rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

CIGS型太陽電池

2007年11月26日 01時57分48秒 | 科学・技術
昭和シェルとホンダ,CIGS化合物太陽電池の量産開始

ホンダの太陽電池生産は気になっていたが、昭和シェル石油が取り組んでいるとは知らなかった。

しかも両者の太陽電池は「CIGS」型とSiを使わないタイプだった。太陽電池ならSiだろう、という漠然とした思いこみを持っていたわけだ。

日経の記事によるとCIGS型はSiに比べると
・需要が逼迫するSiを使わないので安定供給
・発電効率は薄膜Si程度
・理論効率は25%で、向上する余地がある
・行程が簡素で製造エネルギーが半分程度
・製造コストが低い
・黒い外観で住宅にマッチする
等の特徴があるという。

昭和シェルは1200mmx600mmという大型パネルを生産。ホンダは昭和シェルの1/3サイズを三枚つなぎ合わせる。大型化によりコスト削減と発電効率の上昇が見込めるという。

太陽電池を生産する事、Siを使わずCIGS型にすること。

昭和シェルとホンダに共通するのは「代替え」だとおもう。石油の先を見つめ、Siの先を見つめている。今当たり前のようにあるものがいつかなくなる、ではその先はどうするのか?

その答えが太陽電池であり、水素燃料電池なのだ。

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2 コメント

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Unknown (rszk)
2007-11-26 23:48:41
CIGS(Cu-In-Ga-Se)だそうですので、結構レアメタルなんか使っちゃってたりして高そうな印象は受けますね。極微量なのかな。
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Unknown (セルゲイ)
2007-11-27 00:11:00
それでも現在主流の「Siバルク型」の厚みの1/100なので、安く上がるんじゃないでしょうか??
Siは需要が増える事はあっても当分減る事はないでしょうし…

成分についてはInがLCDで使われるので、取り合いになるようです…

ガラス基板も安いのでいける事から、総合的なコストは低くなる見たい。

世界的にはCIS型というのが前身で、Gaを付け足した様です。CdS層を入れ替えたのかも。カドミウムは使いたくないですからね。
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