近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

全線乗車旅行記2013-夏編3

2013年08月22日 | 4番線:「鉄道旅行記」

はじめに
 皆さんお久々です。今回は4日目の様子を紹介します。
 (といっても殆ど書く事はありません。)

本題です。この日ですが、私は部活動で発行する雑誌の原稿を考える為、朝から取材を行っていました。
(詳しくは書けませんが、危うく日干しになりかけたのは事実です。)


午後4時半。過酷な取材を終え、2日前にも訪れた川内駅に戻ってきました。
    
足はズタズタ、首や腕には激しい日焼け…もう疲れが半端ではありません。


ここからは、800系を使用した「つばめ360号」で博多駅まで乗車します。
   
暫し、この区間を多く走るN700系(S・R編成)とは異なる一時を堪能します。


では車内の様子をご紹介しましょう。


       
座席はテーブルだけでなく、肘掛けやカーテン、座席の背面にまで木材を使うなどかなり凝った創りをしています。
またブラインドには、目線高さの場所だけ間隔を広めることにより、日差しを抑えつつ景色を見れるようにする工夫が施されています。


午後5時36分。約2日間を過ごした鹿児島県を後にして、博多駅に向かいます。
     
それにしても、一部の停車駅を除いて駅前に殆ど何もない点が気になります。
(「何でこんな場所に駅を…。」と思った駅が多過ぎます。)


午後7時12分。3日前にも訪れた博多駅に到着しました。
 
そして待ち時間には、残り金で手土産と茶菓子を購入しました。
(ただでさえ薄い財布が更に薄くなりました。)


さて博多駅からは、N700系7000番台を使用した「さくら574号」で姫路駅に向かいます。
 
帰省客とは逆方向に向かう列車ですが、車内は結構混雑していました。


さて食事(1枚目)を済ませ、徳山駅発車後からは雑誌の原稿を考えようとしたのですが…。
 
…こくりこくりと舟を漕いでいたのか、気付いた時にはもう岡山駅を出発していたのでした。
(原稿は書けませんでしたが、寝過さなかっただけでも手打ちとしましょう。)


博多駅から約2時間20分。最後の乗換駅である姫路駅に到着しました。
   
刻一刻と現実に戻されると同時に、長旅も幕を終えようとしています。


そして姫路駅を出て約15分後の午後10時54分。最終目的地である宝殿駅に到着しました。
 
かくして今回の旅行は幕を下ろしたのでした。


最後に今回の旅行記(1日目~4日目)の結果を掲載しておきます。
  
 
 ・新規走破路線…日豊本線、宮崎空港線、鹿児島本線

 ・新規乗車距離…747.6km

 ・乗車達成率…28.508%→32.35%
           (JR6社管内)
          …12.987%→45.878%
            (JR九州管内)


ここでおまけです。以下の写真は、この日の前日に宿泊したホテルの自室から撮影した写真です。
   
誰にも邪魔されず、暫し熊本駅を出入りする列車の姿を楽しみました。
(少々寝るのが勿体ないと思いました。)


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新たな観光列車〜おれんじ食堂に乗車する

2013年08月18日 | 3番線:「Train Report」

はじめに
 この記事の内容は2013年8月9日時点の内容です。現在は変わっている可能性もあります。


では本題です。

この日、私は今年の3月24日に運転を開始したばかりの「おれんじ食堂」に乗車しました。
そこで今回は、多くの写真を交えて乗車時の様子をご紹介しましょう。


午後1時33分。川内駅の3番ホームに群青色の列車がやってきました。


       
やがて列車は車内清掃を終えてると、運転台寄りのドアを開けて乗客を出迎えます。


まず始めは「ダイニングカー」の愛称を持つ1号車の様子を見てみましょう。


       
山側にはソファー席が設けられ、2席区画ごとに折り畳み式のテーブル(4枚目)が設置されています。
そして海側には、川内寄りにカウンター席が4席設置されています。


この1号車には、有料のドリンク類や土産品を販売するサービスカウンターが存在します。
         
ちなみに列車内で使用する水は、始発駅で吸水口(5枚目)を経由することにより供給されます。
(故に提供される料理は、一部を除いて完成済の状態で積み込まれます。)


続いて「リビングカー」の愛称を持つ2号車の様子を見てみましょう。

         
海側は1人掛けの座席が固定式のテーブルを挟み、向かい合わせで配置されています。
なお山側は1号車同様にソファー席ですが、引き出し式の仕切りが設けられるなどの違いが存在します。
(車端部には、殆ど景色が見えない1人掛けの大ハズレ席[6枚目]が存在します。)


ちなみに2号車には、車椅子利用が可能な大型トイレが設置されています。
     
入口の両サイドにはショーケースが設けられ、中に工芸品などが置かれています。


そして各先頭車両の右側には、子ども向けの展望スペースが設けられています。
 
この日は誰もいませんでした。


かなり前置きが長くなりましたが、ここからは、おれんじ食堂2号で提供される料理の数々を紹介します。
       
メニューは前菜+スープ(2・3枚目)、メイン+シメ(4枚目)、デザート類(5枚目)の3種類で構成されます。
いずれも乗客1人1人の食べるペースを考慮して提供される為、基本的に待たされたり急かされることもありません。


ちなみに乗車中は、全乗客にフレッシュジュース(1枚目)や珈琲と茶菓子(2枚目)の無料サービスが提供されます。
   
車内で追加料金を支払うことで、ソフトドリンクやアルコール類も楽しめます。
(観光列車ですが価格はそれほど高くありません。)


なお各利用プランごとにおける、利用可能なサービスはそれぞれ以下に記す通りです。
(3号では駅マルシェが無い代わりに、ジャズ演奏などのサービスが行われます。)

(備考)
 ○:1回のみ利用可能、●:何度でも利用可能、▲:追加料金で利用可能、×:利用出来ない



午後2時03分。快晴の下の川内駅を列車は後にしました。
         
薩摩高城駅付近から阿久根駅間にかけては、1〜3枚目の様に連続して海を眺めることが出来ます。
そして出水駅手前の車両基地では、肥薩おれんじ鉄道の職員が手を振る光景(6枚目)が見れます。


なお水俣駅から4駅先にある佐敷駅では、駅マルシェが開催されます。
     
この日はカレーパン(2・4枚目)の販売が行われていました。
(少々値段は高めですが、かなり美味です。)



そして佐敷駅から日奈久温泉駅までは、車窓に有明海の眺めが広がります。
       
特に肥後田浦駅からは、2〜4枚目の様に海岸線スレスレを走る区間も多くあり、非常に見応えがあります。
(こういった区間では速度を落とすため、落ち着いて景色を堪能出来ます。)


さて、これから乗車を考えている人は「どの席からなら海を眺められるのか?」と思うはずです。
なので今回は、各号車における座席番号別の眺望性の良し悪しを以下に掲載しておきます。

1号車(旅行商品として販売)
 1.良い(よく見える)…3,10
 2.普通(概ね見える)…2,7,8,9,11,13,15,17,19,20,22,24,26,28
 3.悪い(殆ど見えない)…4
 4.最悪(カネのドブ捨て)…1,5,6
 5.(参考)海なし席…12,14,16,18,21,23,25,27

2号車(区間利用が可能)
 1.良い(よく見える)…2,4
 2.普通(概ね見える)…3,5,8,9,12〜20
 3.悪い(殆ど見えない)…7,10
 4.最悪(カネのドブ捨て)…1,11

ちなみに電話予約の際は、ある程度ですが座席番号を指定しての予約が可能です。
(私はこれにより比較的、海の見える2号車の9番席を獲得しました。)


やがて列車は、球磨川(1枚目)を渡り肥薩線の線路(2枚目)を跨ぐと、JR線との接続駅である八代駅に到着します。
     
真新しい駅舎(4枚目)が見えてくると、終点の新八代駅に到着します。


午後5時08分。約3時間の長旅を終え、終点の新八代駅に到着しました。
 
列車は車内清掃を終えると、「おれんじ食堂3号」として新たな乗客を乗せた後、新八代駅を後にしました。


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全線乗車旅行記2013-夏編2-後編

2013年08月17日 | 4番線:「鉄道旅行記」

はじめに
 今日は宮崎県の延岡駅から鹿児島県の出水駅までの移動中の様子を紹介します。


では本題です。延岡駅からは、817系電車を使用した普通列車で宮崎駅に向かいます。
   
この時点では後々、この車両に鬱陶しさを感じる様になるとは到底思えませんでした。


この車両、近郊型電車にもかかわらず座席には、贅沢にも本革が使用されています。
(ただしリサイクル品を使用している為、製造費はそれ程かかっていません。)

         
見た目には一見、豪華そうに見える座席ですが、詰め物が少ないのか「やや固い」という印象を受けます。
それに加え、立席定員の増加を意識したのか、座席や肘掛の幅を詰めている点がやや目立ちます。


午後0時33分。青空の下の延岡駅を出発しました。
       
やがて美々津駅を過ぎると進行方向左側には、宮崎リニア実験線の跡地(4枚目)が広がります。
(現在、跡地の一部は太陽光発電所などに転用されています。)


ちなみに列車は途中、日向市駅で普通列車との交換待ちを行います。
       
それにしても行く先々で、駅舎のデザインの凄さに驚かされます。


宮崎駅に到着後は、隣のホームに入ってきた特急「にちりん9号」に乗車します。
   
ちなみに宮崎空港駅までは、自由席利用であれば全ての特急に乗追加料金なしで乗れます。


では車内の様子をご紹介します。

 
先程に乗車した「あれ」と比較すれば、かなり目に優しい柄だと思います。


午後2時12分。そこそこの乗客を乗せて宮崎駅を後にします。
     
さすがは特急列車。短区間とはいえ、その快適さを堪能出来ます。


宮崎駅から僅か10分。あっという間に宮崎空港駅に到着しました。
       
この駅、何と駅ホームの端からでも間近に旅客機の姿(5枚目)をはっきりと眺めることが可能です。
それ故に、駅の改札を出て階段を降りれば、1分もかからずに旅客ターミナルの入口に着いてしまいます。


宮崎空港駅からは南宮崎駅まで817系を使用した普通列車に乗車します。

当たり前の様に特急列車ばかりが走る路線の為、普通列車の存在が妙に珍しく感じます。
(宮崎空港線に直通する普通列車は、1日3往復しか設定されていません。)


午後2時34分。列車は宮崎空港駅を後にしました。
   
車窓には空港鉄道とは全く思えない様な景色が終始、広がります。


そして宮崎空港駅から約6分程で、列車は南宮崎駅に到着します。
 
ここでホームの反対側に停車していた列車に乗り換えます。


さて、南宮崎駅から都城駅まで乗車する列車は、またしても817系を使用した普通列車です。
 
最早「あぁ…またこれか」と思ったのは言うまでもありません。


僅かな乗り継ぎ時間を経て、列車は南宮崎駅を出発しました。
     
車窓は見ての通り、基本的に山あるいは丘ばかりです。
(さすがに景色に飽きてきました。)


南宮崎駅から約1時間。乗換駅の都城駅に到着しました。
 
はい…。もう言うまでもありませんね。しつこいですが、また「これ」に乗ります。
(これで川内駅まで3時間近くの間揺られ続けます。)


少々苛立つ感情を抑えつつ、都城駅を後にします。
     
列車は時折、携帯電話の電波も入らない様な山奥を突き進みます。
そして重富駅を過ぎると、進行方向左側には桜島の姿(3枚目)が広がります。


さて、鹿児島駅の1つ手前には、「竜ヶ水」という駅が存在します。
     
駅の周辺には集落はおろか、建物自体がほぼ全く存在しません。
それもそのはず。かつてこの駅の周辺は、土石流により甚大な被害を受けた為です。


約20年前の1993年8月6日、竜ヶ水駅は幾度もの土石流により、下の写真の様な光景へと変貌しました。
(白色の列車[回送列車]の奥には、更にもう1本の列車[普通列車]が停車していました。)

しかし殆どの乗客は、土石流の発生直前に乗務員の指示により避難した為、被害は最小限で済んだと言われています。
(ただ避難指示を無視した乗客3名が土石流で、後に運転士が労働災害により亡くなりました。)


かくして鹿児島中央方面のホームには、あの時の犠牲者を悼む石碑が設置されています。
 
ちなみに石碑に使用されている石は、土石流で流された岩石が流用されています。


そんな竜ヶ水駅から約10分程度で、列車は鹿児島中央駅に到着します。
   
ここで大部分の乗客が入れ替わると同時に、通路にまで溢れる数の乗客が乗ってきます。


午後6時06分。夕暮れが迫る中、鹿児島中央駅を出発しました。
   
伊集院駅あたりまでは混雑するものの、そこを過ぎると車内は一気にガラ空きになります。
そして川内駅の付近では暫し、九州新幹線の線路(3枚目)と並走します。


都城駅を出て2時間55分。ようやく川内駅に到着しました。
     
約12時間にも亘る、強烈な1日が間もなく終わろうとしています。


川内駅からは新800系新幹線を使用した、「さくら412号」で本日の最終目的地である出水駅を目指します。
   
ようやく「あれ」による呪縛から解放された瞬間です。


午後7時13分。新幹線は熊本方面に向かって走り出しました。
     
さすがは新幹線です。在来線で1時間近くかかる区間でも、僅か10分程度でブッ飛ばします。
(これでは肥薩おれんじ鉄道から、乗客が流れるのも仕方ありません。)


午後7時24分。最終目的地の出水駅に到着しました。
 
今回はここまでです。次回は肥薩おれんじ鉄道を走る「あの列車」を紹介します。



追記です。

この日、私は宿泊先でパソコンを借りたのですが、あろう事かブッ壊された物を貸し出されました。
当然、直ぐに貸出代金は返されたものの、あまりに疲れていただけに軽くイラっときました。
(後に問題点が次々と浮き彫りになった為、「二度と止まるか!!(怒)」と思いました。)


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全線乗車旅行記2013-夏編2-前編

2013年08月15日 | 4番線:「鉄道旅行記」

はじめに
 今回は2日目の小倉駅から延岡駅までの様子をご紹介します。


朝6時半。今日の旅は、北九州の中心である小倉駅から始まります。
   
この時、私は「1年前の地獄」を思い出しました。


本日最初に乗車する列車は、883系を使用した特急「ソニック1号」です。
     
先頭部分が猫の顔の様に見えるのは、私だけでしょうか。


それでは車内の様子をご紹介します。


       
何といっても最大の特徴は、鼠の耳を彷彿とさせるヘッドレスト部分です。
これも相まってか、激しく揺られる曲線区間でも安定して身を任せることが出来ます。
(恐らく今までに座った座席の中で最強の逸品です。)


午前7時15分。晴れ空の下の小倉駅を出発します。
     
やがて別府駅が近付くと、進行方向左側には海が広がっていきます。


小倉駅から約90分。あっという間に大分駅に到着です。
     
ホームが4本、更に3本の留置線を備えることもあり、駅コンコースもかなり広々としています。
また駅内部には木材を多用していることもあり、非常に暖か味のあるデザインに仕上がっています。
(列車だけでなく、駅にも工夫が施す…JR九州の勢いの強さを感じさせます。)


さて、大分駅からは415系電車を使用した普通列車で、佐伯駅に向かいます。
 
ここで大部分の乗客が一気に下車します。


やがて列車はがら空き化した状態で大分駅を出発しました。
     
幸崎駅までは市街地を走るものの、それ以降は主に山の中を突き進んでいきます。
そして時折、海を眺めつつ列車は佐伯駅と向かっていきます。


大分駅からは単線ということもあり、途中駅では列車交換が頻繁に行われます。
 
ただ目にする車両が、福岡や熊本とあまり変わらない点が少々気になります。


大分駅から約1時間半。佐伯駅に到着しました。
      
ここで私は大量の麦茶や軽食を購入します。


さて、次は県を跨いで宮崎県の延岡駅へと移るのですが…。
 
驚くことに、この区間を跨ぐ普通列車は1日当たり僅か3本だけしか設定されていません。


なので延岡駅までは、783系電車を使用した特急「にちりんシーガイア」を利用します。
 
ちなみに自由席の車内ですが、夏休みとも思えないほど空席が目立っていました。
(ただ指定席は、そこそこの込み具合を見せていました。)


気になる車内の様子はこちらです。
     
座席の柄は大人しそうな物から、派手な物まで非常に変化に富んでいます。
かつてはオーディオパネルがあったそうですが、現在は撤去され蓋がされています。
(ちなみに床には今でもカーペットが敷かれています。)


午前11時03分。列車は宮崎駅を後にしました。
     
山道を走る為か特急列車にもかかわらず、非常にのんびりとした速さで走ります。
そして勿論、途中駅には人影などあるはずもなく、列車はただ宮崎方面へと進んでいきます。


ちなみに、この日の昼飯は車内販売で購入した「これ」です。

腹ごなしを終えた頃、列車は延岡駅の手前を走っていました。


午後1時過ぎ。退屈な1時間を終え、延岡駅に到着しました。
     
今回はここまでです。次回は延岡駅から出水駅までの様子をご紹介します。



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全線乗車旅行記2013-夏編1

2013年08月13日 | 4番線:「鉄道旅行記」

はじめに
 今回は4回前後に分けての公開です。


では本題です。以前にもお話した様に、私は九州方面に鉄道旅行に行っていました。
今回は新大阪駅から小倉駅までの様子をご紹介します。


午前8時過ぎ。今回の旅は、まだ通勤ラッシュの混雑の終わらない新大阪駅から始まります。
   
駅舎を撮影した後、私は大きな荷物を抱えて新大阪駅の改札口を潜ります。


最初に乗車する列車は、鹿児島中央行きの「みずほ605号」です。
   
ここから一気に熊本駅まで向かいます。


なお今回、私は「スーパー早得きっぷ」を使う為、普通車指定席を利用しました。
 
指定席車両は2列+2列配置ということもあり、「のぞみ」と異なり座席幅に余裕があります。
(同じ料金で利用出来るなら、迷わずこちらを選ぶはずです。)


さて午前8時59分。列車は新大阪駅を後にして熊本駅に向かいます。
   
最速列車ということもあり、途中の駅には殆ど目もくれず最高速度でブッ飛ばします。
そして博多駅を過ぎると、進行方向左側には博多総合車両所(1枚目)が広がります。


午後12時02分。列車は熊本駅に到着しました。
 
ここで私は食事を済ませた後、暫く熊本市内を観光しました。
(あえて書きません。)


その後、私は観光を終えて午後3時前に熊本駅に戻ってきました。
 
九州内で1番最初に乗車する列車は、815系電車を使用した列車でした。


先頭部分を撮り終えた後、私は早速車内に入ります。
   
最早、これが普通列車だとは思えない大胆な色使いです。
ただ見た目を重視したあまり、座り心地はそれほど良くありません。


午後3時50分。列車は熊本駅を出発しました。
     
列車はかつて特急街道(!?)であった鹿児島本線を疾走します。
また列車は時折、九州新幹線の高架橋(2枚目)を眺めつつ大牟田方面に向かいます。


荒尾駅からは反対側に停車していた、811系電車を使用した快速列車に久留米駅まで乗車します。
 
この車両、221系電車などとほぼ同時期に登場したのですが、未だに古さを感じさせません。


ではここでも車内の様子を軽く紹介しましょう。
     
車端部などの一部を除き、転換式クロスシートが2列+2列配置で設置されています。
ただ座席間隔を広めた為か、所々で窓割が全く一致しない座席(3枚目)が存在します。


やがて列車は荒尾駅を後にします。
     
列車は速度こそ出ますが、快速とは思えない頻度で途中駅にこまめに停車します。
そしてあの筑後船小屋駅を後にする頃には、夕暮れが近付こうとしていました。


さて久留米駅で久留米ラーメンを食した後、私はこの列車で博多駅に向かいました。
   
キハ72系気動車を使用した特急「ゆふいんの森」です。


「息を呑む」とは正にこの事です。車内は「森の家」にいる様な雰囲気を感じさせます。
         
通路と客室内共に木材が多用されている為、非常に暖か味が感じられます。
(特に随所にある照明がまた良い雰囲気を引き立てています。)


さて今回私が乗車出来たのは、最前列と最後列にある展望席でした。
 
流れ行く景色を独り占めです。


そんな展望席からの眺めを約6分間の動画としました。
(この動画は1080pフルハイビジョン画質で再生可能です。)

余談ですが初のフルハイビジョン動画です。


そして博多駅から門司港駅までは特急「きらめき」に乗車します。
 
※上の写真(右)は翌朝に小倉駅で撮影したものです。


今回私が乗車したのは、グリーン車よりも格上の「DXグリーン席」です。
       
電動リクライニングやレッグレスト、大型テーブルを備えた座席が3席配置されています。
また桁違いの座席の大きさとリクライニング角度も相まって、段違いの快適性を提供してくれます。


さて、門司港駅まで約1時間。あまりの快適さに時間は一瞬で過ぎ去っていきました。
     
ちなみに独特な風格を持った「あの駅舎」は改修中の為、その姿を拝むことは出来ませんでした。


門司港駅からは813系電車を使用した普通列車に乗車します。
(一気に現実へと突き戻されました。)
   
この列車で今日の最終目的地である門司港駅に向かいます。


この車両ですが、内装は外観以上に爆発的に派手な仕上がりとなっています。
       
ドア部分や座席には大胆にも赤色、乗務員室のドアには青色を全面的に使用しています。
(いかに関西の車両が大人しいデザインであることが分かります。)


午後9時28分。今回の最終目的地である小倉駅に到着しました。
 
今日はここまでです。次回の公開範囲は未定です。


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