普通の会社が選択と集中をする場合、資本をメインに絞る事で大勢の回復を狙うものです。
ところが、uuumの場合メインにはヒカキンさんやはじめしゃちょーさんがおられます。
その他にもそうそうたるメンバーがいるのです。
で本質的な問題は何かと言うとその売れたメンバーではなく、これから売れる人を発見したいはずなのかと思っています。
これまで知られたYouTuberの多くは失敗こそしなければこのまま継続していける人が多く安定しています。
ところが、伸びている他のYouTuberの事務所はここ最近入社したような人が多いのです。
V tuberが伸びていてその中には海外にも通用する人達がいます。
それと桁が違うのは当然ですが、比較されると厳しいのです。
ヒカキンさんは例外的にスパチャ等でもおそらくVtuberのそれに匹敵しますが、他の人でそこまでの熱狂的なファンを持つ人は限られます。
それには何か伸び代のある人を育てないといけないのですが、難しい状況です。
活動範囲がネットに限られたここ2年くらいで状況が変わりました。
例えば、営業でスーパーやパチンコ屋からの呼バレなくなったのかと思います。
人寄せパンダになれないとそう言う収入もそうですが、そう言う場所から見て貰えていた客層も離れます。
また、外での動画収録も制限されていましたから飲食関連で大食い動画とか絵に出来ませんよね。
オミクロンが来なかったら、活動再開の気運でした。
また、uuumだけでなく、他の事務所も苦戦するのは仕方ないのです。
テレビ局ですら、スポンサーからの収入は減って厳しい経営に陥っています。
そもそもYouTubeやその他の動画サイトも広告収入が減って当然のコロナ禍です。
選択と集中が厳選になるのか、それとも単に足切りのようなハードルで減らすのかによります。
厳選する為には動向及び伸び代をしっかり見極めないといけないのですが、それすら作業をする時間がかかる300組と言う多さです。
そして何より問題なのは不祥事です。
仮にこの際、某有名な YouTuberとの契約を専属から外したらそう言う事だと自覚させる事になります。
コンビの一人を残して、もう一人の専属契約を破棄出来るならそうするのかです。
もしそこまでやるなら、多くのこれまでの実績あるメンバーも外されます。
青田買いとの話をしている人もいます。
現実それが大きくて数契約していたのでしょうけど、ある時期から離れ出しました。
uuum所属のメリットがある人が残り、メリットがない人や少ない人が去りました。
自分でも企画出来ますし、撮影等もセルフか知り合いで十分でなんならコラボです。
それで仲間がuuumにいる人は去りづらいのかと考えます。
反対に他の事務所のYouTuberと仲が良いとそちらへ行く方がいいのかとなります。
uuumが何かの著作権や肖像権、そして商標を抑えていれば別ですが、そうで無ければ普通に明日から独立する事例は珍しくなくそして継続しています。
問題はそれで食べていけるのかです。
月間100万再生とか検索すると出てきます。
YouTubeが発行する金の盾を持つくらいでないと将来まで見通して稼げるとは言いにくいのかと思います。
それにもう一つは一度でも不祥事を起こせば即アウトの人気商売です。
ゲームなども個々に盛り上がりと低迷がありそれに引っ張られます。
女性は結婚で変わる人もいるのかと想像されます。
また、本当に読めないのはファンの動向の方なんです。
また、酷い場合には中国政府に睨まれないようにしないとファン以前にシャットアウトですから。
これまで幾多のゲームが消えています。
それに変化が出来るだけの余裕があるのかです。
ヒカキンさんがVtuberのようなアニメを用意しましたが、結局それを煮詰めていません。
反対に一部には転身する事さえもいとわない人達がいます。
これまでアイドルのような外見が売りでしたが、年齢による衰えには勝てませんからそれも一つの手段です。
そう考えると需要を満たすだけの人材は既に存在して、その中でシェアの取り合いなのかと思います。
そしてそのシェアの取り合いに勝てるのが強いとか能力があるとか評価し易いなら簡単です。
しかし人気商売の人気は読めません。
話し合いで残る去るが決まったとしても実力世界なので結果を出せた者勝ちです。
ここ一つ、uuumの弱点は個人の資質が高い為に何か伸び代を開発するような売り方をして来れたのかが見えてきません。
個々に能力や対応力があってテレビに進出した人もいます。
ただ、それすらも裏でマネージャーとかが支えているのでしょうから難しい話なんです。
あえて言うなら、不祥事を減らせるようなハードルを上げる作業をするしかないのが今のuuumの会社側の人のレベルなのかと思います。
これまでに成功した売り込みをしてきた人とかが考える売り込めるキャラクターだけでも残せればまだ救われるのでしょうけど。
所詮、吉本興業さんがお笑い芸人を見出すのと変わらないような話で厳選すれば今度はその人が他で売れる機会を与えるだけの事かと思います。
取り敢えず身内ウケだけは避けるのが吉なんですが、そう言う人って意外と社内で人気ですから、大変な事も想定されます。