jogo式Canoe Life

シカトロ発展史(2)



シカトロは全てここから始まりました。2007年6月、T師匠が鯖を釣り上げました。この瞬間、シカトロのスイッチが入ったのです。シーカヤックで疑似餌を引っ張っても大して釣れない。これは通説でした。これにNoを突きつけ、改善、スキルアップ、研究を続けた結果、シカトロはシーカヤックを使ったアクティビティーの一翼を担うまでに発展したのです。
あれから8年。仲間も増え、新しいアイデア、柔軟な発想、多くの挑戦と失敗を経ました。釣った魚はメンバー全体で5000匹を超えているでしょう。素晴らしいことです。


この2年ぐらいの釣果アップは眼を見張るものがあります。これを支えているのは膨大なデータです。ZCC漁労部リーダーのヒロさんが毎週メンバーの釣果をExcelで集計。その結果が日曜の夜に毎週送られてきます。これを見て、ニタニタしたり、鋭い目付きになったり。誰が、どこで、どの仕掛けで、どんな大きさの魚を釣ったか。魚を捉えた決め手、例えば鳥山があったとか、海面にウジャウジャ魚が沸いてたとか、匂いがしたなど、詳細情報が添えられている。だからこれを分析すれば次の週、どこで魚が釣れるかある程度予測できるのだ。細かい積み重ねが身を結び、現在につながっています。
昨年の年間データを受け取りました。シーズンを通しての釣果を見ると、幾つもの発見があります。まず、出だしが良い。シーズン開幕の1週間で40cm台の鯖がチョイチョイ上がってる。7月後半は霧に巻かれてる日が多い。コンパスなしで海に出るのは危険だ。7月24日から一気にシイラのサイズが80cm以上に。8月には90オーバー。これに伴い、仕掛けをブチ抜かれることが多発。ハリスとジョイントは全て新品に変えるべき時だ。9月からはシカタコ(マダコ釣り)がいい感じ。そして10-12月は一発の大物釣りへダイナミックに変容する。
ああ、年間データを見て興奮しました。シカトロは大人の部活のような気がしてきました。大人だって、何かに熱中したい、感動したい。こういった思いを満たしてくれるのがシカトロです。今シーズンも燃えるぞー。

瞬、毎秒が楽しいので、これからもいい形になってくるだろう。 須藤元気
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