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やりました、解決しました!!ちょっと前から疑問に感じていたことにシロクロつけることがでけました。っというのが今日の水中写真であるわけなのです。
前に南伊勢町の山に登ったときに麓を流れる川をじーっと見ているとカワムツに紛れてなんかアユっぽい魚が泳いでいるように見えたのです。とにかく背中に白い斑が入っていないのでカワムツではないことは確実である上に、体型がカワムツよりも細長い感じで、何よりも鰓蓋らへんが黄色っぽく見えるのです。
上から見るだけでは確信を持つには到らなかった場合、ダイバーさんとしてはどうしたら良いのでしょう??
答えは”水中眼鏡をかけて自分の目で見てくる”です。そして今日その通りに実行してきました。台風の降雨の影響が心配でしたが、現場は増水や濁りもなく特に問題はありませんでした。
えっちらおっちらコンクリ護岸を降りていって(途中でヘビを2匹見て帰ろうかと思ってしまいました)川幅3m最大水深2mぐらいの水がよどんだトロ場に水中眼鏡をかけてオッカナビックリ顔をつけ込んでみると、、、ととと、とととっととと、ビックリしました!!
カワムツが多量におるんですわ。よくぞまあ、こんな小規模なトロ場にこれだけの個体密度でおって生活成り立つよなぁ、と感心するぐらいおるんですわ。
しかもなんかフレンドリーです。僕カワムツ軍団に囲まれてしまいました。その上時々僕の手やら足をつついてくるヤツがあるんですわ。もぉお、完全にエサ扱いですわ、ハラ壊さんように気をつけて欲しいです。ほかにもヨシノボリをはじめとする淡水のハゼやカマツカみたいなモノやらモクズガニっぽいカニなんかもいてとてもニギヤカでした。
あぁ、そうそうほんでアユですわ。やっぱしアユでしたわ。っというか水中写真見たらわかりますか、そうですか。
絶対数こそカワムツ軍団に圧倒的に及ばないものの川底の石の付着珪藻なんか食むときに腹部をキラっとさせて絶大な存在感でした。
アユといえば流れがあるところで縄張りを持つ習性が良く知られていますが、今回のように流れが緩い場所で小型個体が群れを作って生活するケースある、なんてゆうことをこの前どこかで読んだような記憶があります。
それにしても寒かったです。水温を測ると気力が萎えると思ったので確認していないのですが、最終的に全身が震えてカメラが安定しなくなってしまいました。前にもこんなことを書きましたが、エア、フィルムが事実上無尽蔵に近い場合、潜水者の意思がダイレクトに制限要因となってきます。
今日なんて体力もクソも関係なかった(ほとんど運動していません、血を吸いにくるアブと闘ったぐらいですわ)ので防寒対策すればかなり長いこと川の中を眺めることができると思うのです(真夏に何をゆうとんやか、ですが)。いくら人目が少ない山の中とはいえ”ウェットスーツははしゃぎ過ぎやろう”と思って海パン+上着仕様を選択したのですが無理あり過ぎました。今年じゅうにもう一回入るかどうか微妙ですが、次やるならウェット、もしくはドライスーツですわ(アユはいないでしょうが、意外と冬の渇水期なんて気になったりしますので‥‥)。
アユを確認して気をよくした僕は何故かこの後五ヶ所湾を一望する五ヶ所浅間山、ひとよんで五ヶ所富士の山頂へ寄り道して家に帰ったのでした。
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