先ほど投稿したコンサルタント会社の話でちょっと思い浮かんだのがありまして投稿させていただきます。
下記の図が今のスマイルアップ、テレビ局、スポンサーの関係を書いた図です。
本来ならスマイルアップとテレビ局の関係は報告の所が出演であり、監視の所が出演料でしょう。
それが過去の問題により、賠償の進展や再発防止で図のような通常ではあり得ない状況です。
もっと正確に記述するとスマイルアップ(実際は新規エージェント契約会社)に対して新規の番組起用、CM出演を概ね止めている状況です。
つまり、記者会見の意味はこの新規の番組起用、CM出演を再開して貰うべく謝罪や賠償の説明と共に組織改革による再発防止策の説明と思っております。
ところが、記者会見に集まる記者さんの中に禊をいいことに国際的に見ても論外な質問をするNGリスト的な人達も混じっていました。
その結果として禊にならないどころかスポンサーの意向を変え難くしてしまいました。
記者の皆様には自覚がないのでしょうけど、実際にあの醜態でCM起用は逆にイメージダウンですよね。
ネットでの批判もし易くしてしまったのです。
まるで泥沼に嵌った感じで泥沼の主に絡まれて泥だらけにしか見えないのです。
それで新規のCM採用についてスポンサーがリリースもされなくなったテレビ局とネットのファンやアンチしか関心を持たれなくなりました。
ハッキリ書くと一つのコンテンツをダメにしたような所業です。
それは当然ですがテレビ局、新聞のイメージも巻き添えにして貶めます。
更には広告収益にも影響してしまいます。
そうでなくても巣籠り状況と言うイベント参加型の今のテレビ局には逆風が吹いていたのです。
本来なら、体験型イベントによる収益の回復が良かったのに秋が短いような寒暖差の日々で人を集めきれていない様に見えます。
スポーツイベントが少なくとも視聴率・入場者等で活況になっても放映権すらお高い時代です。
更に醜いのは視聴率の低さから叩かれ易く、ネットの餌食になる始末です。
◇或る懸念について
日本大学アメリカンフットボールの件で反則タックル問題があったのは2018年5月6日で5年経過しても好転するどころか廃部になってしまいそうです。
では新規エージェント契約会社が同様になるのかと言えばそれは分かりませんが日本社会の変容で弱者への判官贔屓が薄れました。
法律やルールに則って正しく処理すればまだ良いのですが、ネットでマウントを取りたい人がそう言う知識もないままに、つまり調べもしないで叩くようになってしまったのは情けない限りです。
それが一部にみられるような騒動の結末で明確に出ています。
勿体ないのはそれまでショービジネスでの経験や彼らなりの仕事さえも失う事です。
現実問題としてネットにしても似たような動画配信をしてそれでも再生数は稼げていたりします。
芸能事務所が再生されないで他への移籍や独立がメインになると再発防止のような積み上げ作業は苦手でそれから離れた方が良いと言う事になります。
これって悪口に近いのですが、欧米のようなマニュアル社会・自己アピール文化から遠ざかり圧迫面接的な話になりますよね。
きちんとしたルールの明文化で防げる話はそれなりに評価してその人の個性や能力を潰す傾向なのは避けないと国際的な評価は得難いのかと懸念します。