「児童ポルノ法改正」に潜む危険 (1/3)
小寺信良氏によると例の「UNICEFの方から来ました団体」の提唱する『児童ポルノ法改正案』は「萌の解体」(日本ユニセフ協会のサイトにある「子供ポルノ日本の現状」と題されたスライドショーには、イメージ映像として秋葉原の昭和通りの画像が使われている。要するに、アキバの店頭などで見かける扇情的なアニメ画なども一掃したいと考えているのだろう)であり、『単にオバチャンが見たくないものを感情的に取り締まるということ』と言って良いかもしれない。
まずさぁ、ポルノってのがなんだかハッキリして欲しいね。辞書で調べると『性を主題とし、情事の露骨な描写に力を入れた文学。映画・書画・写真・テープなどについてもいう。』とあるんだけど。
18歳未満のAVなんかは児ポ法以前から御法度だった。18歳未満を使った事がばれて回収されたAVなんてのも何本かある。AVはポルノ。これは間違いない。でも「セーラー服欲情飼育」なんていう文学的なロマンポルノもあったりするわけで、何でもかんでも下劣で悪いものとも言えないけどね。
児童ポルノ禁止法は、国連での子どもの権利条約の採択を受けて作られた物であり、性的虐待防止が本筋になるはずであるが、『なんだか援交禁止法とも呼べるものになってしまった』。
児ポ法が出来ても性犯罪は減ってないし、「被害者」の少女も減っていない。つまり効果が全くない。もっとハッキリ言えば意味がない法律だ。
「買春」の「被害者」少女、つまり青少年の売春婦・夫を減らしたいのであれば、先に指摘したように、性教育の充実や資本主義的価値観の修正を計るべきである。少女はセックスしたいのであり、金が欲しいのであり、自分の商品価値を知っているから売るのである。経済的困窮で売春している/させられているのはごく少数。遊ぶ金でしょ?管理売春には売春防止法があるし、強姦には強姦罪がある。今時置屋に売られて客取らされてるという、前近代的な構図などないだろ。
「援交禁止法」としての児ポ法は、このように現実と乖離している。
また、「UNICEFの方から来ました団体」はキリスト教原理主義と思想的に結びついている。彼らの目的はこの世から全てのエロを排除して神の楽園を作る事だ。神が人類を作ったと学校で教え始める前に阻止しないとね。たぶん神の楽園が出来たと同時に、そこは地獄と呼ばれるだろう。究極的にはそれで良いのか?ってことだな。
もうね、神の楽園を作りたい人たちには特区を与えるから、ぜひアーミッシュになって下さい。
実際奴らの言う『準児童ポルノの定義は、「アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたもの」、あるいは「児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したもの」』であり、「ヤラシイ目で見た奴は姦淫をしたのと同じ」と言っているわけだ(もっともそう認定した奴が、真っ先に姦淫を犯したる者だけどね)。
基準もきわめて曖昧。スクール水着は良くてビキニはダメだとか、学ランは良いけどセーラー服はダメとか、でも腐女子が好きそうな男子の水着はOKとか、誰が決めるんだ?
な事言ってたらパンストはダメだし、ハイヒールもダメだし、エナメルブーツもダメだし、ポニーテールは良くてもツインテールはダメとか、もうきりがない。DQNな親がカワイイとか言いそうな幼児を駆りだしたサンバは真っ先に禁止。ヘッペホッペみたいな妙なダンスも禁止。女性が二の腕出すのも禁止。スカートはくるぶしまでのロングスカート。マンガでも実社会でも禁止にしろって。
もうね、欲情する奴はランドセル見ただけで逝っちゃうぞ?ランドセルもセックスの対象物なんだから、小学校を舞台にしたマンガは描けないぞ?
真の性的虐待、性的搾取は他の法律でも取り締まる事が出来る。そのことは覚えておいて良い。妙な思想統制法が出来ないように、ささやかながら声を挙げておく。
『児童ポルノ法第三条には、「この法律の適用に当たっては、国民の権利を不当に侵害しないように留意しなければならない。」とある。少なくともこの条文がひっくり返るようなことがあってはならない。』
小寺信良氏によると例の「UNICEFの方から来ました団体」の提唱する『児童ポルノ法改正案』は「萌の解体」(日本ユニセフ協会のサイトにある「子供ポルノ日本の現状」と題されたスライドショーには、イメージ映像として秋葉原の昭和通りの画像が使われている。要するに、アキバの店頭などで見かける扇情的なアニメ画なども一掃したいと考えているのだろう)であり、『単にオバチャンが見たくないものを感情的に取り締まるということ』と言って良いかもしれない。
まずさぁ、ポルノってのがなんだかハッキリして欲しいね。辞書で調べると『性を主題とし、情事の露骨な描写に力を入れた文学。映画・書画・写真・テープなどについてもいう。』とあるんだけど。
18歳未満のAVなんかは児ポ法以前から御法度だった。18歳未満を使った事がばれて回収されたAVなんてのも何本かある。AVはポルノ。これは間違いない。でも「セーラー服欲情飼育」なんていう文学的なロマンポルノもあったりするわけで、何でもかんでも下劣で悪いものとも言えないけどね。
児童ポルノ禁止法は、国連での子どもの権利条約の採択を受けて作られた物であり、性的虐待防止が本筋になるはずであるが、『なんだか援交禁止法とも呼べるものになってしまった』。
児ポ法が出来ても性犯罪は減ってないし、「被害者」の少女も減っていない。つまり効果が全くない。もっとハッキリ言えば意味がない法律だ。
「買春」の「被害者」少女、つまり青少年の売春婦・夫を減らしたいのであれば、先に指摘したように、性教育の充実や資本主義的価値観の修正を計るべきである。少女はセックスしたいのであり、金が欲しいのであり、自分の商品価値を知っているから売るのである。経済的困窮で売春している/させられているのはごく少数。遊ぶ金でしょ?管理売春には売春防止法があるし、強姦には強姦罪がある。今時置屋に売られて客取らされてるという、前近代的な構図などないだろ。
「援交禁止法」としての児ポ法は、このように現実と乖離している。
また、「UNICEFの方から来ました団体」はキリスト教原理主義と思想的に結びついている。彼らの目的はこの世から全てのエロを排除して神の楽園を作る事だ。神が人類を作ったと学校で教え始める前に阻止しないとね。たぶん神の楽園が出来たと同時に、そこは地獄と呼ばれるだろう。究極的にはそれで良いのか?ってことだな。
もうね、神の楽園を作りたい人たちには特区を与えるから、ぜひアーミッシュになって下さい。
実際奴らの言う『準児童ポルノの定義は、「アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたもの」、あるいは「児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したもの」』であり、「ヤラシイ目で見た奴は姦淫をしたのと同じ」と言っているわけだ(もっともそう認定した奴が、真っ先に姦淫を犯したる者だけどね)。
基準もきわめて曖昧。スクール水着は良くてビキニはダメだとか、学ランは良いけどセーラー服はダメとか、でも腐女子が好きそうな男子の水着はOKとか、誰が決めるんだ?
な事言ってたらパンストはダメだし、ハイヒールもダメだし、エナメルブーツもダメだし、ポニーテールは良くてもツインテールはダメとか、もうきりがない。DQNな親がカワイイとか言いそうな幼児を駆りだしたサンバは真っ先に禁止。ヘッペホッペみたいな妙なダンスも禁止。女性が二の腕出すのも禁止。スカートはくるぶしまでのロングスカート。マンガでも実社会でも禁止にしろって。
もうね、欲情する奴はランドセル見ただけで逝っちゃうぞ?ランドセルもセックスの対象物なんだから、小学校を舞台にしたマンガは描けないぞ?
真の性的虐待、性的搾取は他の法律でも取り締まる事が出来る。そのことは覚えておいて良い。妙な思想統制法が出来ないように、ささやかながら声を挙げておく。
『児童ポルノ法第三条には、「この法律の適用に当たっては、国民の権利を不当に侵害しないように留意しなければならない。」とある。少なくともこの条文がひっくり返るようなことがあってはならない。』
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