時々、その存在についてついつい取沙汰してしまいがちな妖怪、それが僕の脳内におけるイッタンモメンの立ち位置なのです。わけのわからん婉曲表現抜きにストレートに表現すると、僕はイッタンモメンがダイスキです、ってな感じになります。
今日びのオコチャマはイッタンモメンをゲゲゲの鬼太郎の子分ぐらいにしか考えていないように思います。しかし、僕が子供の頃に読んでいた妖怪百科とか図鑑なんかでは、イッタンモメンは九州地区の有力妖怪で人間にグルグル巻きついて絞め殺してしまうような、かなりデインジャラスな存在とされていました。そんなわけで僕はけっこう恐怖心めいたものを抱いていたのです。
それでなくても小学生時分に、図書館でイッタンモメンを目撃したことがありまる、と思い込んでいるので、やっぱり僕の心の中のイッタンモメンは今日の写真のような感じなのです。