朝日新聞さんの記者さんっておそらく工場で働いた経験が無いのかと思われます。
「言われたとおりにやれ」と言うなら、仕様書通り、図面通りに検査しますよ。
それが製造部署の方々の考えですから。
つまり、思い込みで書いているのが確実な記事だと思います。
…と言う話は信じない方がいいです。
>過去にも不正があったのに、取締役や監査役らが適切に調査してこなかったという。
これなんて典型的な嘘なのかと思われます。
取締役の手前調査が行き届かなかったと言う事にしていますが、おそらくは別の力が働いていますよね。
普通なら、調査するのも別部署とは言え知識がある人間の筈です。
つまり、役員自らが立ち会うにしても一度でしょうし、後は監査する部署の人が来てチェックするのかと考えます。
それで見抜ければ改善されるのですが、そうならないような効率優先の慣習があるとしてそれを内部リークでもしないとこうはなりません。
または公式の検査か購入先の検査でクリア出来なかった時なのですが、それは無いのが当たり前です。
>経済産業省を頼りにしすぎる「行政依存」の体質だったという。
これもまただったと言うと現実的な取材をしないで書こうとしています。
こんなの常に揉めているような長年の状況でした。
行政依存と言うよりも株主自体に反経営的な人達がいるのもこの手の業界の問題なのかと思われます。
司法の関係でこう言うのが通るのでしょうけど、国際的にこんな事をしている国があるのか疑問です。
機密情報を持つ会社くらいは半分国有化しておくべきです。
みずほの件は以前にも取り上げた通り、グループ合併以前の個々の銀行のシステムを寄せ集めたような発注管理の仕方だったのが良くなかったのです。
そして一社で管理していたら、こんなに何度もトラブルにならなかったのかと思われます。
基本的な点からしてもおそらく別々の事象を一纏めにひっくるめて書くのは日本の文系の能力の無さなのかと思われます。
残念ながら、この程度の人達が昭和の頃は評論家として闊歩していました。
しかし、令和の今、国際的にスタンダードな点として第三者による監査が当たり前のようになっています。
それからすると三菱のは品質管理からするとアウトです。
また、東芝の株主関連に関する提案等の扱いも第三者が見ればそれに問題なのでしょう。
経済産業省が絡むと更に複雑になるのは仕方ない面もあるでしょうし、簡単に書ける話でもないのであろうと言う話です。
みずほに至っては内部ですら気がついても言い出せないような人間関係なのかと思われます。
第三者以前にこう言うような組織にしないといけなかった日本の行政の問題でも有るのでしょう。
もし仮に日本の企業の共通の問題点を書くなら、一様に歴史がある会社で誰か起業したようなものでなく、それ故に仕切って改善させられない点なんでしょうね。
その意味ではこの記事を書いている朝日新聞もそうです。
戦時中は行け行けでした、戦後は平和ボケですが誰も改善しないからテレビ朝日の玉川社員のような操り人形のように政府批判するから中身のレベルがFランク?な話も混じるのです。
この前の投稿のきっかけは英国が新型コロナウイルスについて詳しいからそれを見本にすれば良いような話でした。
アメリカが一番ダメなんですけど、それに他も追従しています。
ところが日本は周りを海に囲まれて今なら空港くらいしか入国して来ないから独自の文化で対処しています。
ところで胃のレントゲンが日本独自の検査だったのを知って驚きました。
まだそんなのがあるんですね!
そのくらい、日本は誰も何も言わないとそれが当たり前の国なのは確かです。
だから、あえて問題提起するのはあるのですが、その質が高くないとかえって逆効果です。
と言うか改悪ですよね。
戦後の日本の報道が失敗した点は政府批判をするにしても正義感を強調し過ぎて現実的な点は無視と言うか成立していなくても気が咎めないのです。
もっと現実的な点までしっかり確認した後に記事にすればまだ論旨が通らないまでも何故そんな状況なのかは周知されます。
その手間が掛けられないのに記事にしたのを読まずに承認したとすればその方が大企業的な問題なくらいなんですが。