はじめに
最近桁違いに多忙な日々が続いている為に更新頻度が低下しつつあります。
(これは長ければ来年の2月頃まで続くのではと予想しています。)
それでは本題です。本日の読売新聞の朝刊に下記の様な内容が書かれていました。
「JR西日本では蓄電池とエンジンを搭載したハイブリッド気道車を開発した。従来より燃料の軽油の使用量を1割抑えた省エネ車両で、山陰線や姫新線での実用化を目指す。」
これは制動時に生じる熱エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電池に充電するシステムです。
基本的に得られた電力は走行機器用電源には使用されず空調設備や車内照明などに使用されます。
(既にJR東日本が実用化したE200系ハイブリッド気動車などとは全く異なったシステムが採用されています。)
最後に余談です。先程に紹介した上の文章をもう一度読んでみて下さい。
よく見ると「姫新線や山陰線での実用化を目指す」と記されています。
つまり山陰線にも数年以内に新型車両が導入される可能性が十分にあるという事を暗示しています。
鉄道業界でも近年、地球環境問題が取り上げられる今日この頃…。
今後は環境性能と走行性能を両方を満たした新型車両の導入が求められます。
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先日、JR西日本では山陽新幹線の新大阪駅~姫路駅間に脱線防止ガードを設置する事を公表しました。
東海道新幹線では一部区間で設置が進んでいますが山陽新幹線での導入は今回が初です。
やはり東海地震と同様に南海地震も数十年以内に起こる可能性が高い為、この様な対策は必須となります。
(仮に新幹線1列車[16両]が脱線すると最悪の場合、死者・重傷者は1000人以上に達すると推定されています。)
そして今回設置される脱線防止ガードの写真と仕組みがこちらです。
(画像右は東海旅客鉄道[株]から借用した物です。)
脱線防止ガードは列車が脱線した場合に車輪がガード部分に接触する事で車体が大きく外れる事を抑止します。
また材質は鋼製で横幅は約0.5mとされています。
山陽新幹線にもユレダスなどに続いて最新の安全技術が導入されつつある今日…。
今後は言うまでも無く全線に導入される事が望まれます。
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はじめに
・久々の新企画です。(主に私が偶然、街中で見かけた物の謎を解く企画です。)
それでは本題です。今回は山陽電気鉄道本線の高砂駅付近に存在したある物の謎を解きます。
昨日、私が放課後に高砂駅周辺を自転車で散策している時に写真下の物を発見しました。
色灯式信号機が普及する前は当然の様に発見する事が出来た腕木式信号機です。
しかし発見場所は何故か住宅地周辺の路地でした。
何故、路地の中に腕木式信号機が存在したのか?その謎の「答え」はこちらです。
この路地はかつての国鉄高砂線の線路跡を路地として整備したものです。
故に腕木式信号機などの鉄道施設が現在も残されています。
そして更に道を進むと交換設備として使用されていたと思われる廃線跡が存在します。
線路跡は当然、舗装されていますが線形(曲線区間など)は現役時の状態を留めています。
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先日、JR東海の公式HPでリニア新幹線(中央新幹線)の正式ルートが発表されました。
ちなみに採用されたルートは東京都から愛知県をほぼ一直線で結ぶCルートです。
これは東海地震の推定震源域から遠い点や全ルート中で所要時間が最短である点から可決されました。
また途中停車駅は基本的に1県につき1駅程度となる予定です。
(1駅あたりの建設費は約400~2200億円[全額自治体負担]と推定されています。)
気になる開業時期は品川~名古屋が2027年頃、品川~大阪が2045年頃とされています。
また実験線区間が含まれる相模~甲府は2020年に上記区間に先行して開業されます。
(先行開業する事で得られた運賃収入を建設費に充当する事が出来ます。)
東海道新幹線のバイパス路線として大きな期待が集まるリニア新幹線…。
やはり全線開業は東海地震の発生までに間に合う事が強く望まれます。
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