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問題はこの人口減の話にしても他のヨーロッパの国より減ってもまだ多いのですよ。
「大阪万博で、日本を元気に」とか言って、一年でなくなる建物に2300億円。
— ひろゆき (@hirox246) December 24, 2023
未来の成長に繋がる公教育への投資比率は他の先進国と比べて日本は下位です。
教育という必要な投資を減らして“気持ち“に投資してる事を大の大人が喜んでいて、批判しないのは、衰退要因の一つだと思います。 https://t.co/VqGGL3mg5I
基本的な話ですが、1970年の大阪万博を見て希望を見出した世代からすれば何を言っているんだかです。
因みに1985年のつくば万博でさえもそれなりにその後の開発に影響していますよ。
極端な表現をすれば1992年以降の日本と言うかある意味ジャパンバッシング偏重の国際社会で弱い日本の象徴のようにシンボリックなのが2ちやんねるに書かれたスレッドでした。
なので教育すれば優秀な人間を育てられた時代と異質な状況があるのさえも理解していらっしゃらないのでしょう。
昔はよく言えば前が開いている所をゴールまで走ればそれで勝てたのです。
今を表現すればハンデを背負った上にゴール前で前方が狭くなる競馬なら審議のような状況が頻発なのです。
極論、トランプ前大統領がアメリカン・ファーストを強いたようにかっての日米関係のように甘くはないのです。
例えば、ひろゆき氏の言う留学や海外就職にしても闘う相手は国際的にも優れた人達で容易ではないのは明解です。
それにこんな事を書いて罪悪感があるのですが、日本のエリートはそれなりの優遇を受けられます。
日本の大企業はほっておいてもリスキルさせて貰えますが、アメリカはご自分で勉強しないとその業界に必要なノウハウさえも届かなくなります。
ラストベルトがいい例です。
仕方なく他国のライバル会社を進出させてその製造方法等のレベルまで上げて行く事になりましたよね。
中国なら産業スパイといったような話になります。
業界によっても違うのでしょうけど、スキルとして国際的に通用するのは賛成しても批判する為にそれを引き合いに出すのは限界かと思います。
また次の記事も一見論理立てていますが、実態は知らないのでしょうね。
「2050年には東京以外は全て人口が減る。人口減少地域で商業ビルを作る人が居ないように、商業は人口と比例するので、都会と地方の格差が広がる。地方が死んで、東京だけ生き残れるわけないので、日本への投資は非効率になり、優秀な人は海外流出。『日本の没落を止めるのはいつやるの?今でしょ!』」
問題はこの人口減の話にしても他のヨーロッパの国より減ってもまだ多いのですよ。
首都圏に住むか否かはその人の都合が大きいので有って住みたいとかではないのが分からない人なんです。
たぶん、この辺りは最近のインフルエンサーやコメンテーターと一緒で住む理由に自由度が有ると思ってしまうのでしょうね。
実際にはリモートからまた対面の出勤に戻したように必要なコミュニケーションや信頼は直接会っていた方が安心です。
更に東京の中心、流行の先端に近い場所に居る人達ほど丸投げ的な仕事をせざるを得ないのです。
広い土地もないのでもしやろうとすればそれなりの場所を郊外で探してそこで行う事になります。
悪口でなくYouTubeの動画にしても実際に撮れ高のあるような企画はそう言うような広さや金、それに時間も要るような物になります。
簡単に表現すればマンネリな日常よりもキャンプとかの方が興味をひきますから。
本来は仕事が中心部で、週末は色んな所に出掛けてくるのが良い気分転換でしょうね。
そう言う思考が飛び抜け過ぎてパリとアフリカみたいな話の人とは付きあえないのが一般人なんですけど。
本質的な問題解決方法は敷地が広く必要な物は郊外に出しても良いような社会構造の変革が意味を成すのでしょう。
自動運転などのシステム化された都市を作るとか必要なのですが、そう言う点でも再開発に限界が有るのは既知です。
環境保護をモデルとした街の設計にしてもそうなんですが、広い土地が要るので最近だと元工場、元操車場、埋立地などを利用していますよね。
イージーな社会の成れの果てがテレビで飽きられてしまっています。
身内で盛り上がるだけの簡単な番組を見る人は減ります。
最近のインフルエンサーの周囲も似たような状況で近い思想、考えの人が集まる傾向は仕方ないのです。
エリートを育てる教育が結果として医者や法曹界、経済界、学者、公務員などを送り出してきました。
それはそれで成功していたのですが、違う意味で問題が溜まり出していました。
例えば、法曹界にしても優秀なのはあったので標準的な社会はそれ相応の治安や状況で世界でも稀です。
ところが、落ち零れた場合の再起が難しく相手にされないとかで再犯率とか問題かと思います。
つまり、今の教育はエリートやエリート社会には有効かもしれませんが、相対的貧困などの層には辛い物になっています。
それと同時に世界的な活躍する例外は居てもその割合を高めるまでに至っていません。
同様に少子化のような複雑な問題に対処出来ませんよね。
更には一極集中みたいな話も本来のエリートは異動の連続みたいなのもあって上手く機能している割に官庁すら地方への移転は嫌がるのです。
国会議員、特に野党の質問の資料を作成するとか、時間的にも制約されていますからね。
国際社会で人材不足なら人口の多い国から育成してその職場のある国へと迎えれば良いのですが、それが成り立つものと成り立たないものがあって結局手間をかけなくても優秀な人を欲しがる傾向はあります。
ですが、それで成功しないのが現実で、結局はリストラしてしまいました。
ひろゆき氏が想うエリートと現実的に活躍する人の差は努力と天才程の差で天才を好む傾向が強いアメリカは正にその舞台なのでしょう。
日本がそう言う舞台にならないのは指摘されてもいますし、残念ながら敗戦以前からその点だけは無理なのかとは思っています。
隙間的に稀にそう言うような大学の研究や企業が有るのは有りますが、それを育成出来る政治ではありませんよね。
政治や司法を変えたい一つには国際化に耐えるだけのレベルまで引き上げたいのもあります。
たぶん、ひろゆき氏が日本で国際的に通用するような活動の中に身を置いて経験すればまだ違ったのかもしれません。
留学やサーバーの都合でより海外の方が良い環境に長くいればそれは仕方ないかもしれません。
少なくとも今の政治の政治資金報告書レベルでは零細企業のおっさん未満ですから。
言われた事すら守れないのは未成年者しか許されないでしょ。