近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

ミニ鉄道旅行記~首都圏編ほか

2014年08月14日 | 4番線:「鉄道旅行記」

はじめに
 今回は取材旅行の最終日に乗車した横浜線と中央快速線の乗車時の様子などをご紹介します.
 ( 本来ならば鉄博などに行っていたのですが, そうならなかった理由は後ほど )


午前8時30分. 食事や荷造りを済ませた私は, 東神奈川駅に向かい, E233系電車で八王子駅に向かいました.
     
やはり登場から間もないこともあり, 外観は非常にピカピカでした.

午前8時54分. 列車は東神奈川駅を後にしました. 
   
発車直後こそ車内はガラガラでしたが, 菊名駅, 新横浜駅と停車すると徐々にですが混雑は増していきました.
そして町田駅や橋本駅といった主要駅に停車しても, 混雑はあまり変化せず立客のいる状態で終点の八王子駅に向かいます.

さて終点到着後は, 軽くとはいえ車内を観察してみたのですが….
   
どうも無機質で味気ないとしか思いませんでした.
( 個人的に首都圏の電車はそれほど好きにはなれません )


そして降車後はホーム上から様々なものや車両を撮影しました.
     
ただ, これといって満足するような写真は撮れませんでした.

八王子駅からは数年後にも置き換え予定のE351系電車を使用した特急"スーパーあずさ"で東京駅に向かいます.
 
ちなみに自由席利用です.

午前10時05分. 列車は東京駅に向かって走り出しました.
       
国分寺駅を過ぎると列車密度が高いのか, 特急列車といえど速度をかなり落とした状態で走ることが増えてきます.
やがて神田駅を過ぎるて坂を上ると, 進行方向右側には赤レンガの駅舎(5枚目)が見えるようになり, 終点の東京に到着します.

八王子駅から約48分. 終点の東京駅に到着しました.
    
ここからは東海道新幹線で一気に新大阪駅まで戻ります.


さて, ここで話を最初に戻しますが, なぜ私は鉄道博物館に行かないことにしたのか.
それは旅行最終日の前日に近畿・中部地方に超大型の台風11号が直撃することが明らかになったからでした.

ただそこは新幹線. "よほどの大雨でもなければ運休はない"と考えた私は, そんなことは気にせず旅行を続けることにしました.
しかし前日の夕方, 台風による運休を懸念してか両親から帰宅命令が下り, 鉄博訪問は呆気なく水の泡となりました..


そして私は気を取り直して(!?)帰りの列車を探すことにしたのですが, まぁお盆前ということもあり大半の列車が満席でした.
また希望する発車時間帯が昼前後と最も混雑する時間帯だったことも関係してか, 禁煙指定席の残席は一部を除けばほぼゼロでした.
( この時点でまともに席が残っていたのは, 喫煙指定席かグリーン車[禁煙・喫煙]のどちらかでした )


ということで今回, 私はかなりの追加料金を覚悟してグリーン車を利用することにしました.
     
しかし発券を行った直後に空席照会を行ってみると, なぜか乗車列車の前後で空席が僅かに発生していました.
( 何のために5000円近いカネを余計に払ったのやら… )


午前12時03分. 乗車予定の"のぞみ309号"が新大阪方面からやってきました.
     
そして発車の約3分前まで車内清掃を行った後, ようやく客扱いを開始しました.


さて, N700系(16両編成)のグリーン車利用は2回目ということから, 乗車中はあえて最低限の撮影しかしませんでした.
 
さすがは"のぞみ"のグリーン車…お盆前の土曜日とはいえ, 客室内は非常に閑散としていました.


午後0時20分. 列車は台風どころか雨も全く降っていない曇りの東京駅を後にしました.
         
富士山は見れなかったものの, 浜名湖(3枚目)やセントラルタワー(4枚目など)は車窓からも眺めることが出来ました.


ちなみに最後の食事は, 駅弁ではなく東京駅周辺の百貨店で購入した弁当でした.
   
そして食後は, 車内販売で購入した珈琲と茶菓子(3枚目)を楽しみました.


午後1時54分. 列車は終点の新大阪駅に到着しました.
 
かくして今回の旅行は幕を下ろしたのでした.


おまけ
 取材完了後は, 1人だけでとはいえ横浜の夜景を堪能することにしました.
     
次に来るときは, 出来たら誰かと一緒に行ってみたいものです.


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特急"スーパービュー踊り子"~乗車Report

2014年08月11日 | 3番線:「Train Report」

はじめに
 今回は取材旅行の合間(!?)に乗車した特急"スーパービュー踊り子"の乗車時の様子をご紹介します.


では本題です. サンライズ出雲から降りた私は, "降りれない駅"で有名な"あの駅"に行った後, 再び東京駅に戻ってきました. 
   
そして再び友人と合流した後, 東京駅の10番線ホームに向かいました.


午前10時46分. いよいよ乗車予定の"スーパービュー踊り子5号"が入線してきました.
     
ここからは往復で異なる座席を利用することにします.


まず行きの列車では, グリーン車指定席(2号車)を利用しました.


         
非常に大型な回転式リクライニングシートが1列+2列(1号車), あるいは2列+1列(2号車)で配置されています.
いずれの窓もかなり大きく, また床部分も底上げがなされているいため, 眺望に関しては文句なしといえます.


こうして午前11時00分. 列車は快晴の下の東京駅を後にしました.



ここから私は列車内の中を少し散策することにしました.

まず最初に向かったのは, 階下にあった4人用のグリーン個室です.
       
ちなみに3号車(東京寄り)に向かって通路を進むと, 非常口に辿り着きます.


続いて向かったのは1号車の1階部分にある, グリーン車指定席・個室の利用者のみが利用できるサロンです.


       
このサロン内ではアルコール類はもちろん, カレーライス(後述)などの軽食類も楽しむことができます.
( このメニューのほとんどは座席からも注文可能です )


ちなみに私は大船駅を過ぎたあたりで, カレーライス(1枚目)と焼売(2枚目)を1皿づつオーダーしました.
 
気になる感想ですが, 味に関しては"なんだこれは…(≒美味しくない…)"の一言に尽きます.
( 加えて愛想など微塵も感じられない店員の態度にも結構イラッときました )


そんな何ともガッカリな食事を終えて座席に戻った頃, 列車は小田原駅付近を走っていました.
         
ここからは車窓に広がる海岸線などの様子を堪能します.


さて熱海駅を発車した後, 私は懲りもせず(!?)"口直し"として珈琲とアイスクリーム(写真下)を頼むことにしました.

どうやら"これ"はまともな味(≒普通に美味い)でした. 


そして網代駅付近からは河津駅付近までは, 全区間の中でも特に素晴らしい眺めが車窓に広がります.
         
中でも伊豆稲取駅付近は, 海岸線のすぐ横を走ることもあり目が離せません.


午後1時29分. 東京駅から約2時間半ほどで終点の伊豆急下田駅に到着しました.
     
余談ですが留置線には"リゾート踊り子"などに運用されるアルファーリゾート21(2・3枚目)が停車していました.


ここからは先ほどの折り返し列車である特急"スーパービュー踊り子8号"で東京駅に戻ります.
 
なお帰りは普通車指定席を利用することにしました.


それでは普通車指定席における客室内の様子をご紹介します.
( 下の写真はいずれも平屋建ての3~8号車で撮影しました )
     
普通車指定席用の座席には, 偶数号車では赤色(1枚目), 奇数号車では群青色(2枚目)の物が採用されています.
また側面窓も荷物棚のほぼギリギリまで広がるほど大きいため, 通路側に座っていてもある程度は景色を楽しめるでしょう.
( 少なくとも同区間を走る"踊り子", "マリンエクスプレス踊り子"とは比べ物になりません )


今回, 私が利用したのは10号車に3列(12席)しか存在しない展望席(それも最前列)です.
     
座席は一般席の物と同じですが, 眺望性を確保するためなのか映画館のような形で配置されています.
( このエリア内の座席は運転席方向に固定されており, 向い合せなどにすることは出来ません )


この展望席ですが, 着席する列によって眺めが大きく変化するのは言うまでもありません.
   
最前列である1列目(1枚目)は当然, 文句なしの前面展望が楽しめます.
ただ2列目以降(2・3枚目)はほぼ線路しか見えないため, 展望席というには少々難があります.
( これに座るくらいなら, 私としては平屋建てを利用する方が幾分マシだと思います )


午後2時16分. 列車は東京駅に向かって伊豆急下田駅を後にしました.
           
伊豆急行線と伊東線は単線ということもあり, 列車交換のために何度か運転停車が行われます.
やがて来宮駅に近づくと進行方向左側には東海道線と東海道新幹線の線路が見え, さらに走ると熱海駅(6枚目)に到着します.


熱海駅から小田原駅にかけては線路も複線となり, また進行方向右側に時折, 相模湾の眺めが広がります.
       
その後, 列車は小田原駅を過ぎると一気にスピードを上げて東海道を疾走します.
( ただそれでも新快速などには及びません )


そして小田原駅からは, ほぼトップスピードでブッ飛ばしながら横浜駅へと向かっていきます.
         
平塚駅以東からは線路が複々線となり, 駅間でも構わずに次々と各駅停車を抜き去っていきます.
また終盤の大船駅からは横須賀線(5枚目)や京浜東北線(6枚目)も加わり, 車窓も非常に賑やかになります.


午後4時45分. 列車は終点の東京駅に到着しました.
   
この後, 私は川崎方面にあるホテルに向かいました.


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寝台特急”サンライズ出雲”~乗車Report

2014年08月10日 | 3番線:「Train Report」

はじめに
 今回は,2014年8月6日(水曜日)に乗車した寝台特急"サンライズ出雲"の乗車時の様子をご紹介します.


午後6時20分. 今回の旅行は出雲大社の玄関口である島根県の出雲市駅から始まります.

約12時間にもわたる夜行列車での長旅が始まることもあり, この時点から興奮がとまりません.


午後6時30分過ぎ. いよいよ乗車する"サンライズ出雲"が入線してきました.

こうして列車の外観を数枚ほど撮影した私は, 早速車内に入って散策を行いました.
( ここではノビノビ座席 [指定席], シングル [B個室], シングルデラックス [A個室]の3種類を撮影することが出来ました )


まずは最も安い値段で利用できる"ノビノビ座席"の様子をご紹介します.


   
カーペットが敷かれた各区画は, 簡単な仕切りと小型テーブル・読書灯(4枚目)といった必要最低限の設備のみで構成されています.
当然ですが周囲の話し声やイビキなども筒抜けのため, 後述する個室寝台と比較すると快適性はそれほど高くありません.


ではここからは2つの個室寝台の様子を紹介しましょう.
( 今回は友人と2人で異なる部屋を利用しました )

まず編成内で最も多く設定されている1人用のB寝台個室, "シングル (階上室)"の様子です.


     
シングルの個室内にはベッドはもちろん, 後述するソロ(B寝台個室)にはない小型テーブルと鏡(2枚目)も装備されています.
また階上室・階下室ともに十分なスペースが確保されているため, 小型のスーツケース程度であれば問題なく持ち込めます.


さて1人用のB寝台個室にはこの"シングル"とは別に, 1000円ほど安い値段で利用できる"ソロ"が存在します.
ただこちらは入口付近を除けば, まともに立てないなど居心地もあまり良くないため, あまりお勧めしません.
( ソロは電動車なので個室内でもモーター音や機械音がそれなりに聞こえてきます )


ちなみに今回, 私が乗車した個室はこちらです.
   
そうです. 1編成に僅か6室しか設定されていないA寝台個室の"シングルデラックス"です.
( 当然ですが1か月前の発売開始と同時に発券を行ったのは言うまでもありません )


それではその"シングルデラックス"の個室内の様子をご覧ください.

歩き回れるほどの広さがある個室内には, B個室にはない大型テーブルや洗面台も設けられています.
またベッドもシングルより一回り大きいため, 子どもを添い寝させる場合でも狭いと感じることはないでしょう.


ちなみにA個室とB個室で共通する設備には, 主に以下のようなものがあります.
       
頭に近い場所には, FMラジオと目覚まし時計, 非常用アラームを備えた操作パネル(2・3枚目)が設置されています.
なお空調(4枚目)はON/OFFこそ個室毎に選択出来るものの, 温度は車掌室側で一括管理されている為, 任意での変更は出来ません.


さて3号車と4号車には専用カード(4枚目)で利用可能なシャワー室が存在します.
( 4号車のシャワー室はA個室専用ですが設備自体は3号車のものと全く同じです )


     
脱衣所部分にはカード読み取り装置 (2枚目) のほか, ドライヤーと衣類カゴ, ゴミ箱(4枚目)が設けられています.
( ただ備品のドライヤーは非常に風量が弱いため, ほとんど使い物になりません )


さて気になる給湯時間ですが, これはシャワーカード1枚当たりで最大6分間とされています.
ただ洗髪などでお湯を止めている時間はカウントされないため, こまめにON/OFFを繰り返せばさほど短いとは感じないでしょう.
( ただし使用中に脱衣所のドアを開けると, 問答無用で残り時間がゼロになるのでご注意ください )


なお共有シャワー室の順番を待つ間は, すぐ横にあるミニサロンを利用することをお勧めします.
   
余談ですが晴れた日であれば, 沼津駅付近で富士山を眺めることも出来ます.


さてこの"サンライズ出雲"ですが, 長距離を走るにもかかわらず車内販売は一切ありません.
また途中駅での停車時間もかなり短いため, 乗車前に食事を調達しなかった場合, "飲まず食わず"に陥ることを覚悟しましょう.


ちなみに私の場合, 出雲市駅周辺で購入した押し寿司(1枚目)とパン・コーヒー(2枚目)を夕食・朝食にしました.
 
出雲市駅は駅弁の種類がそれほど多くないため, 私のように駅周辺で食事を調達すること推奨します.


そして午後11時過ぎ…. 約3時間近く一緒に飲んでいた友人と別れを告げ, 私は眠ることにしました.
( ただその一方, ムダに元気だった友人は, 大阪駅を過ぎてもまだ寝ようとはしませんでした )


午前4時30分…静岡駅に差し掛かった辺りの場所で私は目が覚めました.
         
熱海駅を過ぎると進行方向右側の車窓には, 夜が明けた太平洋の眺め(3・4枚目)が広がります.
そして大船駅を過ぎると沿線には徐々にですが大型ビルの数も増え, 車窓は地方から都会へと変化していきます.


午前7時08分. ついに終着駅の東京駅に到着しました.
   
こうして先ほどまで乗っていた"サンライズ出雲"は, 回送列車として品川方面に去っていきました.


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