注文時に「5月7日発送予定」と連絡があったディグリーのブレーキパッドとシューが昨日の夕方に届きました。連休中には交換作業が出来ないと思っていたところだったのでありがたい限りです。
先日、SDKのFJR1300と鞍掛峠を越したときにブレーキの甘さを感じたのでパッドとシューを交換してみようと発注していたものです。
XLディグリーのブレーキはフロントが片押しの2ポッドディスクで、リアは機械式ドラムといういたってシンプルな構造で、ディグリーが我が家にやってきた時に前後ともオーバーホールを経験しているので特に問題なく作業が進みました。
まずはフロントブレーキのパッド交換から。
今回使用するパッドは、「RK メガアロイX」という製品で純正品より効きが良くコントロール性も高いとの評価からこれに決めました。
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①ジャッキアップ
サイドスタンドでも出来ますが、斜めになっての作業が続くので水平に。
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②パッドピン緩め
キャリパーアッセンの最下部にあるめくらネジをはずすと、六角ネジ(♀)が見えるので六角レンチで緩めておく(緩めるだけで抜かない)。キャリパー本体を外してからだと力を入れにくく作業性が悪いです。
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③キャリパー取り外し
ボルトを緩めフォークからキャリパーを外します。ディスクに平行にこじないように注意。古いパッドがついた状態です。まだまだ厚みは十分残っています。
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④パッド外し&装着
緩めておいたパッドピンを抜く前に、古いパッド同士の隙間にマイナスドライバーを差込みピストンを押し下げておきます。新しいパッドに代えると隙間が狭くなりディスクに入らないことがあるためです。
パッドピンを抜くとパッドが自然に外れてくるので、逆の要領で新しいパッドを装着します。ついでにパッドピンとピストンに薄くグリスを塗っておきます。塗りすぎると熱で溶け出してブレーキが全く効かなくなるので要注意です。高温に耐えるグリスをチョイスすることが重要です。
⑤キャリパー固定
キャリパーをフォークにボルト締めしますが、ここでもボルトに薄くグリスを塗っておきます。今後のメンテを考えアルミとの固着を防ぐ効果があります。
⑥ブレーキ液の送り込み
押し下げたピストンを出してパッドとディスクの間隙を適当な状態にするためブレーキレバーをポンピングし握り代が出来るまで続けます。この作業をしないまま試乗するとレバーを握っても全くブレーキが効かないので要注意。
<続く>
先日、SDKのFJR1300と鞍掛峠を越したときにブレーキの甘さを感じたのでパッドとシューを交換してみようと発注していたものです。
XLディグリーのブレーキはフロントが片押しの2ポッドディスクで、リアは機械式ドラムといういたってシンプルな構造で、ディグリーが我が家にやってきた時に前後ともオーバーホールを経験しているので特に問題なく作業が進みました。
まずはフロントブレーキのパッド交換から。
今回使用するパッドは、「RK メガアロイX」という製品で純正品より効きが良くコントロール性も高いとの評価からこれに決めました。
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①ジャッキアップ
サイドスタンドでも出来ますが、斜めになっての作業が続くので水平に。
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②パッドピン緩め
キャリパーアッセンの最下部にあるめくらネジをはずすと、六角ネジ(♀)が見えるので六角レンチで緩めておく(緩めるだけで抜かない)。キャリパー本体を外してからだと力を入れにくく作業性が悪いです。
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③キャリパー取り外し
ボルトを緩めフォークからキャリパーを外します。ディスクに平行にこじないように注意。古いパッドがついた状態です。まだまだ厚みは十分残っています。
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④パッド外し&装着
緩めておいたパッドピンを抜く前に、古いパッド同士の隙間にマイナスドライバーを差込みピストンを押し下げておきます。新しいパッドに代えると隙間が狭くなりディスクに入らないことがあるためです。
パッドピンを抜くとパッドが自然に外れてくるので、逆の要領で新しいパッドを装着します。ついでにパッドピンとピストンに薄くグリスを塗っておきます。塗りすぎると熱で溶け出してブレーキが全く効かなくなるので要注意です。高温に耐えるグリスをチョイスすることが重要です。
⑤キャリパー固定
キャリパーをフォークにボルト締めしますが、ここでもボルトに薄くグリスを塗っておきます。今後のメンテを考えアルミとの固着を防ぐ効果があります。
⑥ブレーキ液の送り込み
押し下げたピストンを出してパッドとディスクの間隙を適当な状態にするためブレーキレバーをポンピングし握り代が出来るまで続けます。この作業をしないまま試乗するとレバーを握っても全くブレーキが効かないので要注意。
<続く>