日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

タシケント・ペテルブルグ旅行のお誘い

2016-05-30 11:29:32 | 日記
お知らせ
日本ユーラシア協会会員の皆様へ
タシケント・ペテルブルグ旅行のお誘い
成田空港発8月16日~帰国8月26日
(タシケント16日~19日、ペテルブルグ19日~25日)
      日本ユーラシア協会呉支部       副支部長 藤井孝志
 ユーラシア協会広島県連・呉支部会員で、タシケント・ペテルブルグに長期滞在をされていた、一杉次郎さんの奥様エルビラさんはウズベキスタン・タシケントのご出身です。その奥様が、一時帰国をするということを聞いた会員数名からの希望で、タシケント・ペテルブルグ旅行を実現しました。そのルートも通常のものではなく、ユニークですが、現地でのプログラムもエルビラさんの人脈を生かしたユニークなものになっています。
 ウズベキスタンでは、タシケントの市内観光、サマルカンド観光に加え、マハッラ(ウズベキスタンの地縁共同体)を訪問し庶民の暮らしぶりを体験したり、タシケント・オペレッタ劇場の歌手を招いた、ディナーコンサー
トで、タシケントの文化生活を堪能します。
タシケントの逗留先は、最近出来たゲストハウスですが、経営者は、娘さんのカリーナさんの友人です。朝食は、タシケント調理師学校を出たエルビラさんと長女のカリーナさんが用意してくれます。
 ロシア・サンクトペテルブルグは、市内のホテルだけでなく、ペテルゴーフにあるホテルに泊まります。これにより、都会的ロシアと、田園的ロシアの両面から、ロシアを楽しむことができます。市内のホテルからペテルゴーフへ移動する道筋には、ダーチャが散在しているので立ち寄ります。
市内観光は、午前中にバスで主要な名所を回り、午後はエルミタージュを見学します。
 プーシキン市のリツェイ、エカテリーナ宮殿、ペテルゴーフ、クロンシュタット等郊外の見どころは、通常、市内のホテルからバスで移動するところを、ペテルゴーフのホテルを拠点にして訪れますので、緑溢れる、ロシア
の郊外の気分に浸ることが出来ます。自由時間にホテル周辺を散策するのも良いと思います。
 また、今回の参加者は、呉の方が多いので、広瀬中佐、所縁の地であるクロンシュタットを訪ねることにしました。
 海外旅行の楽しみの一つは食事です。市内では、バイキング形式のホテルの朝食以外は、昼食、夕食とも外部のカフェ・レストランを利用します。ペテルゴーフの夕食はホテルのレストランになります。ボルシチ・ピロシキ
といった家庭料理ではなく、ペテルブルグでも評判の料理長が担当する宮廷料理です。日本のロシア料理店では、滅多に目にすることの出来ない料理ですから、ロシア料理にご関心のある方にもお勧めです。料理に造詣の
深いエルビラさんが、レストランの責任者と相談してメニューを選定されたそうです。
 航空券を団体予約として10名分確保してありますが、既に8名が確定しておりますので、残り2名となっております。
 ご関心のある方は、旅程表(費用明細を含む)をご請求下さい。 申込期限は6月20日になります。
お問合せ、資料請求先 ; 藤井又は一杉まで
電話   藤井080-5610-9751       一杉 080-2946-634
e-mail  藤井 applelove@icloud.com
     一杉 jironkaoneginlensky@gmail.com
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日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2016年5月30日

2016-05-30 11:13:23 | 日記
 日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2016年5月30日

【広島県連定期総会が開催】
4月24日広島市留学生会館2階研修室3にて日本ユーラシア協会広島県支部連合会定期総会、日本ユーラシア協会第59回広島支部定期総会、第60回広島支部定期総会が開催されました。
 4月2日、カザフスタンのセメイから来広した、留学生カリーナ・ナインバエワさん(15歳)が、総会を挟んでカザフスタンンの踊りとスピーチを披露。カリーナさんは、協会員と中国新聞の記者にたいして5月4日のフラワーフェスティバル出演のリハーサルを兼ねて行った。彼女は14歳の時に、東カザフスタン地区舞踊競技大会で優勝した。会員の小畠さんによるとこの民族舞踊は新体操に似ているとのこと。

【2016第40回ひろしまフラワーフェスティバル】
 5月3日~5月5日の初日は生憎の雨天でしたが、多くのお客様と交流できました。
 FF参加にに当たりましては皆様に感謝!!




【ロシア語能力検定公開試験】
 2016年度第67回ロシア語能力検定公開試験が実施されました。5月29日(日曜日) 広島会場は広島市留学生会館2階研修室3で実施、3級6名、4級5名の申し込みがありました。
 次回第68回は10月8日(土)(2級4級)、9日(日)(1級3級)が実施されます。
HP http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/  

【第2回ユーラシア講演会】
日本ユーラシア協会広島県支部連合会、広島支部、呉支部は5月、以下のようなイベントを開催しました。
・5月12日(木) 広島市留学生会館で第2回ユーラシア講演会
「太平洋戦争の遠因となった日露戦争」の続編 柴田順吉さんが講師
 ~2009年から2011年までNHKテレビで放映された「坂の上の雲」を評す~
[講演会のアンケート結果](アンケート回答数16)
1評価・大変よかった7 ・よかった7 ・まあまあ2 ・よくなかった0 
2 お気づき、ご意見、感想など
・大和ミュージアムガイドを始めました。チョイスしたいことが盛りだくさんでとても有意義でした。
・質問、意見交換の時間が少し不足のようでした。太平洋戦争が始まった原因について講演してくださるとありがたいのですが・・・日本の学校ではほとんど活かしていないと思います。
・ありがとうございました。・教科書にない歴史観が面白かった。
・こうした歴史を学ぶことは必要。
・今後、動向~日、中戦争、に向けて・・・戦略、歴史は繰り返す~戦争の動向、国民に真実を伝えること、第3回の企画~(10回連続)でお願いします。
・幕末の貨幣価値に興味津々でした。
・具体的な話があるところが面白かった。時間が少ないと思う。戦争の経済的側面がしれて面白かった。
・今回、知人から資料を見せてもらい、前もって読んでいたのでよく理解できました。これまで知らなかった過去の戦争の実態と理由に心を揺さぶられる思いがしました。会場では先生の話を聞きながら時には、エピソードにみなさん笑いも出ていたけど・・・私は心が痛み、笑い事ではないと思いました。戦争は、国民の生活や命を犠牲に辛いだけです。日本国の人間は、対話と思いやり、話し合う気持ちで絶対戦争はしないと確約して欲しい、平和・和平あるのみ。そうはいかない諸事情があるにせよ、命の大切さを子どもたちに伝えて行こう!
・日露戦争をよく知らなかったので参考になりました。
・知らないことを教えてもらってありがたい。
3 日本ユーラシア協会への要望
・資料の熱心さに敬意を表します。
・歌って躍っての催しだけでなく各国の歴史を学ぶこともテーマにしてください。ありがとうございました、またの企画をよろしくお願いします。

 ・同日夕刻 国際ホテル芸州本店で懇親会
 ・5月12日(金) 呉市豊島周辺で船釣り、呉市大崎下島御手洗観光、           豊島ゲストハウスで夕食交流会
 ・5月14日(土) 呉市”グリンピアせとうち”で「ミカン輸出勉強            会」、「ユーラシア文化交流会」
 ・5月15日(日) 岡山県赤磐市で岡山のダーチャ訪問
 ・5月24日(火) 下蒲刈島でダーチャガールがミカン収穫作業体験
12日から14日まで参加(釣りの間は御手洗観光)された、北九州支部中島様が感想文を寄せてくださいましたので、ご紹介します。(呉支部 藤井)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 島中何処へ行っても漂うみかんの花の良い香り、そよ風に吹かれて海辺のドライブ。うららかな午後の路地を散策しながら写真を撮る。北九州では、冷蔵庫は要らないね、と言われるくらい我が家のすぐ下にスーパーマーケット。文化センター、病院、郵便局、銀行、バス停も。年をとったら生活に便利な処に住むのが良い、と言うけれどこんな穏やかで、澄んだ空気、平和な環境も欲しいと思うわがまま。両方手に入れる事は出来ない物か。そんな此処でも問題はあり、そこで奮闘している人達がいる。そして教科書では教えてくれない戦争の話。本当の事を知るって深い処での満足感があり、勉強の楽しさを味わう。知った事を行動に繋げてこそ。
 人との出会いも狭い視野を広げてくれる。同じ方向を見ている人達との会話は、信頼と楽しさがある。一方、みんな一緒は、安心だけれど、どこか落ち着かない。今流行りの多様性ってやつ、又は ”嫌われる勇気”?
 こうしなければ、ああでなければ、と言った縛りのゆるい自由感。

【連載第7回「戦争をする国づくり」とヒロシマ ー岩国・呉の基地強化を許さないー】湯浅一郎さん(ピースデポ)講演[12.8不戦の誓いヒロシマ集会(20141208)]より。
「(4)9条を外交政策に具体化し、自衛隊を国防軍にさせない世論形成へ」
1)法案阻止と中長期的な視野を
・当面は、来年の通常国会以降の閣議決定やガイドライン見直しに対応した関連法案の阻止に全力で向かうべき。小さくとも、歯止めになることを入れ込ませる努力も。仮に法律が出来てしまっても、あきらめてはならない。周辺事態法、有事包括法、特定秘密保護法などは出来ているが、必ずしも使われる事態がせっぱ詰まって出現したわけではない。使われないですむような状況を保持していくことが重要。後方支援法、国家安全保障基本法などの法案も、似たような状況になる可能性は高い。特に、米国は、しばらくの間、戦争が出来る経済状況にはない。財政赤宇を再建することが連邦政府の焦眉の課題である限り戦争をしている余裕などない。

2)朝鮮戦争を終わらせ北東アジアに非核兵器地帯を 一「安全保障ジレンマ」の悪循環を超えるために一
 安倍政権の軍事優先路線に対する抵抗闘争はきわめて重要。しかし、それに併行して、軍事により問題を解決していく政策には、安全保障ジレンマという懸案の課題がつきまとうことを市民が共有することが重要。これを解くためには、軍事的対応を強化することでは実現できない。米ソ冷戦終結から24年の今も続く冷戦と安全保障ジレンマを解くために、共通の安全保障に基づく北東アジア非核兵器地帯や朝鮮半島の平和協定などをパッケージにした外交政策を打ち出させる世論を作ることが、一方で重要。北東アジア非核兵器地帯をめぐり、注目すべき新たな動きがある。
①13年7月26日、UN軍縮諮問委員会の作業報告で、「国連事務総長は、北東アジア非核兵器地帯の実現へ向けた適切な行動を検討すべきである」との画期的な勧告。
②13年10月21日、日本政府も核の不使用声明に賛同。国連総会第一委員会でニュージーランドが提案した4回目の「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に日本が初めて賛同。
 この声明には、「核兵器がふたたび、いかなる状況下においても、使用されないことに人類の生存がかかっています」と言う文言がある。いわぱ「核兵器の不使用を求める共同声明」。
 北東アジア非核兵器地帯化を支持する署名に賛同する自治体首長は現在546名に。
14年4月28日、田上長崎市長、松井広島市長が国連事務総長に署名を提出。
・北東アジア非核兵器地帯を柱とした包括的な平和購想をつくろうという世論を!
 これは、日本が、憲法9条を生かした外交政策を具体的に追求することを意味する。
→おのずから安倍政権の安保政策の不当性と滑稽さが浮き彫りになる。

      [次回は「おわりに ーカギを握る市民社会の役割ー」
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