本当に昨日は洞窟の中に住んでいる動物の気分でした。倉富さんにそういうお話をあらかじめ聞いていたからということもあると思いますが、生物が海から陸に上がってきたときの感覚を、内股という姿勢、それを正座の中、歩き方に残してきたというお話は、実際そのときが一番力をだすことが出来たのだし、少し納得できた気がします。僕もときどき床の上を四足歩行や蛇になって這ったりしてみます。すると地面に体が近ずくからなのか、地面がとても身近に感じられて、さびしさの感情が少なくなるというのでしょうか、何か(物質的には地面)と一緒にいるという感じも持つことができます。平らな床の上を二本足で歩いていることじたいが相当人間を孤独な気持ちにしているのかな、と思いました。
僕が通っていた(今は通っていません・・・)西野呼吸法でも、足芯呼吸といって、足の裏から気を吸い込み、足の裏から気を出すことが基本にされています。