近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

リニア新幹線の目的とは…?

2010年11月29日 | 8番線(臨時):「その他」

最近、新聞などで「リニア新幹線」の話題が頻繁に取り上げられています。
しかし「リニア新幹線」を通す本当の目的は何か分かりますか?
その目的は大きく分けて2つ存在します。

一つ目の目的は「東海道新幹線のバイパス路線として機能させる事」です。
これは東海地震などが発生した時の事を想定した為だと思われています。
かつて発生した兵庫県南部地震で山陽新幹線は大打撃を受けました。
特に新大阪~姫路間の被害は大きく、74日間の運休を余儀なくされました。

もう一つ目の目的は「東海道新幹線の補修工事時の迂回路線として機能させる事」です。
やはり開業から50年近くが経過している為、設備の老朽化が問題視されています。
補修工事は長期間に及ぶ事からその間の代替交通機関の手配が問題視されています。

余談ですが東海道新幹線は警戒宣言が発せられると東京~名古屋間の運転を打ち切られます。
これは途中の小田原~三河安城間が東海地震の推定震源域に当たるからです。
(つまり推定震源域から遠い地域にリニア新幹線を建設するという事です。)

参考ページ
 ・東海地震に関する警戒宣言が発令された場合の列車の運転について(JR東海)
   http://railway.jr-central.co.jp/timetable/precaution.html


287系~ついに量産車が完成。

2010年11月27日 | 3番線:「Train Report」
先日、報道陣に183系の後継車となる287系が近畿車両で公開されました。
今回公開されて車両は4両編成と3両編成の3本を連結したものです。

   
基本的に先頭部分は683系4000番台(写真左)の形状を引き継いでいます。
また現行の国鉄色をイメージする赤色の帯が纏われています。
(287系の画像は産経新聞社の物をお借りしています。)

正式に営業運転を開始するのは平成23年度以降と予定されています。
またこの車両は平成24年7月以降に「特急くろしお」にも投入される予定です。

最近はJR西日本も積極的に国鉄車両を置換えるようになりました。
しかし普通列車用の車両の置き換えはまだ先だと思われます。
(⇒「普通列車のサービス格差」を参照)

廃車発生部品を購入…

2010年11月25日 | 5番線「気になる○○○…」
先日、私は網干総合車両所の一般公開に行ってきました。
そして帰る直前に販売コーナーでこんな物を記念(?)に買いました。

かつて0系新幹線の座席に装備されていた背面テーブルです。
    
販売価格ですが1個500円ということもあり、迷わず購入へと走りました。
ちなみに他に販売されていた部品の価格は以下の通りです。

 ・カーテンフック1個(0系) 100円
 ・幕式電動方向幕(0系) 20000円
 
 ・便所知らせ灯(485系) 2000円 
 ・非常警報スイッチ(485系) 5000円
 ・車体番号表示版(485系) 50000円

 ・肘掛けテーブル(583系) 500円

基本的にカーテンフックなどの大量に手に入る部品の価格は比較的、安価です。
しかし電動方向幕などは在庫数が希少な点から高額な値段が付けれます。
(財力の乏しい私には到底、手に入れられません。)

さて明日は何について書こうか…?

網干総合車両所の一般公開~後編

2010年11月23日 | 3番線:「Train Report」

はじめに
 今回は主に225系と14系「あすか」の車内の様子を中心に紹介します。

かなり珍しい列車種別幕を撮影した後に向った場所はここです。
  
12月1日より営業運転を開始する225系0番台の車内公開です。
(車両展示会に行けなかった私にとっては良い機会でした。)

それでは早速、車内に入ってみましょう。
        
内装は現行の新快速車両の223系の印象をほぼ継承しています。
また事故発生時の被害軽減の為に手すりや吊革の数が大幅に増設されています。

そしてこの車両の天井にはある物が設置されています。
    
停車駅情報や広告を流す「westビジョン」です。
また停車駅情報の表示は「漢字⇒平仮名⇒英語」と一定時間ごとに変わります。

続いて私が向った場所はこちらです。
  
洗車機を通過する列車に乗車できる車両洗浄体験コーナーです。
整理券が全て完売していた為、車外からの見学になりました。

そして次に向った場所はこちらです。
          
主に台車の整備が行われている整備場です。
今回は幌枠や台車、台車枠、車輪などが展示されていました。

そして整備場の外にはこんな物が置かれていました。
  
列車の裏側で運行を支えている連結器です。
おそらく廃車されて車両から抽出されて物だと思われます。

そして次に向った場所がここです。
  
今回のイベントで最も人気が高かった(?)14系「あすか」の車内公開です。
当然ですが長時間、並ばなければ入れない事は分かり切っています。

そして待つ事、約30分。ようやく順番が回って来ました。

お待たせしました。それでは車内の様子をご覧下さい。
        
基本的に車内は座敷に座椅子で構成されています。何と言っても「最大の売り」は展望室です。
また5号車にはサロンカー(写真左)、各車両後部にはミニサロン(写真右)が設けられています。

最後に向ったのは場所は正門付近の場所です。
  
車庫内には先程の225系と223系が停車していました。
そして私は網干総合車両所を後にしました。


網干総合車両所の一般公開~前編

2010年11月21日 | 3番線:「Train Report」

はじめに
 今回も画像数が多いので2回に分けての公開とします。
 (後編は明日の夕方以降に公開する予定です。)

今日は網干総合車両所の一般公開に行ってきました。
この車両所の一般公開は平成16年以来、実に6年ぶりです。

加古川駅から新快速を利用して姫路駅を目指します。

考える事が同じなのか乗客は普段よりも多めでした。

そして姫路駅で後続の列車に乗り継い網干駅を目指します。
  
この列車も多くの乗客が乗っていました。

加古川駅から約30分。網干駅に到着しました。
  
この時、留置線には225系(写真右)が停泊していました。

駅を出て、少し歩くとシャトルバス乗り場に到着しました。
  
既に乗り場には長い列が発生していました。

大勢の乗客を乗せてシャトルバスは乗り場を後にしました。
    
車窓からは車両所の敷地内の様子を眺める事が出来ました。
そして15分程で網干総合車両所に到着しました。

「車両吊り上げコーナー」の様子です。
    
このフロアでは主に103系の車体移動の実演が行われていました。
またその右隣ではトワイライト用の24系客車の補修工事が行われていました。

続いて「車体昇降コーナー」の様子です。
          
ここでは321系1編成のジャッキアップが行われていました。
台車未装備の姿は滅多に見れない光景だけに新鮮でした。

余談ですが左隣では223系2000番台の展示も行われていました。
   
右側の写真を見て下さい。種別幕には「急行」と表示されています。
通常の運転ではまず見られない表示だけに多くの人が撮影を行っていました。

今回はここまでです。次回は14系「あすか」の車内公開などの様子を公開する予定です。


新幹線を支える裏方の存在

2010年11月20日 | 5番線「気になる○○○…」

今日、私が高校から家に帰る時にこんな光景を見かけました。
 
これは高架橋の耐震補強工事を行っているものだと思われます。
また主な作業はコンクリート点検と塗装といった感じです。

そして裏方の努力で維持されている線路を今日も列車は高速で駆け抜けます。
  
やはり通過速度が高い点が安全性の何よりの「証」だと私は思います。


謎の郵便物の到着…

2010年11月19日 | 1番線:「日々の記憶」

私が高校から自宅に戻った時の事でした。
郵便ポストの中身を見ると身に覚えの無い郵便物が届いていました。

送り主名の欄には「交友社 東京支店」と明記されていました。

どう考えても全く身に覚えの無い送り主名です。

そして少し考えた後、封筒を開封しました。
  
中身は鉄道雑誌と小型カレンダーでした。
しかし何故、注文していない物が送られてきたのか?

送られてきた雑誌を数ページほど見た時にある事に気付きました。
それは掲載されていた1枚の写真が私が撮影した物と全く同じだった事です。

思い出しました。数週間前に投稿サイトに投稿した写真でした。
投稿した写真の内容ですが個人情報などの関係から教える事は出来ません。

しかし投稿した事を忘れていた為、本当に掲載されていた事が驚きでした。
また掲載された写真は他の物に比べると躍動感の乏しいものでした。
(やはりそれだけ他の人は撮影技術があったという事です。)


225系~運転開始記念商品の発売

2010年11月16日 | 5番線「気になる○○○…」
先日7日には「特急はまかぜ」にキハ189系気動車が導入されました。
そして来月1日には京阪神地区に225系電車が導入されます。

今回もキハ189系気動車の導入時と同様に記念商品が発売されます。
  
発売される商品はキーホルダーとピンズです。
いずれも11月29日よりJR西日本の主要駅で販売されます。
(また11月21日の網干総合車両所の一般公開でも販売されます。)

余談ですが来年3月には485系の定期運用が終了します。
(「特急雷鳥号の歴史」を参照。)
この時も同様に記念商品が発売されることは言うまでも有りません。

「赤い青春18きっぷ」の存在

2010年11月14日 | 5番線「気になる○○○…」
皆さんは「青春18きっぷ」という切符をご存知ですか。
これは1日2300円でJR全線の普通列車(快速を含む)が乗り放題の切符です。

その切符の画像がこちらです。
      
また表紙に書いている様に5回分が1セットで発売されます。


しかし数年前からは地域限定で見慣れない色の物が発売されています。
その名も「赤い青春18きっぷ」というものです。
かつての国鉄時代の軟券を思わせる形状と印刷柄をしています。

その切符の画像がこちらです。
  
一般販売される物と異なり、案内文は裏面に明記されています。
また右下にはバーコード(?)が描かれている事も大きな特徴です。

そして来月12月1日からは冬用の「青春18きっぷ」が発売されます。
皆さんも「赤い青春18きっぷ」という物を一度、探してみてはいかがですか?

臨時列車を激写せよ!vol5

2010年11月13日 | 3番線:「Train Report」

今日は明石方面に用事があった為、出かけたついでに撮影をする事にしました。
また今回、撮影する列車の主要情報は以下の通りです。

 車両…485系9両(パノラマ車)、区間…西明石~草津、種別…団体臨時列車(詳細不詳)

午前6時20分。まだ薄暗い朝霧駅に到着しました。

明石市の中心部に位置している為、この時間でも駅前は賑わっています。

ここから約10分ほど歩いて今回の撮影場所を目指します。
      
矢印の向いている方向に延々と歩いて行きます。

そして撮影場所からの眺めがこちらです。
  
左側の写真はズームを使わない状態での眺めです。
ちなみに光学式10倍ズームを使うと写真右の様になります。

到着して三脚を配置した後、撮影練習を行っていました。
  
基本的には新快速が走行する線路の為、通過する車両は殆ど一緒です。
しかし朝ラッシュ時には一部の快速(写真右)が本線路を走行します。

そして午前7時46分。待望の瞬間が訪れました。
  
本日は京都総合運転所に所属のA1編成が使用されていました。
また大阪寄りにパノラマグリーン車が連結されていました。


余談ですが撮影を終えて朝霧駅に戻る時にこんな看板を見かけました。

私はこれを見た瞬間に「かなり考えたな…(感心)」と思いました。

おことわり
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