長生きは好奇心の強さにありです.Live a long life

アナーバーに一週間ぶりに帰り、アントニーのナーシングホームを訪問しました。
彼は下前歯の根を残した２本を無くしていました。

「どうしたの？」と聞いたら、「知らない間に折れていた」と言っていました。
８９歳の現在も虫歯なし、奥歯の一本が無いだけで、強い歯の持ち主。
ナーシングホームのヘルパーさんたちも不思議がっていました。
彼らはアントニーをアルツハイマー扱いをして、やっぱり彼は脳障害でオカシイといっています。


アントニーはソケイヘルニアなので、前歯二本は大腸,小腸に直結しています。
アルツハイマの人たちの人と一緒に生活しているので、ストレスが溜まっていて、歯が抜けたのを覚えていないのは、メンタルシックとは少し違う気がします。
口の打ち身の傷もないし、たぶん自然に折れたのでしょう。

最近はアントニーに会ったら、いすに座ったままで手足のヒーリングをしてあげるようにしています。
身体を触ってあげると気持ちよさそうにしていますが、アントニーも時折私の身体に触れながら「良いからだをしているねえ～」と言い出します。(笑）アントニーの元気はこの好奇心の強さにありです。
ヒーリングをした後は元気になり過ぎで、夜の９時過ぎになり、ナーシングホームの廊下をストリート代わりに探索しだします。
人の冷蔵庫からサイダーを持ち出して、問題になっていました。
ある女性老人から怒鳴られていた場面に遭遇し,びっくり！しました。

夜の１１時まではリンカンロードのストリートパーソンで君臨していた最高に活動的な時間帯なので、アントニーにとってこの時間帯にテレビの前に座らされボーとして過ごすのはているのは、苦痛なのでしょう。
ストリートで人を見るのが大好きなアントニーのために、もっと安くて人の出入りが多い他のナーシングホーム探しをしています。
おかげでナーシングホームのことを詳しくなりましたが、我々には高すぎて(一ヶ月４０万から６０万）どこにも入れそうに無いのがアメリカの現状のようです。