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■JTIRO訪タイ公式ミッション

2013-05-30 | ●Jtiro公式訪問ミッション

■■■■■■■■日タイ国際交流の潮流■■■■■■■■
■「JTIRO訪チェンマイ公式ミッション」(1)
JTIROでは、今年度からの新しい事業活動計画「JTIRO25」を具体化するために、
「JTIRO訪タイ公式ミッション」で、5月20日から26日まで、タイ王国第2の都市、
北部の要衝チェンマイ市公式訪問した。
そして、タイ国商務省在関西責任者のスパッと貿易センター所長に同行いただいた。
公式訪問先では、いずこも大変な歓迎とおもてなしを頂いた。
今後の日タイ国際交流の新たな飛躍が期待される。 

■「主な公式訪問先の概要」ーーーーーーーーーーーーー
在チェンマイ日本総領事館 総領事と懇談


(佐藤総領事代理を表敬訪問したJTIRO代表理事とタイ国政府TTCスパット所長)

■「チェンマイ県知事訪問と懇談」商工会議所会頭同席

  
チェンマイ県副知事と懇談
)                                       (TTC・スパット所長)                   

(チェンマイ県総合庁舎)
■「チェンマイ商工会議所 会頭挨拶と懇談
チェンマイ国際財団 理事長との協議
 
(チェンマイ商工会議所会頭 チェンマイ国際財団理事長と懇談するJTIRO代表)
■「タイ王国立チェンマイ大學、学長と副学長懇談 」

 
(タイ王国立チェンマイ大學 学長 副学長とJTIRO代表理事との懇談) 
■「JTIRO提携先 ITMマッサージ研修校 校長との協議
  
(ITMマッサージスクールでの校長と専務とマネージャーとの協議)        (世界からの研修生でにぎわう)
(ITMの明日を担う専務MD)

■「福祉の会志田代表との介護ロングスティ談議
  
(チェンマイの名門レストラン、ルアンカムインで行われたJTIROとロングスティヤー福祉の会との懇談会) (福祉の会志田代表)
タイ国立サンカンベ技能研修所視察
タクシン前首相の肝いりでサンカンベンに開設された広大な国立の技能研修センター。
マッサージや、タイ料理、染色、木工など、タイの伝統的な技能習得を目的に幅広い
年代の人たちに門戸を開放している。 チェンマイを象徴する画期的な研修機構だ。

  
(前タクシン首相の肝いりで作られた技能研修センター)

在留ロングステイヤー(団塊世代夫妻)の方達との懇談 ロングスティのあり方など
●介護ロングスティについての現地踏査、
●介護のためのマッサージ研修校視察、ロイクロ校ほか
在チェンマイ日本識者との懇談、情報交流について など

【特別特集}
■■■■■新しいロングスティの潮流■■■■■■
■「新しいタイ・ロングスティの潮流
折しも訪れたタイの第2の都市チェンマイでも、日本経済の復活に熱いエールが
れた。2日前までは、日本が主導する世界の「第2回水サミット」が、ここチェンマイ
開催され、タイ首相、アジア各国の首脳はじめ日本からは森前首相をはじめ数十
人の
代表団が滞在し、熱い討議が展開された。

●景気の低迷や、タイの水害などもあって一時低迷した「タイロングスティ」が都会派
団塊世代の人たちを主体に、復活する傾向にある。
今回訪れたチェンマイでは、
2組のすばらしい都会派団塊世代のロングスティヤー夫妻の
皆さんにお話を伺った。

(お話を伺った黒田夫妻、南川夫妻の皆さん)
●「2組の素敵な団塊世代夫妻のロングスティの概要
動機:  在職中から、タイに海外出張の経験があり、タイの魅力を知っていた。
      チェンマイは、マスコミ情報で知り、踏査をかねて来たが、満足している。
・経歴:  南川さん夫妻は東京在住 共に企業定年後4~5年たつ
   
     黒田さん夫妻は京都在住      :
・LS暦:   ロングスティ暦は共に 約4~5年  
形式:   1回当たり3ヶ月のミドルステイ 以降リピートを繰り返す 
・住居:  市中の契約マンションを利用 ゆとりある2DKタイプ
生活:  夫婦で趣味のゴルフを週2~3回 後はゆとりある生活を志向、
・交友:  日本人ロングスティャーとの交友環境で、満足している
・生活費: 平均月額、夫婦で15万円位 少し贅沢すれば20万円程度で十分
・情報:  メールによる情報交流、インターネットによる情報収集など
・車  :  現地で日本車を購入
・付記:  JTIROのチェンマイ講座など出きれば、ぜひ参画したいとの事だった。 

 
■「円安に伴うタイロングスティヤーの暮らしの実感

古くからチェンマイに暮らす日本人の高齢者ロングスティャの人達に,急激な円安の
及ぼす実感を聞いてみた。

昨年末までは、1バーツ 約2、65円程度 
それが現在   1バーツ   3,34
急激な円安と言うことは、年金者などは当然タイバーツに換金すると、相当目減りする
で、富裕層は別として大半のロングスティャーにとって共通の新しい悩みの問題となる。
 
我々旅行者としての実感だが、従来は1万円を換金してほぼ4千バーツあったのが、
今回は1万円で2千9百バーツ程度しかなく、目に見えて厳しいものだった。
 しかもタイでは、最近タイ政府の景気浮揚策として最低賃金制度が実施され 全国
一律最低15000バーツになった。また最低日当も全国一律300バーツ値上げされた。
この結果日常の諸物価や食事の高騰が予測される。

●購買平価が安い事を理由にタイを目指した おひとりさま高齢ロングステイヤーにとっては、
高齢者介護や、終活問題なども絡んで、今後きわめて厳しい生活局面が予測される。
 
  
●かねがね日本政府などは、渡航自由な国際環境の中で、あくまで自由意志とはいえ
他国での長期生活滞在に際しては、、自立的な責任意識と国際感覚が必要と強調
して来た。
今回の円安による生活費の高騰により、タイロングスティヤーの質的な選別化、いわゆる
富裕層化が進むという一面を強調する識者の声も気になる。
 
円安がもたらしたタイロングスティの富裕層化と、日タイ国際交流の普遍化との相克に
大きな問題を感じるが、ロングスティヤーの質的向上化は、避けて通れない事のように
思えてならない。                                  (山田)
 
 
 
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