まだあどけない表情の11歳の少女ですが、ステフアンのクライアントでお父さんに連れられて治療に来ていました。
このお父さんというのは20年前に落馬した後遺症で、倉富メソットを受けられたあと、歩けないほど左右のバランスが悪かったのですが、すっかり良くなられて、元気になっていられました。
この少女はいつも汗が手のひらにぐっしょり出て、手洗いした後のようです。
ステフアンからKURATOMIにも診てほしいと頼まれたので、その少女を望診してみたら、手の指全体が赤く腫れていて、汗で濡れていました。
いろんな人にこのような症状が出たのを診たことがありますが、この少女の手のひどいのは始めてでした。
お腹を切診してみたら、増永経絡図でみると、小腸の経絡に硬結がバッチッとありましたので、軽く圧を加えて、後手の指をヒーリングしましたら、彼女はふらつき出しステフアンに助けを求めました。
横になってもらい少し休んでもらったら、彼女は元気を取戻しましたが、手の指の赤い腫れと汗が嘘のように消えてしまいました。
お父さんを見てもそうですが、先祖のカルマみたいなものも関係しているので、多感な少女時代に彼女自身だけの問題ではなく、やさしい人に取り付く悪魔のような存在をこの少女のからだから感じた次第です。
心、小腸にはそのようなわけが分からない症状が出ることが多いので、鍼灸だけの治療では難しいところもありますね。