rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

今日のOS

2014年06月01日 22時06分00秒 | 科学・技術
FreeBSDの64bit版の普及を妨げている原因の一つが「wine」というWindowsエミュレーション環境がi386環境でしか動かない、ということがあるらしい。

でも回避策があって、i386マシン環境をamd64環境内に作り、そこでwineを動かすというものだ。


まず、ここのサイトを参考に、i386環境を作る。make world、install worldとは、PC一台分の環境をコンパイルすることを意味する。


この作業にはC2D/2.66GHz/3GBのマシンで二時間程度かかった。


この環境の構築はFreeBSD上にオールドマック環境を載せているMAC OSXを考えれば理解しやすいだろうか。


link先のページではこのあとでi386-wineのパッケージを作ることになっているが、FreeBSD10.0では"i386-wine"というバイナリーパッケージが用意されているので、それを使うことにした(うまくパッケージの作成ができなかったわけだが…)。

つまり、

'Lastly, the package can be created:

# cd /usr/ports/emulators/i386-wine-devel
# make package
The package is available at

# echo /compat/i386/$(make -V PKGFILE)'

この処理は一応試したのだが。うまく行ってなかったようだ。


その結果、『プロアトラス2002』、『ホームページビルダー6ライト』、『デジカメの達人』が十分仕事をしてくれるようだ。『PicturePublisher』は画像表示に難があり、ファイルオープンダイアログでコケる。


デスクトップのHDDにはまだ余裕があるので、一太郎とか、ATOKとか試してみたいところだ。


とまれ、MS-OFFICEが動くという謳い文句のwine、なかなかいい仕事をしてくれる。Win32アプリがだいたいイケるのは頼もしい限りだ。