(記事の目次)
◇招致失敗の要因 “市民支持広がらず”“選定プロセス見誤り”
◇招致活動「停止」に残る淡い期待感
◇招致暗転 ことし2月が大きな分岐点に
◇札幌市とJOC 今後の活動は
◇尾縣専務理事「新たな一歩としてとらえたい」
NHKは招致失敗の要因は?と言うのですが、招致するのが良いのでしょうか?
むしろ自制したと言うならその方が前向きなのかと思っています。
東京五輪の失敗で当初より金が掛かるとか、賄賂の問題とか、エキジビジョンの件とか多くの課題を残してしまいました。
IOCにしてもある意味では必ずしも満足いく大会だったのか?と新型コロナで観客なしの五輪でしたから。
それが観客を入れられるようになったら他は開催したのでしょう。
そう言った点にも配慮しても良いのかと思っています。
長野大会の負の遺産みたいな大会施設の維持費やその償却で地方自治体の予算が圧迫されています。
そう言う点からも東京都みたいに金が有るなら良いのですけど、施設の維持も出来ないとなるとそれこそ地元には厳しい話です。
また、東京五輪の時にはマラソンが暑過ぎて出来ないような話も出ていました。
自然にも左右されるような競技もあって難しいのでしょう。
そもそも大会決定の進め方にしてIOCの思惑で公平ではないように見えます。
IOCがスポーツ界の頂点的な組織で開催させてやるみたいに偉い態度を取るし、赤字やその後の施設の維持などに協力的でもないです。
本来そう言う事をしないとスポーツ界は金回りがよくならないし、スポーツをしたがる普通の人は増えないのかと思います。
特にジム通いは増えたように見えてもマラソンみたいに参加する人が増える訳でもありません。
裾野が広がらないとスポーツ選手の引退後の仕事場が増えず、再就職に過労するのかと思います。
オリンピックだけが国際大会ではなく、盛り上げるだけなら個々のスポーツの大会を開いて貰って海外から見に来て貰っても良いのでしょう。
また、新しめのスポーツとかを大会開催で印象づけするのも見方が変わるのかと思います。
難しいのは下記のような事になる恐れもありますから
開催が成功で招致しなかったら失敗なのか疑問な点です。
五輪・パラリンピックの開催よりも裾野を広げていかないと結局スポーツ自体を維持するのすら出来なくなります。
企業のスポーツ部が状況によってはやめないといけないくらいに厳しいのも昔とは違います。
自分達で育てたものはなかなか評価され易いです。
反対に万博にしても建設費用などで問題になったり、中には不参加に変更する国もあるようです。
自分達で育てないで出来合いのイベントを誘致しょうとすると金がかかるし、その後の活用も大変になるようです。
招致失敗を強調するよりも今後冬のスポーツで何を盛り上げていくと良いのか考えた方がいいのでしょう。
バックカントリースキーみたいな危険な事をされない為にある程度リスクが少なくて新雪を撒いてそれに違いが管理監視出来て救助も可能なものを作るとかしてでも防ぐものは防がないと自己責任だけだと勘違いな人を減らせません。
スポーツ施設って難しいのでしょうけど。