水蒸気の温暖化寄与度が5割で二酸化炭素の温暖化寄与度が2割です。
それなのに二酸化炭素の排出に重きを置いていますが、実際には海水温の上昇などの方が異常気象にも影響は大きいのかと思います。
二酸化炭素は空気中ですから対流や熱放射で下がるものかと思います。
一方の海が持つ熱はその上の空気次第ですが、空気が熱ければ下がりません。
ところが環境省は下記の通りです。
個人的には海水温の影響で台風や線状降水帯などの被害が出易い状況になりますから、そちらの方の対策と言うか洪水・崖崩れ等の対策をする方が先かと考えます。
それといわゆるヒートアイランド現象のように都市での発熱も考えないと余分な排熱は自然界の熱循環や熱放射とは異なります。
今のところの個人的な考察はこうなのですが、二酸化炭素の排出規制はお金になると考えている人達が居てその対策でEV車、太陽光発電、地熱発電、風力発電などへの投資と言う新規の需要を喚起したいと思うのでしょう。
その他にも排出権取引などで儲けたいと言う野心家が多いのかと思います。
冷媒などの温暖化係数を下げるのはやって置いた方がいいのですが、勿論大気放出しないのも需要です。
二酸化炭素の排出規制は技術の進歩と人口の増減に合わせて考える必要があるのに何故か人口が減る国の方が叩かれています。
それと一人当たりなら産油国の方が放出は多いのにそれもあまり考慮されません。
また、緑による二酸化炭素の吸収等も各国で違うのにそれも含めての規制とかでは無いのです。
本当に公平な二酸化炭素排出規制を掛けようとするようなものではありません。
最早、二酸化炭素排出を規制すると言うよりも代替エネルギーに変更する需要がないと経済を回していけないのでしょう。
例えば、日本が中国市場解放後の20年間で停滞していたとは言え、デジタル時計が遅いと言われていても実際に社会の中で最も新規の需要はデジタル社会だったのですから。
それも極短い間で普及して需要は機種交換に頼るような有り様です。
要は国際社会で逆らっても不幸になるだけなので理不尽でも上手く付き合って行くしかないです。
それに原発の件でもそうですが、上手くやらないとならないのでしょうね。
稼働は慎重にして貰い、かつ原子力規制庁には頑張っていただいて安全なようにして貰いたいです。
ガラパゴス携帯の時でもそうでしたが、日本人にとって遣り易い方法が必ずしも世界的に通用するとは限らないのでしょう。
以前ならそれで済んでいた物が他の国も自国の利益を守るようになって世界の標準を自分等に合わせたがります。
日本は輸出でも経済活動しないといけない資源がない国です。
それで出来る限り国際化の波の中で上手く立ち回らないとある程度の生活すら危ういのです。
オイルショックと言うか第二次世界大戦がそうだったように原油等を絶たれるとなり行かなくなってしまい危険です。
経済活動を維持する為にも二酸化炭素排出規制を上手く利用して省エネ製品の輸出やそう言うシステムの海外設置などしてでも生き延びるしかないのでしょう。
残念ながら正論を言っても響かないような連中がこの世界経済を仕切っていると言っても過言ではないのかと推察しています。