新大阪駅で「特急雷鳥8号」を降りて新幹線ホームの22番線に向います。
そして新大阪駅から乗車した列車がこちらです。(取材日は同様に平成23年2月19日です。)
100系新幹線(K58編成)を使用した「こだま743号」です。
(と言っても実際に乗車した区間は新神戸駅までです。)
車内清掃終了後。毎回の様に即座に車内に入ります。
車内には2列+2列配置で大型のリクライニングシートが配置されています。
また客室ドアの上部には電光掲示板(写真右)が設けられています
続いて搭載されている座席の様子です。
座席はかつてグリーン車で使用されていた物が流用されている為、かなり快適です。
(しかし維持費削減の目的からオーディオパネルやフットレストなどは取り外されています。)
そして背面テーブルの様子です。
背面テーブルも座席と同様に大型の物が採用されています。
更に荷物棚と座席番号表示などの様子です。
荷物棚も現行の車両に合わせた物への交換が行われています。
最後にデッキ部分とサニータリ―スペースの様子です。
デッキ部分や洗面台も化粧版の張替や装備品の更新などが行われています。
新大阪駅から約15分。あっという間に新神戸駅に到着しました。
やがて列車は神戸トンネルの中へと姿を消して行きました。
そして列車を見送った後、自動改札を通って駅を後にします。
ここから地下鉄で三宮駅に移動して、新快速で新大阪駅(山陽・九州新幹線試乗会)に向いました。
(Continue to there.)
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今回はあと13日で約46年の歴史に幕を下ろす「特急雷鳥8号」に乗車しました。
もう二度と乗車する事の出来ない485系電車の乗車記録を写真と動画を交えて紹介します。
平成23年2月19日(取材日)、敦賀駅の6番線ホームに今回乗車する列車が到着しました。
上り定期列車では唯一、485系電車を使用した「特急雷鳥8号」です。
今回は敦賀駅から新大阪駅までの区間に乗車します。
ちなみに今回は前回、取材しなかった自由席車両(6号車)に乗車しました。
車内には晩年の大改造によって交換されたフリーストップ式のリクライニングシートが配置されています。
余談ですが今回、乗車した車両の客室扉は何故か開き戸扉でした。
続いて装備されている座席の様子です。
座席は指定席車両とほぼ同等の物が使用されていますが写真の様に蹴り込み部分(写真4枚目)が存在しません。
また座席間隔の改良が行われていない為、不自然な座席配置はありません。
座席背面に搭載されているテーブルもまだまだ現役です。
背面テーブルや窓框部分は指定席車両と殆ど同じです。
ちなみにカーテンは少々、凝った物が採用されています。
カーテンは典型的な物が採用されていますが窓枠部分に留め金具が存在します。
また留め金具は写真2枚目と3枚目の様に使用します。
また客室の様々な部分に登場当時の名残を残しています。
やはり空調設備や天井部分などは自由席車両の場合、原形を留めている場合が多いです。
そしてデッキ部分と洗面台の様子です。
これらの設備も晩年の大改造によって大幅に変化が起こっています。
(特に洗面台部分は施工時期によって様々な形式の物が存在します。)
やがて列車は敦賀駅を後にして行きました…。
今回は敦賀駅から京都駅までの車窓を720pハイビジョン動画で記録しました。
動画はダイジェスト版ですが車内放送や車内チャイム、湖西線内の高速走行などが収録されています。
そして敦賀駅から約1時間20分。降車駅の新大阪駅に到着しました。
こうして私の「最後の乗車」は幕を下ろしたのでした。
内部リンク
特急雷鳥~引退記念商品の発売
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/a9db8391f5b0010ce93940962e892cbb
全線乗車旅行記 2011年~冬編‐最終章(特急雷鳥92号の乗車レポートです。)
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/06da59204a83474161342564ab3275d4
特急雷鳥号の歴史
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/5758166c91f2f43b8381f94f0784e910
特急雷鳥~ついに引退が決定…
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/076b8813e160da749e4770b88800aef0
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リニア鉄道館の正式開館日までついに20日を切りました。
皆さんも知っている様にこの博物館内には3種類・計12台のシミュレータが設置されます。
いずれも有料ですが相当の利用者が殺到する事は分かり切った話です。
そこで各種シミュレータの利用者は抽選で利用者を決定する方式が採用されました。
(やはり先着順などの不公平を解消する為には仕方ありません。)
ちなみに各種シミュレータの1日当たりの利用定員は以下の通りです。
・N700系新幹線[運転]…30人(500円)
・313系電車[車掌]…30人(500円)
・211系・313系[簡易運転]…360人(100円)
余談ですが来場者数を1万人と仮定するとシミュレータの競争倍率は約23.8倍になります。
(当然ですが利用回数は1人1種類1回限りになる事は言うまでもありません。)
さて初日の来場者数はどの程度であろうか…。
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私が「山陽・九州新幹線~特別試乗会」を終えて自宅に帰る時の事でした。
新大阪駅の構内(在来線)にこんな設備が新たに設けられていた事に気付きました。
N700系7000番台に使用されている座席を使用した特設スペースです。
また座席の背後にはカウントダウンボード(写真右)が設けられています。
当然ですが展示されている座席には自由に座る事が出来ます。
やはり不特定多数の人が着席する為か破損している箇所が幾つか存在します。
(特にグリーン車用の座席は本物と比べると操作性にかなりの癖がありました。)
さて開業まであと20日を切った「山陽・九州新幹線」…。今後の動きに注目です。
内部リンク
山陽・九州新幹線~試乗会レポート-前編(動画あり)
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/d4327af9c0d9eab2ef45a873e742e9e2
山陽・九州新幹線~試乗会レポート-後編
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/9317b9bdd0cbc90e993874ddd622841f
ドクタートレイン~新幹線の新たな可能性
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/70eafa98fa95cf4f8db4a56c3ab9e543
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そしてそれを記念して各社から「記念カード」が発売される予定です。
(カードデザインは各社によって少し異なりますが基本的に殆ど一緒です。)
販売価格は1枚2000円(預かり金込)ですが1人当たりの販売枚数は5枚以内とされています。
ちなみに販売予定枚数はJR東海が1万枚、JR西日本が3万枚、JR九州が1万枚とされています。
さて私は迷わずに購入に走るだろうか…。
外部リンク
JR東海ニューリリース『[TOICA]相互利用記念カードの発売について』
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000683.html
JR西日本プレスリリース『[TOICA、ICOCA、SOGOCA]の相互利用開始記念ICOCAの発売について』
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175204_799.html
前編は普通指定席、普通車自由席、喫煙ルームの様子を中心に紹介しました。
そして後編の今回はグリーン車指定席、多目的室などの様子を中心に紹介していきます。
大変、長らくお待たせしました。グリーン車指定席の車内の様子です。
車内には重厚感の溢れる大型のリクライニングシートが2列+2列でが配置されています。
また妻板と荷物棚の一部分には古代桜調の木目が使われ、通路には花唐草模様の絨毯が敷かれています。
続いてそのグリーン車指定席の座席の様子です。
座席は可動式枕とレッグレスト・インアームテーブルを装備している点が普通車指定席の座席との最大の違いです。
また可動式枕の横には超高輝度LEDを使用した読書灯、肘掛けにはオーディオパネルが埋め込まれています。
また5号車の新大阪寄りのデッキ部分にはこんな設備があります。
全身が映る三面鏡とミニテーブルを装備した「パウダールーム」です。
また目隠し用と思われるカーテンが入り口部分に設けられています。
(この設備の近くには防犯カメラが昇降ドア用とは別に更にもう1台、設置されています。)
続いてパウダールームの付近に位置する女性専用トイレの様子です。
男女共用の物と比べると洗面台部分などに木目調の模様が描かれていることが特徴です。
(今回は車内見学用の為に特別開放されていた物を撮影しました。)
そして7号車の新大阪寄りに位置する多目的トイレの様子です。
車椅子での使用を前提としている為、室内の広さにはかなりの余裕があります。
また個室内の連絡ブザーを押すと警報音と共に通路部分の天井ランプ(写真右)が点灯します。
最後に多目的トイレの向い側に位置する多目的室の様子です。
室内には2人掛け座席とパイプ椅子、小型鏡などが設けられています。
また2人掛け座席はベッド状態(写真3枚目)に展開する事が出来ます。
ちなみに午後3時25分からは車内抽選会が行われていました。
用意された景品は特製ピンバッチ、記念オレンジカード、ハンカチなどの品でした。
ちなみに私は「記念オレンジカード」(写真右)を手に入れる事が出来ました。
やがて列車は約2時間の旅を終えて新大阪駅に戻ってきました。
こうして「山陽・九州新幹線~特別試乗会」は幕を下ろしました。
(余談ですが今日は岡山駅~広島駅間の往復で試乗会が行われる予定です。)
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いよいよ今日は私が待ちに待っていた「山陽・九州新幹線~特別試乗会」の日です。
今回は来月12日に「みずほ・さくら」に投入される新型車両を一足、早く体験してきました。
午後12時30分。集合場所の新大阪駅に到着しました。
今日は早朝から「ある事」をしていた為に当駅への到着が少し遅れました。
(理由は後日の記事を見れば分かると思います。)
中央口を出て高速バス乗り場に向った後、受付場所に向います。
ここで受付確認と同時に参加証や記念品を受け取ります。
そしてホームに上がって待つ事、約10分。いよいよ試乗列車がやって来ました。
今回、試乗する車両はJR西日本が保有するN700系7000番台のS6編成です。
また列車名は「試乗会891号」と表示されていました。
それでは早速、車内に入ってみます。
デッキ部分にはこれまでの新幹線車両には無かった朱桜調の木目模様が描かれています。
また現行のN700系と同様に昇降口のほぼ真上には防犯カメラが設けられています。
お待たせしました。始めに普通車指定席の客室の様子です。
客室には新幹線では珍しく2列+2列でリクライニングシートが配置されています。
また客室の様々な部分に暖か味を演出する朱桜調の木目模様が採用されています。
続いてその普通車指定席の座席の様子です。
普通車の座席には新型リクライニング機能を搭載した濃菜種色に遠山模様の物が採用されています。
また背面テーブルや肘掛け、手すりには本物の木材が使用されています。
そして普通車自由席の客室の様子です。
客室には現行の新幹線車両と同様に2列+3列でリクライニングシートが配置されています。
また妻板や荷物棚部分には若桜調の木目模様が採用されています。
その普通車自由席の座席の様子です。
座席構造は従来のN700系と変わりませんが座席生地は市松模様に変更されています。
また座席色は2列席が茜色、3列席が縹色(はなだいろ)とされています。
各車両の客室ドアの上部には電光掲示板が設けられています。
電光掲示板には基本的に停車駅情報や広告などが流されます。
また遠くからの視認性を高めるべく高輝度フルカラーLEDが採用されています。
ちなみに7号車のある荷物棚の部分にはAED(自動体外除細動器)が設置されています。
最近は駅構内だけに留まらず鉄道車両にまで設置されるようになりました。
(当然ですが不必要時に開けると大音量で警告音が鳴り響きます。)
最後に3号車と7号車に設けられている喫煙ルームの様子です。
ルーム内には超強力排煙装置や光触媒などの最先端技術が詰め込まれています。
長時間の乗車を考慮してか「全面禁煙」ではなく「分煙」という方式が採用されました。
(しかし入口付近では漏れ出した煙によって激烈な喫煙臭が漂っていました。)
やがて試乗会列車は晴天の新大阪駅を後にしました。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
今回はここまでです。次回はグリーン車や多目的室の様子を中心に紹介する予定です。
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しかしその裏側で100系新幹線の運用が激減するなどの小さな変化も起こります。
今回のダイヤ改正では8両編成で運転するこだま号の本数が約3倍に増加します。
これと同時に運用範囲は新大阪~博多南から岡山~博多南に変更されます。
そしてダイヤ改正後も100系車両で運転が行われる定期列車がこちらです。
(※印は博多南線に直通する列車を意味しています。)
「上り列車」
こだま732号 博多(06:45発)→岡山(10:33着) ※
こだま736号 博多(08:12発)→岡山(11:53着) ※
こだま738号 博多(09:12発)→岡山(12:53着) ※
こだま740号 博多(10:20発)→岡山(13:56着) ※
こだま762号 博多(18:15発)→岡山(21:35着) ※
こだま730号 博多(06:24発)→広島(09:53着)
こだま820号 博多(19:12発)→広島(21:08着) ※
こだま766号 博多(19:46発)→広島(22:48着)
こだま852号 博多(07:03発)→小倉(07:22着) ※
こだま864号 博多(23:28発)→小倉(23:47着)
「下り列車」
こだま721号 岡山(06:00発)⇒広島(07:04着)
こだま723号 岡山(06:29発)⇒広島(07:38着)
こだま749号 岡山(13:51発)→博多(17:13発) ※
こだま751号 岡山(14:45発)→博多(18:23着) ※
こだま755号 岡山(16:51発)→博多(20:33着) ※
こだま757号 岡山(17:51発)→博多(21:23着) ※
こだま765号 岡山(19:45発)→博多(23:27発) ※
こだま821号 広島(06:00発)→博多(07:39着)
こだま825号 広島(17:49発)→博多(19:51着) ※
こだま827号 広島(18:50発)→博多(20:58着) ※
こだま855号 小倉(07:32発)→博多(07:51着)
こだま857号 新山口(07:10発)→博多(08:01着)
運転本数は上り列車で10本、下り列車で12本の計22本とされています。
また殆どの列車が閑散期を中心に運転されています。
最後にですが100系新幹線は平成23年度中に全車両が廃車される事が既に決定しています。
これは私の予想ですが引退目前には「ひかり号」として「最後の華」を飾ると思われます。