ここを見て思い出した。
・足の匂いを嗅いで吠える犬型ロボット
・嘘をつくと鼻が伸びる嘘発見器
やってることは臭覚センサーの実験だったり、脳波の検知だったりと
高度なことをやっているのだが、見せ方がお馬鹿。
こういう遊び心があると、ハイテクがより身近になるだろうし、
もしかすると動物の器官のシミュレーションは結構大変なんだ、
なんてことにもなるだろう。
今はトホホな仕草をするロボットだが、極めれば臭気で体調を管理したり、
人物の特定に役立つ日が来るかもしれない。
臭気で見た世界を表示するディスプレイが出来れば、
犬の世界に近づけるだろう。
かつてNEWSでしゃべりに合わせて顔の表情を変える実験を見て、
開けた口の中に歯がないことを指摘して、その場の空気を凍りつかせた
某君をふと思い出す…
今やPCでも十分に歯を見せながら会話できるのだ。
Kraft Werkのミュージック・ノンストップのポリゴンアニメは歯なしだったが、
今や歯付きどころか、目尻のシワまでリアルタイムレンダリングできるだろう。
当時と比べればCPUのクロックが200倍、コア数が10倍、メモリー空間が1000倍、
GPUの性能も計り知れない進化を遂げている。
アニメで炎上する煙はリアルタイムレンダリングだ。
PC-98で無臭性JPEGをスクロールして見て喜んでいた時代が懐かしいね。
当時過大評価されていたVRは、今や色付きのワイヤーフレームをはるかに超えている。
Play Station 3クラスのマシンなら、仮想現実と呼んでも無理がない虚像を作り出す。
そう言えば無人偵察機プレデター(通称:むじんくん)などは、
搭載カメラで見た風景によってリモコン操作するらしい。
いわゆるTVゲーム感覚、と言われるやつだ。
血なまぐさい感覚が無いというそしりを受けるのだが、
VR技術によって惨たらしく死にゆく「敵」をリアルに再現したらどうだろう?
胴体に穴が空き、手足がちぎれ、内臓が破裂するさまをディスプレイに映すのだ。
「あなたは現在34人を殺害しました
そのうち27人が脳味噌バーンです
この他15人が手足を失う重症です」
これぐらいのサービスがあれば無人偵察機/攻撃機もちょっと違ったものに
なるんじゃないだろうか?
もっとも、そのせいで殺人マシーンが生まれると困るのだが、
むしろ殺人マシーンを排出するアメリカだからこそ、
こういう方法がいいのではないかとさえ思えてくる。