高校一年生さんコメントありがとうございました。
体が固くなると神経にも及ぼします。昨日自律神経失調気味の女性がステフアンのクライアントで来られていました。
背中と手足の末端がが石のように硬く、名医のステファンの針が効かないようで、反面お腹は力なく虚の状態です。一人の人間に相反する人格が二人、悩んでいます。
日本語の「神経」は杉田玄白らが解体新書を翻訳する際、神気と経脈とを合わせた造語をあてたことに由来しており、これは現在の漢字圏でもそのまま使われている。とありますように、東西医学においても、取り扱いが難しく、神経に関する医学は進歩していません。
神の経といわれるように、神経は何が動かしているのか?神経を一本とったら二度と生えてこないという、神が私たちに一度だけ与えてくれた貴重な細胞です。
最近多いのが神経から発する奇病難病といわれる、先日のリサのMsもそうですが頑張る人に多い。スポーツ選手も活性酸素の出し過ぎで、スポーツしている間よりも止めてからのほうが、自律神経失調症の引き金を引きやすくなります。
筋肉には解剖しても出てこない精神的なものも入っていますので、鍛えた筋肉を急に落とすと経絡が固くなり、からだギブアップして神経がおかしくなります。
普通の穏やかな精神状態にするには経絡と筋肉に刻まれた心理学を取り扱いながら、交感神経で固くしたからだを、副交感神経優位にストレッチしていくことが大事です。
高校生の時にクラブ活動でスポーツをしていた人が大学生になると急にスポーツをしなくなって、精神的におかしくなり、閉じこもりになったり、人が変わったように怒ったり、落ち込んだり、アルコールやドラックに走ったりです。
フィンランドで開かれたメンタルオリンピックに心導のボディーワークは効果があるという評価を頂きましたが、「スポーツ選手のモチベーションをどうするか。スポーツを止めてからの精神状態を良くする為に効果がある」と。
車社会、コンピュター時代は、人の身体にとって大受難の時。動かさないからだは固くなり神経に影響をもたらしますので、ご注意ください。
落ち込んだときは外に出て、思いっきりからだを動かして汗を流してください。
高校生さんのコメント楽しみにしています。今時の高校生の勉強させてもらっています。