センターの被爆ポスターを送ったこと、今年8月ハバロフスクで、被爆ポスター展と長崎原爆アニメ「アンゼラスの鐘」上映会が予定されていることなどを紹介されました。尚、神奈川県協会と広島県連が共同で取り組む今年のハバロフスク旅行(8月5日~8月10日)にもダーチャ宿泊体験があります。
その後は議事、桝井事務局長から2014年の活動報告と決算案、2015年活動方針と予算案が提案され討論の後承認されました。役員は呉地方在住者の留任が承認されました。
休憩の後特別報告、呉市安浦女子畑・プロジェクトの平中さんが「ダーチャの具体的候補地と想定される活動・事業」と題して、パソコン画面の写真を表示しつつプレゼンテーションされました。この事業は、福島原発事故をきっかけに呉へ引っ越して来られた数家族と安浦女子畑の農家が協力して推進されていること、耕作放棄されていた田畑を復活させて米や野菜、果物を作っていること、作物は無農薬で堆肥には竹炭や粉炭、海から採ってきたアマモなどを使っていることなどが報告されました。地元の小中学校に働きかけてたくさんの子供たちが参加、堆肥を撒く作業をしたり、どろんこ遊びをしていました。総会参加者は子供たちの生き生きした表情を見て大喜びでした。さらにアマモを採りに行く作業には広島大学や広島国際大学の学生が多数参加しているのには驚きました。
平中さんは最初の写真に「ダーチャを夢見る!」と表示されていました。日本版/瀬戸内海版ダーチャは海と山へ広がっていくと期待されます。最後に「瀬戸内海の食材を生かしたロシア料理教室」の提案がありました。