平家物語 殿上闇討 つけたる太刀脇はさんで殿上の小庭 に畏つてぞ候ひける。貫首以下あや しみをなして、うつぼより内鈴の綱の 辺に布衣の者の候ふは何者ぞ。 狼藉なり。とう〃〃まかり出でよ。と六 位を以ていはせられたりければ家 貞畏つて申しけるは相傳の主備 前の守殿の今夜闇討にせられ給 平成29年4月15日 4丁點參壱