藤原良経
Fujiwara no Yoshitsune
小山順子
コレクション日本歌人選027
定家ら新風歌人のパトロンにして、
後鳥羽院から絶賛された、夭折の天才歌人。
藤原良経
新古今時代を代表する歌人。九条家歌壇を確立。
定家らが開拓した新風和歌の庇護者ならびに育成者として、また、後鳥羽院を補佐して『新古今集』成立に多大な貢献をした。
歌は印象鮮明な叙景的傾向に富む。
『新古今集』仮名序の筆者でもあり、歌は巻頭を飾った。歌集に『秋篠月集』がある。
監修:和歌文学会
初版:2012年1月10日
発行:笠間書院
解説「新古今和歌集を飾る美玉 良経」
【付録エッセイ】心底の秋(抄) 塚本邦雄
藤原良経の四十四首の解説