洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

ゆっくりハリーポッター(11)count on とevery day

2015年11月22日 | ゆっくりハリーポッター 

みなさん、こんにちは!

 

今回は、またまたゆっくりすぎることになりました、

ゆっくりハリーポッター第11弾 

HARRY POTTER and the Philosopher's Stone by J.K. ROWLINGより、

count on とevery dayを使った表現をご紹介します。

 

まずは、今回ご紹介する表現の背景から♪

 

ハリー宛てに届く大量の謎の手紙から逃げるように、

一家、そしてハリーも連れて家から車で走り出したバーノンおじさん。

手紙が届くことのないような場所を求めさまよっている時に

途中で辿り着いた駐車場に一旦車を停止して

奥さんと息子のダドリー、そしてハリーを閉じ込めたまま、

おじさんが車から出て行った後、

雨が降り出して、ダドリーが文句を言いだすシーンの続きから~

 

'It's Monday,' he told his mother. 'The Great Humberto's on tonight. I want to stay somewhere with a television.'

Monday. This reminded Harry of something. If it was Monday - and you could usually count on Dudley to know the days of the week, because of television -  then tomorrow, Tuesday, was Harry's eleventh birthday. Of course, his birthdays were never exactly fun - last year, the Dursleys had given him a coat-hunger and a pair of Uncle Vernon's old socks. Still, you weren't eleven every day.

 

少し長めの引用になりましたが、

今回のオススメ表現☆

黄色で色づけした count on と ブルーで色づけしたevery day を使った表現です。

count on は以前このブログ内で以前に紹介したことがありますが、

count on ~ で 「~を頼りにする、当てにする」という意味です。

 

「今日は月曜日だから、今晩はThe Great Humbertoの日(放送日)だ。

どこかテレビのある場所で過ごしたいよ。」とお母さんに言うダドリーの言葉を聞いて、

ハリーが、「今日は月曜日か。ということは・・・」と

翌日の火曜日が自分の誕生日であることを思いだすシーン。 

そのハリーが曜日を思いだしている部分に、

ダドリーとテレビの曜日の関係がハイフンで挿入されています。

テレビっ子のダドリーは何曜日に何が放送されるかをしっかり記憶しているため、

ダドリーの今日が週の何曜日かという話はいつも大体当てにすることができる 

と書いてありました。

 

ちなみに、dayで表されている時間の表現は「曜日」を表します。

そのため、

What day is it today? と尋ねられたら、

It's Monday. のように曜日を答えます。

※日付を尋ねるには、

What's the date today? と date(日付)を使って表現します。

こう聞かれたら、例えば今日は11月22日ですので、

It's November 22. という風な答えになりますが、

日付でもう一つ重要なのが、数字の読み方で、

その月の何番目の日、というイメージで、

序数(first, second, third, fourth, fifth・・・など)で読みます。

そのため、さきほどの例、読み方は

It's November twenty-second. です♪

 

さてさて、本文引用文の内容の続きですが、

訳すにも哀れなハリーの誕生日事情ですが、

例えば昨年がどんな風だったかの説明がハイフンで挿入されています。

昨年、ダーズリー一家がハリーにくれたプレゼントは、コートハンガーと

バーノンおじさんのお古の靴下(!!!そんなもの要りません!と言いたいです)

 

そんな風だから、いつも決してそんなに楽しいものでもないから楽しみにするのもなんだけれど、

それでも・・・と最後の部分、Still, you weren't eleven every day. 

(いつでも 11歳になれるわけじゃないから...)に続きます。

 

否定文で、every day 「毎日」をこのように使うだけで、

【毎日(いつもいつも)~というわけじゃない】

【いつも~できるわけじゃない】というニュアンスが出せるなんて、

何と便利な!と思いました。

 

・・・ということは、【いつでも~】【いつでも~できる】というような表現は

否定じゃなくて肯定文(否定と疑問ではない文章)にevery dayを付ければいけますね!

もちろん、【できる】のニュアンスをより一層出す時にはcanを加える必要があります。

【できない】はcan't ですね。

 

最後にもう一つ、

「テレビでやっている(放送される)」はon をつけて表します。

文脈で、テレビの話と分かっている時に

What's on tonight? と聞かれると、

「今晩何が(テレビで)ある?」という意味になります。

The show is on on TV tonight. 《オン、オン重ねです!!》

「その番組は今晩テレビで放送されます」というように

表現されます。

コメント
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