革新のオートマチック機構HFTを搭載した
大型二輪スポーツクルーザー「DN-01」を新発売
DN-01が発売になります。でもオートマ嫌いです。
オートマチックだからか、スクーターよりのデザイン。これは新しい提案じゃないな。スクーターのデザインルールでバイクを作ったという感じ。
たぶん効きっぱなしのABSと前後のコンビブレーキが賛否両論かも。個人的には要らない装備だけど。
DN-01に搭載されたATユニットは1962年のジュノオが元になっているそうだけど、車両重量269Kgと1.24M円という価格ではジュノオと同じ運命をたどるかもしれないね。トランザルプ700Vより50Kgぐらい重たいよ。ドゥービルと比べても10Kg重いようだ。
ATユニットだけではなく、シャフトドライブとか、快適性重視のシート回りなどで、重くなってしまったのかもしれない。
61PSという出力はドゥービルより若干低め。でもATが良い仕事をしてくれればドゥービルよりも俊敏に動いてくれるだろう。
しかしドゥービルはパニアケースでラゲッジスペースを確保しているのに対し、DN-01ではラゲッジについてのアナウンスはない。ツーリングマシンではなさそうだ。
バックレストのオプション設定はあっても、
キャリアは無いしね(オプションページを見ると、
ETCユニットを収めて余る、リアシート下スペースがあるのは判る)。スポーツクルーザーとうたいながら積載性が無いというのは矛盾してる。このリアサイド回りでは後付のキャリア・パニアケースも難しいだろう。
ヘッドライトは両サイドのLoビームがビートみたいだけど、センターにHiビームを配する三灯構造(?)は明るそうで好感が持てるね。
好感といえば時々動作が怪しいらしいH.I.S.Sは無くて良いんだけど、『車両情報を照会するための認証データを、キーに内蔵されたRF-IDに格納する「HMD-Key(ホンダ・モーターサイクル・データキー)」を採用している』ことはいいね。ちゃんとしたディーラーで整備していれば、中古に流れたときにもしかりと履歴を確認出来るだろう。
最大出力時の最高速度は185Km/h。8500rpm回れば210Km/h出るだろう。
特許出願中のエアロダイナミックフォルムと車重で、高速巡航でもかなり安定するに違いない。
乗りたいとは思わないけどね。
それよりも、もしこれが売れたらTA700Vの国内発売も…ないか…