rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

メモ

2008年07月01日 20時22分55秒 | 科学・技術
NHKクローズアップ現代のメモ(途中から見たのでメモっておく)

海が枯れている。

海草というか藻が減っており、海洋資源という面からも二酸化炭素固定の面からも、問題となっている。

・ウニの食害
・魚による食害
・水温上昇によるリフレッシュサイクルの崩壊

 昆布の丸い穴はウニが食べた跡だったりするので海原雄山も怒りはしないのだが、行き過ぎると藻が全滅の被害に遭う。しかもその分増えたウニは食用にならないという。

 藻を食べる魚もいて、これが増えると当然全滅の憂き目に。ウニもそうだけど海水温が上がるとアクティブに食い始めるとか。

 水温はこの100年間で1度以上上がっている。珊瑚礁の北限が上がったとのんきに喜んでる場合じゃない。南の海では白化現象を起こして珊瑚は死んでいる。で、特に秋以降海水温が下がらなくなっているようで、例えば水温が20℃を下回らないと陸で言うところの紅葉が起きず、リフレッシュサイクルが停まり、繁殖が止まる。

 海水温上昇で海洋深層水の循環サイクルも止まり、栄養価に富んだ水が海面に上昇しないので悪循環を招く。

NHKテレビよりキャプチャー


 ウニについては網などでバリケードを築いたり、積極的に捕獲する事で対処。魚についても捕獲。しかし売り物にならない魚も多いという。また藻の繁殖エリアを移す。他に肥料を撒いて成長を促す。

 疑問点:

 番組では肥料は局所的。短期間で使用するので影響は無いと断言していたが、ちょっと怪しい。断言するにはサンプル数も年月も短すぎないか?

 藻を食べる魚を捕りまくって他の生物に影響はないのか? 

 日本海側(特に新潟近海)の水温上昇が大きいのだが、これ、原発の影響じゃないの?二酸化炭素を減らす切り札が、生態系破壊を助長して、海洋の二酸化炭素吸収能力を低下させている??


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6 コメント

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Unknown (さわけん)
2008-07-01 23:59:58
北京五輪の性リング競技会場である青島周辺海域では藻が大発生して競技の開催が危ぶまれているとか。

いずれにしても生態系がどうにかなっちゃっているのですかね。
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Unknown (セルゲイ)
2008-07-02 00:04:26
「綺麗な水」では藻は育たないんだって。
かえって水質が「汚い」排水溝の近くの方が育つって。

つまり青島周辺は水質汚濁が進んでいる可能性があるって事では??
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Unknown (さわけん)
2008-07-02 00:08:09
つまり日本近海に住んでいた藻が日本の綺麗な水から逃れるために中国近海に逃げたってことですかね?

命がけで海を渡ったのか藻しれませんね。
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Unknown (セルゲイ)
2008-07-02 00:10:52
自力で歩けない生物が植物でありまして、
なおかつ海流的に青島に向かうというのが
ちょっと信じがたいのですが…
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Unknown (さわけん)
2008-07-02 00:15:35
はふー。
それは、ご藻っともですね。

海をひとつの生態系と考えたときに、あっちで減ったからこっちで増えた、というシーソー論が成り立つのかなと思ったもので。

でも泳ぎはしないでしょうね、やっぱ。
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Unknown (セルゲイ)
2008-07-02 00:22:44
昆布類は胞子で育つので、バラストとして日本で海水を積み込んだ時に運ばれて、青島で排水して繁殖、というのは考えられるカモカモ。

気象学的にはダイポール理論が成り立つんですが、生物としてはどうなんでしょうねぇ…たぶん無いと思うけど…

北極海で白熊が減ったからアフリカで白熊が繁殖した、という事例があれば成り立つと思うですが、いかがでしょうか?
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