rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

初心者の事故

2007年11月03日 22時25分10秒 | ニュース
乗用車衝突で3高校生死亡 千葉、運転の18歳逮捕

四輪免許取り立ての若者がスピード超過で事故を起こして死ぬのは珍しい事ではない。
事故の年齢構成を見ると30代の事故率が最も高く、20歳未満は3%程度しかないが、死者数は65歳以上に継いで、16-24歳が多いし、事故率は原付・二輪と四輪を含めると16-24が一番高い。
また事故の起きる場所は非市街地単路と市街地交差点が多い。

この結果から「若者は事故を起こしやすい、免許を取らせるな」という運動があった。三ない運動だ。特に二輪についての事だが、この運動が盛んな地域ほど事故が多かった、という統計もあるようで、意味をなさなず、単なる集団ヒステリーに過ぎないだろう。

結局のところ『若者に事故が多い』の半分は『若者は運転技術が未熟な初心者』ということ。だから新神奈川方式のように安全教育を徹底した方が遙に建設的な取り組だ。

そう考えると近年の教習時間の延長やシミュレーター教育は功を奏しているといえる。初心者を見ても全体を見ても事故数・死者数とも減っている。

でも若者の暴走(この事故もスピード超過の結果に過ぎない)を抑えるには、安全運転教育だけではなく、危機管理教育、限界走行を実車で教える機会を増やした方が良いかもしれない。

水を撒いたタイル張りの路面で、ABSもトラクションコントロールも付いていない車両でスラロームやコーナリングや急制動を体験させれば、ちょっとは危険性を感じてくれるかもしれない。ついでに横転も経験すればなお良いだろう。時速300Km/hで走るマシンに同乗させれば、スピードの怖さも身に付くだろう。

ショック療法ってやつだ。

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