左　藤原興風   ちぎりけむこゝろぞ   　　つらき七夕の   　としにひとたび   ...

  　　　左　　坂上是則 　　　　　　　　　ふる な　　みよし　　　　さと 　り　　　　野ゝ 　　ま　　山の　　　さむ 　　さる　　しら雪　　　く 　　　なり　　...

  　　　　右　藤原 　　　　　　　　元真 みち 　行　　　夏草は 　　　　　　　しげりに 　　人も 　　　　　　けりな むすぶ　　　　玉ぼこ 　　ばかり　　...

  　　前大僧正慈鎮   我恋は庭の   　　むらはぎうら   　　　　　　がれて   　ひとをも...

　　　元日 　　　　　　　　松堅 山里の人に見せばや   長閑なる都の 　　　　春の   ...

葵祭　斎王代路頭の儀   御息所心こゝろやましきをばさる物にて、かゝるやつれをそ れとしられぬるが、いみじうねたきことかぎりなし。 しぢなどもみ...

  　　　　　　　　　愛媛 　　　　　　　　　大学　古典叢刊　２７           新古今和謌集...

夕くれや　屼並ひたる雲　の　峯　　去来 　　はしめて洛に入て　　　　　　　　　　　　　　　　大阪雲のみね今のは比叡に　似た物か　　之道 ...

文部省第十二回美術展覽會出品       　　焔　　　　　　　上村松園女史筆   焔　上村松園 ...

冷泉家時雨亭叢書 新古今和歌集　文永本       　　　　　　　　　　　　　　　朝日新聞社 冷泉家時雨亭叢書　第四期　第四...