
天照は弟の須佐之男命からいじめを受けていて、天の岩戸に引き篭もったと、今社会問題となっている鬱の症状となりました。
この天の石屋戸の神話は「鬱からの復活」の神話として現代に生かして読み説くことができる。
読み解き「古事記」によると、「日本人は特殊な精神性を有しています。それは地勢学上からくる特質でもありますが、非常に敏感な精神性を有しています。それは今にできあがったことではなく、この「古事記」という日本神話が編纂された頃から、いやもっと以前からあった特質です。それがイザナギ、須佐之男命、大国主命、ヤマトタケルといった神々の物語にしっかりと語られていることからも明らかです.
現代日本の社会は鬱病からくる自殺が大きな社会問題になっています。
先人達は今の現代社会に向けて、千年の時を超えて、自分達の特殊な過敏なる精神性への注意をし、その対処法としてこの「天の石屋戸」の神話をもって今日に語りかけてくれているような気がしてなりません」と書かれています。