県の電気事業 48年で幕 滝沢発電所本格稼動なし 歯がゆさ残し撤退
『埼玉県初の公営企業として始まった電気事業が、30日で48年の歴史に幕を下ろす。1995年の電力自由化で経営環境が変化、継続の断念を余儀なくされた。』
とあるが、大滝ダム発電所は『98年度から建設に着手、昨年6月に工事を終えた。』とある。ダム建設の計画はそれ以前だろうし、治水目的もあるのだが、'95年~'98年の間に発電所建設を見直す事は出来なかったのだろうか?
もっと言えば大滝ダムなど必要だったのだろうか?
100年に一度の規模の洪水対策で、洪水とは関わりのない地域に建設され、自然を破壊するダム。失われた中津渓谷は二度とかえってこない。味わい深い道も水没した。道路建設自体は鉱山と最深部の集落にとって必要だったかもしれないけど…「良い道」が「楽しい道」とイコールであるわけではないし、中津川渓谷の秘境性というプレミアムも消滅したことは確かだ。
しかもダムの岸では壁面の崩壊が度々発生している。必要性以上に設計や地質調査にも問題があったんだろう。
これも土屋土建県政の置き土産か。
やれやれ。
『埼玉県初の公営企業として始まった電気事業が、30日で48年の歴史に幕を下ろす。1995年の電力自由化で経営環境が変化、継続の断念を余儀なくされた。』
とあるが、大滝ダム発電所は『98年度から建設に着手、昨年6月に工事を終えた。』とある。ダム建設の計画はそれ以前だろうし、治水目的もあるのだが、'95年~'98年の間に発電所建設を見直す事は出来なかったのだろうか?
もっと言えば大滝ダムなど必要だったのだろうか?
100年に一度の規模の洪水対策で、洪水とは関わりのない地域に建設され、自然を破壊するダム。失われた中津渓谷は二度とかえってこない。味わい深い道も水没した。道路建設自体は鉱山と最深部の集落にとって必要だったかもしれないけど…「良い道」が「楽しい道」とイコールであるわけではないし、中津川渓谷の秘境性というプレミアムも消滅したことは確かだ。
しかもダムの岸では壁面の崩壊が度々発生している。必要性以上に設計や地質調査にも問題があったんだろう。
これも土屋土建県政の置き土産か。
やれやれ。