ステフアンのクライアントは癌患者が多く、鍼灸とマクロの食事法、ハーブでかなりの効果をだしているようです。乳がん患者の女性(５８歳）はベテランの看護婦さんですが、乳癌で３ヵ月前からステフアンの治療を受けていました。
癌センターから来たレントゲン写真では左にある癌は小さくなつていなくて、ステフアンも頭をかしげながら、治療の方法を探していました。
私に意見を求めてきましたので、鍼灸だけでなく、心理的な効果を出すボディーワークをすることで、癌特有のストレスを身体から出す。
わきの下には乳癌特有の硬い塊が彼女にもありました。足の指にストレスが溜まっているので、指回しも必要です。
ハワイにいる時に、乳がん患者をみましたが、彼女は右の乳癌を摘出したあと、３年後に左乳がんに転移しました。
私がお会いしたときは、彼女は絶望的で、がん特有の緑色の顔色で、寝込んでいました。
ハワイの鍼灸師の鍋島健士先生や、日本の良いサプリメントに出会つたり、ご主人は心導ヒーリングを覚えられ毎日奥様にしていましたら、乳がんが完治し、その後お二人はマッサージ師として活躍されています。
癌はストレスからくるので、肉親から、からだに触られることで安心して、鍼灸もサプリメントの効果も出たということですね。
その話をステフアンと乳がん患者に話しましたら、彼女はベテランの看護婦だから、抗がん剤の怖さを知っているので、すぐに了解し、自分も実践しますといわれ、来週木曜日に予約を入れられ帰られました。
我々も信頼できる仲間と情報を分け合いながら、患者さんのためにベストなアドバイスを与えられるようにすることは、とても大切なことです。
日本でも、自尊心のために一人で頑張っている先生もいますが、アメリカ人の良いところは出来ないことを分担してやろうという、そういう大らかな気持ちを持つことも必要です。
