日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース   2012年12月17日

2012-12-24 21:59:11 | 日記
日本ユーラシア協会広島支部ニュース   2012年12月17日

チャナヒ(肉野菜煮込み)
チャナヒ(肉野菜煮込み)(ナターシャさん公認レシピ)
(4~5人分)材料:牛もも肉100g、ジャガイモ100g、ニンジン100g、ナス100g、ピーマン小2個、タマネギ100g、うずら豆100g、水500cc、ニンニク1/2かけ、固形スープの素1個、ローリエ1枚、サラダ油大さじ1、生パセリ、塩、こしょう適量
作り方
1 うずら豆は500ccの水に数時間程度つけておいて、柔らかくなるまで煮る。
2 牛もも肉は1口大に、ニンニクと生パセリはみじんに、その他の野菜は乱切りにする。
3 フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、牛もも肉を炒め、軽く火が通ったら取っておく。次にジャガイモを油で炒めて取っておく。タマネギとニンジンも同様にする。
4 煮込み用の鍋の底に半分の量のナスとピーマンを敷き、その上に牛もも肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、うずら豆を順番にそれぞれ半分の量を敷く。さらにその上にもう一度繰り返して敷く。(※一番底が生のナスになる以外はどのような順番になってもよい。)
5 豆の煮汁に固形スープの素を入れ、小麦粉小さじ1を3のフライパンに入れて炒め、煮汁に加えてとろみをつける。
6 5の煮汁を4の鍋に移し、ローリエを入れて火をつける。沸騰したら弱火にして1時間煮込む。火をとめる5分前にみじん切りのニンニクとパセリを入れ、塩、こしょうして味をととのえる。

ブリヌィ(ロシア風クレープ)
(ブリヌィ)(ロシア風クレープ)(ナターシャさん公認レシピ)
(10個分)材料:(生地)強力粉100g、塩小さじ1/2、水180cc
(具A)合挽肉140g、タマネギ1/2、ピーマン小1個、カットトマト100g、固形スープ1個、オレガノ又はバジル、塩、こしょう適量
(具B)ジャガイモ200g、タマネギ1/4、バター10g、塩、こしょう適量
(ころも)小麦粉100g、たまご1/2個、水適量
作り方
1 具Aを作る。
① フライパンを熱し、合挽肉を炒める。余分な油は捨て、みじん切りにしたタマネギ、小さめの乱切りにしたピーマン、オレガノ又はバジルを加えてさらに炒める。
② ある程度火が通ったら、カットトマト、固形スープの素を加えて生地に包むのに適した状態になるまで煮込む。塩、こしょうして味をととのえる。
2 具Bを作る。
  ① ジャガイモは皮をむいて茹でる。
② タマネギはみじん切りにし、フライパンできつね色になるまで炒める。
  ③ 茹で上がった①をつぶし、②、バターを加えて混ぜ、塩、こしょうしておく。
3 生地を焼く。(10枚)
① ボールに生地の材料を入れ混ぜ合わせる。
② フライパンを熱して生地を入れ、薄く伸ばして焼く。約1分程度焼いたら裏返して両面を焼く。焼けたら取り出して重ねておく。(取り出した生地にバターを塗っておくと風味が増す。)
4 生地にそれぞれの具を5分の1ずつのせ、春巻きの要領で包む。
5 ころもを作る
① 小麦粉に少量の水を加えて混ぜ、卵を加えてだまができないように混ぜる。
② ①に少しずつ水を加えて伸ばす。ホイップクリーム程度の濃度になるように調節する。
6 4に5のころもを付け、フライパンで両面がきつね色になるまで焼く。

【ボルゴグラードの日が開催されました。】今年はボルゴグラード市よりヴァレリイ・ヴァシルコフ市長、ウラジミル・ソバカル市執行役員一行をお迎えし、姉妹都市40周年記念行事として行われました。(2012年11月11日日曜日 広島市留学生会館 広島市南区荒神町1-1)ブッフェメニューレシピを冒頭に紹介しています。

【国際交流・協力の日に参加しました。】2012年11月18日(日)広島国際会議場 その周辺
[写真は12月16日 安佐北真亀1丁目自治会竹酒まつりにお招きいただきました。]

【カリンカ公演の報告をしました。】11月30日 国際会議場での「2011年度下期及び2012年度上期国際交流・協力補助金交付事業公開報告会(広島平和文化センター)」で報告しました。参加団体10団体で情報交換いたしました。

【問題提起:「日ロ領土問題解決・平和条約締結促進を目指して 事態打開の方途をさぐる」】[日ユ協会常任理事・京都府連会長長砂實さんより提案。(第6回)]
2)ソ連時代
①「日ソ戦戦争」(「シベリア出兵」1918-1922、「張鼓峰事件」1938、「ノモンハン事件」1939、日独伊三国同盟1940、「関特演」1941、「日ソ中立条約」1941などなど) 戦争責任
②対日参戦の見返り条件とされたソ連による千島占領 「ヤルタ協定」など、大義不在
「日ソ中立条約」廃棄、対日参戦、「ポツダム宣言」受諾後の千島占領、スターリンの「ソ
連国民に対する呼びかけ」(1945.9.2)、国内法によるソ連(ロシア共和国)へ「千島」など編入(1946.2.
3)…「スターリンの横暴」?第二次世界大戦の性格 日ソ冷戦開始
③サンフランシスコ講和会議のボイコット スターリンの意図(誤り?)「ダレスの罠」
④「日ソ共同宣言」(1956)での国交回復、領土問題と平和条約締結交渉 条約的性格(以下次号)


第14回全国女性集会 ニュース第1号                      2012年12月13日
 
  日本ユーラシア協会女性会員の皆様におかれては、それぞれにご活躍のことと存じます。
 本部女性委員会は来年度開催予定の「第14回全国女性集会」について準備を始めました。
 現在、理事会に報告し決定していることは次のことです。

   開催日 2013年10月19日・20日(土・日)
   開催地 北海道 登別温泉 登別グランドホテル
 
 具体的内容は徐々に決めて行くことになりますが、まずは、集会のメーンとなる講演会について考えることになりました。12月現在以下の方が候補に挙がっていますが、皆さんの希望をうかがおうということになりました。
つきましては、皆さん話し合いの上、希望のテーマまたは講師を本部までお知らせください。

 ○在札幌ロシア連邦総領事婦人(歴史学修士)の話
 ○札幌の姉妹都市ノボシビルスクについての話
 ○アイヌの方からの話と伝統文化
 ○ロシア正教司祭夫人 山崎瞳さんの話
 
☆北海道女性委員会より候補者提案
 
○小野有五(おのゆうご) 北海道大学大学院名誉教授、アイヌ語地名の復活やサンルダム建設に対する反対運動、原子力発電への反対運動、先住民の知恵を活かしたエコツーリズムの推進など活動は多義。父は、ロシア文学者の小野俊一、父の元妻は小野アンナ、オノ・ヨーコは従姉。
○「知里(ちり)幸恵(ゆきえ) 銀のしずく記念館」館長 横山むつみ 
知里幸恵:アイヌで初めてアイヌの物語を文字化した「アイヌ神謡集」の著者

 以上、会員の皆様の協力を得て意義ある集会になるようにする所存ですので、よろしくお願いいたします。
 
                      女性委員会 柿倉千穂子


講演会についての要望

 講 師 [ ]
 テーマ [ ]

府県連・支部名[ ]
責任者 氏名 [ ]
      連絡 電話
         E:mail
 
*本部へFAXまたはメールでお知らせください。締め切りは今年中とします。
FAX:03-3429-8233  E-mail:jes@kt.rim.or.jp
  
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ポール・ガンター Paul Gunter 来日講演会(京都・東京)

2012-12-14 08:26:06 | 日記
ポール・ガンター(Paul Gunter) 来日講演会(京都・東京)
原子力規制委員会の手本 米国NRCの実態を暴く
http://www.greenaction-japan.org/internal/121218_flyer_jp.pdf

開催主旨: 今年9月に新しく出来た日本の原子力規制委員会は、米国NRCの
「独立性」を目指し組織されました。米国NRCは、いったいどのようなこと
をやってきているのでしょうか?35年間米国でNRCと原子炉の監視役をになってきた、Beyond Nuclear のポール・ガンター氏をお招きし、米国の規制について直接お話をうかがいます。米国の規制の実態を知り、日本の原子力規制委員会を市民の立場から監視していきましょう。

講師:ポール・ガンター
35年以上の環境活動家、そしてエネルギー政策アナリストとしての経験をもつ。
NGOビヨンド・ニュークリア「原子炉監視プロジェクト」の責任者として、
原子炉による災害に声高に取り組んでいる。米国原子力規制委員会と原子力産業に対する監視役を担っている。

日時 2012年12月18日(火)18:45~20:50
会場 同志社大学 弘風館49 番教室
 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学今出川校地 弘風館
 地下鉄烏丸線 今出川駅より徒歩3分
(弘風館が工事中のため、東側と北側・南側の入口が閉鎖されています。
建物の西側の入口よりお入りください。)

資料代 一般500円、学生300円 (通訳あり)
賛同団体 使い捨て時代を考える会 / 美浜の会

主催 グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103. E-mail: info@greenaction-japan.org 
Tel 075-701-7223 Fax 075-702-1952
HP http://www.greenaction-japan.org/


【東京】
東京では、今回、次の二つの会合が開かれます。東京近辺に在住の方はこちらにもご参加ください。ポール・ガンター氏も加わっての集会です。
********************************
2つのご案内をいたします
①12月15日 午前10時~15時(午前と午後)
  イイノホールカンファレンスルームにて
 発言)満田夏花(FoEJapan)、後藤政志(APAST代表)、ソ・ヒョンリム(韓国グリーンピース)、PaulGunter(米、 Beyond Nuclear代表)、Christoph Pistner(独、エコ研)の五名
 午前の部「どこか変だよ、今の原子力規制」:現状の報告と問題点の抽出
 午後の部「原子力規制への市民の提言」:市民の安全を守るための規制について討論という構成になっています。
有料です(前売り:午前1200円、午後1200円)。情報室に申し込んでください。
これは、脱原発世界会議2の企画として、原子力資料情報室が担当しています。
どうぞ、ふるってご参加ください。

②12月17日 午後1時~5時
  さくら共同法律事務所
  規制問題に取り組んでいる関心の高い人たちとの交流・意見交換
  こちらにもふるってご参加ください。こちらは参加費はありません。

***********
伴 英幸
認定NPO法人 原子力資料情報室
共同代表
***********



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ESD国際シンポジウム(2012年12月18日)

2012-12-10 08:36:13 | 日記


12月18日開催:「ESDの国際的な潮流」
日 時:2012年12月18日(火) 13:00~17:00
(受付開始 12:00)
場 所:文部科学省講堂
(東京都千代田区霞が関3-2-2 中央合同庁舎第7号館 東館3階)
主 催:国立教育政策研究所
後 援(申請中):外務省、環境省、日本ユネスコ国内委員会、全国教育研究所連盟、特例財団法人教育研究振興会、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)、国連大学高等研究所、日本科学教育学会、日本環境教育学会、日本地学教育学会、日本学校教育学会、日本教科教育学会、日本理科教育学会、異文化間教育学会、全国小中学校環境教育研究会(順不同)
参加費:無料
参加登録:http://www.nier.go.jp/symposium/kokusai_H24/index.html


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さよなら原発ヒロシマの会 連続市民講座(第2回)

2012-12-08 02:46:58 | 日記
さよなら原発ヒロシマの会 連続市民講座(第2回)
講師:田村栄子さん
(ドイツ現代史研究者・元佐賀大学教授・さよなら原発ヒロシマの会運営委員)
日時::12月14日(金)午後6時30分~8時
場所:原爆資料館地下会議室(2)
【注意】原爆資料館の開館時間は午後5時までですが本講座の終わるまでは南側入口から出入りできます。
資料代:300円
講師:田村栄子さん
(ドイツ現代史研究者・元佐賀大学教授・さよなら原発ヒロシマの会運営委員)


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タルコフスキー生誕80周年記念映画祭

2012-12-08 01:48:05 | 日記
タルコフスキー生誕80周年記念映画祭
Андрей Арсеньевич Тарковский
広島 横川シネマ!! 12月22日(土)~1月4日(金)http://yokogawa-cine.jugem.jp/
http://pandorafilms.wordpress.com/tokushu/tarkovsky2012/


◆上映日程◆ 京都 京都みなみ会館 11月24日(日)~12月14日(金)
広島 横川シネマ!! 12月22日(土)~1月4日(金)
福岡 KBCシネマ 1月5日(土)~

◆上映作品◆
1)ローラーとバイオリン /2)僕の村は戦場だった /3)アンドレイ・ルブリョフ /
4)惑星ソラリス /5)鏡 /6)ストーカー /7)ノスタルジア /8)サクリファイス

http://www.kinopoisk.ru/name/162633/
1)Каток и скрипка(1962):http://www.filmec.by/genre/drama/katok-i-skripka/
Семилетнему Саше пора на занятия, а дворовые мальчишки, как всегда, поджидают маленького музыканта со своими обидными играми. Но в этот раз за мальчика вступается молодой рабочий Сергей ― рядом с домом кладут новый асфальт.

Спокойный и немного грустный, Сергей так годится Саше в отцы, ведь у него можно узнать ответы на настоящие мужские вопросы: «Страшно ли на войне?» или «Что лучше ― сигареты или папиросы?». Да и у молодого рабочего есть вопросы к мальчику, например, «Сколько лет надо учиться играть на скрипке?».

2)Иваново детство(1962):http://kinopower.ru/news/ivanovo_detstvo/2012-10-01-5480
При анализе первого полнометражного фильма молодого Андрея Тарковского (премьера состоялась всего через два дня после того, как он отметил 30-летие) как-то упускается из виду, что выпускник ВГИКа, успевший снять на «Мосфильме» лирико-поэтическую короткометражку «Каток и скрипка», был по рекомендации своего учителя, прославленного режиссёра Михаила Ромма, брошен, что называется, в прорыв и оказался словно в «экзистенциальной ситуации», когда следовало спасать производственную единицу на студии. Прежний постановщик Эдуард Абалов совершенно не справился с материалом, поэтому был отстранён от дальнейшей работы. Что же, прежде всего, сделал новичок Тарковский, как только взялся за режиссуру? Вместе с Андреем Кончаловским, с которым потом напишет сценарий «Страсти по Андрею», послуживший основой для следующего шедевра «Андрей Рублёв», он напрочь изменил традиционную версию адаптации рассказа «Иван» Владимира Богомолова ― и писатель, как ни парадоксально, не смог ничего противопоставить напору молодого таланта, хотя позже добивался прекращения съёмок и полной консервации проектов (как в случае с «Моментом истины» Витаутаса Жалакявичюса).

3)Андрей Рублев(1967):http://filmin.ru/2218-andrej-rublyov.html
Русь начала XV века. Страну раздирают княжеские междоусобицы. Набеги татар, голод и мор преследуют народ… В эту трагическую эпоху появляется на Руси великий живописец, жизни и творчеству которого посвящен фильм.

Сведения о нем скудны и отрывочны. Лишь немногие творения гениального мастера дошли до нас. Авторы фильма стремились воссоздать духовный мир Андрея Рублева.

4)Солярис(1972):http://my-hit.ru/film/7557/online
На космическую станцию, сотрудники которой давно и тщетно пытаются сладить с загадкой планеты Солярис, покрытой Океаном, прибывает новый обитатель, психолог Крис Кельвин, чтобы разобраться в странных сообщениях, поступающих со станции, и «закрыть» ее вместе со всей бесплодной «соляристикой». Поначалу ему кажется, что немногие уцелевшие на станции ученые сошли с ума. Потом он и сам становится жертвой жуткого наваждения: ему является его бывшая возлюбленная Хари, некогда на земле покончившая с собой.

5) Зеркало(1974):http://vimeo.com/44315068
Герой картины мучительно боится потерять любовь и понимание близких людей: матери, любимой женщины, сына. И чувствует, что жизнь с каждым днем все дальше уводит их друг от друга. Пытаясь сохранить семью, он обращается памятью к самым сильным впечатлениям своего детства, стараясь в том, детском, мировосприятии найти опору и оправдание своим сегодняшним переживаниям.

6)Сталкер(1979) :http://video.sibnet.ru/video766458-Andrey_Tarkovskiy_Stalker__o_Zone_/
В этой ленте, снятой по мотивам повести братьев Стругацких «Пикник на обочине», действие происходит в некой запретной Зоне, где, по слухам, существует комната, где исполняются самые заветные желания.

К этой комнате отправляются модный Писатель и авторитетный Профессор ― каждый по своим причинам, о которых предпочитают не говорить. А ведет их туда Сталкер ― проводник по Зоне ― то ли юродивый, то ли апостол новой веры…

7)Ностальгия(1983):http://filmin.ru/2191-nostalgiya.html
Русский писатель Андрей Горчаков приезжает в Италию в поисках биографических следов крепостного музыканта Павла Сосновского, некогда посетившего эти места. Поиски примет эмиграционных дней жизни музыканта ― это и есть то, что связывает Горчакова c переводчицей Юдженией, беспомощно пытающейся понять причину тоски русского друга посредством томика стихов Арсения Тарковского.

Вскоре Горчаков начинает осознавать, что история музыканта ― это отчасти и его собственная история: в Италии он чувствует себя чужим, но и вернуться домой уже не может. Героем овладевает тягостное оцепенение, тоска по родине переходит в болезнь…     

8)Жертвоприношение(1983):http://www.1tv.ru/documentary/fi7496/fd201204032355
http://video.yandex.ru/users/anevski-v/view/74#
Чем надо пожертвовать, чтобы спасти мир от надвигающейся катастрофы? Своим имуществом, своим образом жизни, а может быть, своей жизнью? Что положит герой фильма на алтарь Всемогущего Творца, если последний, конечно, существует?!
     
◆上映日程◆ 京都 京都みなみ会館 11月24日(日)~12月14日(金)
広島 横川シネマ!! 12月22日(土)~1月4日(金)
福岡 KBCシネマ 1月5日(土)~

◆上映作品◆

1)『ローラーとバイオリン』
1960年/カラー/35ミリ/スタンダード/46分
1960年ニューヨーク国際学生映画コンクール第一位
バイオリン大好き少年サーシャは、近所の少年たちにいじめられているところを、青年セルゲイに助けられる。セルゲイはローラーで整地作業をする労働者だったが、これをきっかけに二人は友だちになり、サーシャは労働を知り、セルゲイは音楽に心を開かれてゆく。だが、二人で映画を見ることをサーシャの母親は反対するのだった・・・・。タルコフスキーが全ソ国立映画大学卒業制作としてつくった第一回監督作品で、アルベール・ラモリスの『赤い風船』に刺激されたと言われている。大学同窓の盟友アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキーと一緒に脚本を執筆。

2)『僕の村は戦場だった』
1962年/モノクロ/デジタル/スタンダード/91分
1962年ヴィネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞/
サンフランシスコ国際映画祭監督賞
タルコフスキーの長編第一回監督作品。第二次世界大戦下のソビエト。カッコーの鳴く美しい村で、明るい陽光と戯れる12才の少年イワンはママから水をもらう。と、そこに銃声が響く。イワンは両親と妹をドイツ軍に殺され、一人ぼっちになってしまった。まだ、あどけなさの残る彼は、学校に通わせたいとの周囲の大人たちの思いをよそに、復讐心に燃えてパルチザンに協力し、危険をおかして敵の占領地域への偵察活動に従事するが・・。幼い者のこころをゆがめる戦争。激しい戦闘シーンと、少年の心に時折よみがえる平和な日々の対比の中で、戦争の悲惨さと虚しさが浮かびあがる傑作である。

3)『アンドレイ・ルブリョフ』
1967年/モノクロ&カラー/35ミリ/シネスコ/182分
1969年カンヌ国際映画祭批評家連盟賞
時は15世紀初頭。モスクワのアンドロニコフ修道院で、信仰と絵画の修業を積んだアンドレイたち僧侶は、降りしきる雨の田舎道を急いでいた。彼らは道中、旅芸人が権力を風刺して捕えられるのを目撃した。圧制に苦しむ民衆を目の当たりにしてアンドレイの苦悩は深まる。ロシア最高の伝説的イコン画家アンドレイ・ルブリョフ(14世紀後半から15世紀前半)の生涯を描き、同時に当時のロシア社会をあぶりだす。10のエピソードにより、時代と人間、社会と民衆を重層的に積み上げて映画を構成し、歴史の真実に迫った意欲作。ロケ地となったウラジーミル、スズタリ、ノヴゴロドなどの古都も美しく印象的である。

4)『惑星ソラリス』
1972年/モノクロ&カラー/デジタル/シネスコ/160分
原作『ソラリスの陽のもとに』(スタニスワム・レム)
1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞他
世界SF映画史上に金字塔を打ち立てた作品である。海と雲に覆われ、生物の生存が確認されていない惑星ソラリス。だが、ソラリスの海は理性を持つと科学者たちは考え、何度も海と接触しようと試みたが失敗。宇宙ステーションは混乱に陥り、地上との交信が途切れてしまう。その調査のために派遣された心理学者クリスの目前に現れたのは、友人の死体に自殺した妻。さらに、残された二人の科学者は何かに怯えている・・・。極限状態にある人間の心に焦点を当て、哲学的命題を観客に投げかけてよこす。ちなみに未来都市の風景として映し出されるのは、東京都港区赤坂見附の立体交差。一人で見ては語りたくなり、誰かと一緒に見ては考える、そんな深い思索を呼び覚ます映画である。

5)『鏡』
1975年/カラー/35ミリ/スタンダード/110分
タルコフスキーの自伝的要素の濃い作品である。過去と現在を交差させる中から、<私>の記憶が蘇る。木立に囲まれた祖父の家で髪を洗う母。暮らしに困り宝石を売る母に従いて行ったこと。火事で納屋が燃えた年に家族の許から去っていった父。電話が突然鳴る。母の勤める印刷会社の同僚が誰かの死を知らせてきた。校正ミスで、アタフタした大人たちのことを思い出す。時として校正ミスは、命にもかかわる政治問題を引き起こした。第二次世界大戦、中国の文化大革命、宇宙開発、中ソ国境紛争など、激動の世界情勢も描かれ、心象風景が次第に形づくられてゆく。見た後、いつまでも余韻が残る不思議な魅力に溢れる作品である。ちなみに母のカットに流れるのは、タルコフスキー自らが詠む実父アルセニー・タルコフスキーの詩である。

6)『ストーカー』
1979年/カラー/デジタル/スタンダード/155分
原作 『路傍のピクニック』(ストルガツキー兄弟)
タルコフスキーの名を世界映画史に刻印した作品である。SF愛好者なら知らぬ人のいないストルガツキー兄弟が、自らの原作をもとに脚本も執筆。隕石でも落ちたのか、大地に突然現れた空間<ゾーン>。その中には願掛けの<部屋>があると言われ、<ストーカー>と呼ばれる部屋案内人の三人の男たちがいた。雨、水、火などのタルコフスキー映画に欠かせない要素を駆使して、規制の多い当時のソビエト社会の暗喩と、そこに生きる人々の苦悩と未来への希望を描く。思索の愉悦を堪能できることだろう。

7)『ノスタルジア』
1983年/カラー/35ミリ/ヴィスタ/伊・仏・ソ共同製作/126分
脚本 タルコフスキーとトニーノ・グエッラとの共同脚本
1983年カンヌ国際映画祭創造大賞・国際映画批評家連盟賞・エキュメニック賞
提供 ザジフィルムズ
イタリア、トスカーナ地方。モスクワの詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳のエウジェニアは、18世紀ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡を辿っていた。アンドレイは病に侵されている。村には世界の終末を憂え、家族ぐるみであばら家に閉じこもるドメニコがいた。彼はアンドレイに、「ロウソクの火を消さずに広場を渡る。それが世界の救済に結び付く」と言う・・・・。水、霧、光と言ったタルコフスキー作品に欠かせない要素で、混迷の世界とそれを憂える心を抒情的に描き出す。主人公アンドレイの読む詩は、タルコフスキーの父、アルセニー・タルコフスキーによるものである。なお、タルコフスキーは本作を機にイタリアに亡命した。

8)『サクリファイス』
1986年/カラー/35ミリ/ヴィスタ/瑞・仏共同製作/149分
1986年カンヌ国際映画祭審査員特別大賞/国際映画批評家連盟賞/エキュメニック/芸術特別貢献賞
提供 フランス映画社
タルコフスキーの遺作となった作品である。俳優のアレクサンデルは現役を引退して、スウェーデンのゴトランド島に妻と娘と息子と共に静かに暮らし、誕生日には木を植えるのを習慣にしていた。ある年の誕生日、アレクサンデルは、植えた枯木に水をやり続けて、遂に蘇らせた僧の伝説を話す。その同じ日、核戦争勃発の報せを聞く。アレクサンデルは、平和が戻り、愛する人々を救うためなら自らを犠牲に捧げると、神に誓うのだった・・・。抑制されたセリフ、美しい自然の情景の中で展開する物語は、人々の心を打ち、カンヌで絶賛され、史上初と言われる四冠に輝いた。








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