■■HEAD LINE NEWS■■■■■■■■■■■■■
( SEP,2017)
■読者の皆さんにお願い■
●このブログは、視覚的にデザイン重視で構成しています。
●スマホなどでご覧の際は、構成デザインのフォルムが崩れる恐れがあります、
どうかご了承ください。
■■タイの情報■■■■■■■■■■■■■■■■■
■「インラック前首相の国外逃亡」
●[コメの担保融資」など農民支援策をめぐって、職務怠慢の罪に問
われているインラック前首相が、最高裁の判決裁判を前に、兄のタク
シン前首相が滞在するドバイへ向けて国外逃亡した。全土に動揺が
広がっている。
タクシン支持派との混乱のリスクを避けるため、軍政府側が海外逃亡
を陰で手助けしたという情報もある。
にも拘らず タイの株価総合指数は、相当の上昇の動きを見せた。
前首相の海外逃亡を歓迎する結果となり、併せてタイバーツも上昇
した。
(インラック前首相) (海外逃亡経路と海外逃亡中の兄タクシン前首相)
■「世界銀行がタイの経済成長見通しを上方修正」
●世界銀行は、今年のタイの経済成長の見通しを2,5%から3,1
%に上方修正した。観光産業が好調であることと、景気刺激策が奏
功して、国家経済が予想を上回って好調な事による。
■「北部チェンライ山岳地帯のな林再生保全を支援」
●日本政府は、タイ北部チェンライの森林保全とその地域の貧困層
の生活向上の支援のために、NGO無償資金3800万円の支給を実
施した。
■「北部チェンマイ県の企業人集団が北海道を視察」
●チェンマイの企業経営者など21人が,北海道の帯広商工会議所と
屋台村の「北の屋台」を訪れ、地域活性化について視察交流した。
(帯広のl北の屋台)
■「高学歴女性ほど結婚しない、高齢化が進むタイ」
●タイ国家統計局によると、60歳以上の高齢者は、6500万総人口の
うち約1000万人を占める、それは全人口の約15%、6,5人に1人
が高齢者というアジアでは、日本に次ぐ高齢国家ということになる。
しかし世界的に医療レベルの高いタイでは、平均寿命が年々伸びて
女性の高学歴化による社会進出の拡大で、女性の晩婚化や未婚化
が進む。
当然、平均出産率は振るわないし、少子高齢化は益々進む事になる。
■「タイの大学ランキング2016]
●自動車産業など企業の高度化が進タイでは、ランキング上位の大学
の出身者ほどいい企業での活躍が約束される。2016年のタイの大学ラ
ンキングが発表された。
、
1位 国立カセサート大学
2位 国立チェラロンコン大学
3位 国立マヒドン大学
4位 国立チェンマイ大学
5位 国立コンケーン大学
6位 国立プリンスオブソンクラ大学
7位 国立タマサート大学
8位 国立キングモンクット工科大学トンブリ校
9位 国立スラナリー工科大学
10位 公立ナレスアン大学
■■ASEANの情報■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■「ASEAN結成50周年記念式典」
●東南アジア諸国連合(ASEAN)は、結成から50年を迎えた。
その記念式典がフィリピンの首都マニラで開催された。加盟10ヶ国
の外相はじめ、日本からは河野外務大臣が出席した。
■「日本の最新鋭護衛艦いずもASEAN へ」
●日本最大の最新鋭ヘリコプター護衛艦「いずも」は、東南アジア
諸国連合(ASEAN)10ヶの若い海軍士官を招待し、南沙諸島など
南シナ海で航行訓練を行った。
これによって、この海域で起きている情勢の認識や国際法の順守
についての考えを共有し、ASEANとの関係強化を図っていく。
(日本最大の護衛艦いずも)
■■日本の情報■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■「日本の景気回復が57ヶ月継続中」
●日本の景気回復が、2012年12月来57ヶ月続いている。戦後2位の
いざなぎ景気(1965年~1970年)と並ぶ 景気回復になる可能性が
ある。
理由は、円安による企業の収益増加が、景気の下支えをしていること。
雇用もほぼ完全雇用に近い状況にある。
日経新聞が、民間のエコノミスト15人に聞いたところ、「景気は2020年
まで続く」と、大半の人が答えたという。
■「脱石油のEVが世界の車の潮流に」
●世界の大勢は、温暖化対策として2040年までにガソリンとディーゼル
車の販売を中止し、EV(電気自動車)に一本化去れる方向だ。
日本でもトヨタはじめ全てのメーカーが、順次EVにシフトしていく。
■「車輸送船をLNG船に切り替え」
●トヨタ自動車は、世界への輸送船を環境負荷の少ない次世代のLNG
船に切り替えていく。
それに合わせ日本郵船は約2000憶円を投資して、LNG船20隻を建造
する。
トヨタは、現在月60隻以上の専用運搬船で世界各国に車を輸出している
が、まず北米航路から、次世代のLNG船に切り替えていく。
(4~5000台の車を積んで運ぶ自動車専用船)
■「民法大改正で個人情報保護法が変わる」
●個人情報保護法が施行されて10年たつ。その間ビッグデータや
IOT技術後の台頭で個人情報の環境が大きく変わってきた。
今回の民法改正では、顔画像や音声データなど、特定の個人を識
別できるものは、全て個人情報として規制される。
社員のデータや顧客のデータ、すなわち氏名、生年月日、連絡先、
ID, 購買記録なども全て含まれる。
マンション管理組合や、NPOや民間団体の名簿なども、規制の対象
になるから要注意だ。
■「訪日外国人の消費の実情」
●昨年2016年の訪日外国人は、いままで最高の2403万9千人を記
録した。
1位 中国 637万3千人
2位 韓国 509万人
3位 台湾 416万7千人
4位 香港 183万9千人
5位 タイ 79万7千人 ●
そのインバウンドの消費効果は、3兆7千億円を超える。
しかも大都市の観光地に限らず、地方の温泉地や歴史的な寺院など、
「モノ消費」から「コト消費」にまで、海外観光客の興味と消費は広がる。
■■シニアの情報■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■「シニアの社会見学が拡大」
●社会見学といえば小中学生のイメージだが、最近、企業博物館
や国会議事堂や官庁シニアの見学ツアーが人気だという。
海外旅行や温泉旅行を経験しつくした先端的なシニアが、最近の
リカレントブームに便乗して、平素見られない貴重なところを訪れて、
学ぼうという訳だ。
●シニアツアー専門会社「ぼけかる倶楽部」(東京)では、大人の工
場見学が大変な人気で、衆議院の見学ツアーがヒット企画だという。
参加費は大体6000円、近場のホテルでランチバイキングを楽しむと
いう約4時間のコースが中心となる。
■「世界の少子化ランキング」
●世界保健機構(WHO)は、1人の女性が生涯に子供を産む数を表
す合計特殊出生率を公開した。
世界の平均値は2,5人だが、2人に満たないワーストの国に 韓国や
日本やタイといったアジアの国がはぃつている。
少子化の最大の理由は、日本の場合は、非婚化と晩婚化、非正規雇
用の増加が要因と言われる。 積極的な出産育児支援策が求めらる。
●「世界の合計特殊出生率ランキング」
第1位 韓国 1,3人
第2位 日本 1,4 ●
第3位 タ イ 1,4 ●
第4位 ドイツ 1,4
第5位 スイス 1,5
第6位 スペイン 1,5
第7位 ロシア 1,5
第8位 イタリア 1,5
第9位 チェコ 1,5
第10位 豪 州 1,5
■「世界のたばこ消費の傾向」
●タバコの煙害が言われて久しい。日本では、分煙と禁煙が進んで
いるようだが、世界の成人の3人に1人が喫煙者で、その総数は11億
人と言われる。そしてその80%は、低中所得国の国民だといわれる。
■エディタ―の呟き■■■■■■■■■■■■■■■
●「モリカケ」問題が一段落と思いきや、北朝鮮のミサイル襲来で、
永らくむさぼってきた日本の安寧が、一瞬にしてもぎ取られた感じ
だ。国民たれしも 日本の無力を改めて思い知らされた感じである。
トランプさんや金さん、どうか早まらないでと、ただただ祈るばかり
の昨今である。
●仮にもし、米国と北鮮の軍事行動が勃発する事になれば、日本の
傍観は許されまい。お構いなくミサイルは飛んでくると見た方がいい。
周辺の人に正すと、覚悟の決まった人は殆どいない。いないという
よりも、返答の言葉が見いだせないというのが正しいようだった。
戦後72年、アメリカの核の傘の下で、平和憲法の衣を着て、比較的
ぬくぬくと甘えてきた結果といえようか。
天を仰いで、日本の命運を神に祈るしかないというのが実情である。
●ひとたび街に出ると、北鮮などどこ吹く風の喧騒である。インバウン
ドの外国人の人たちであふれかえっている。このギャップを、どう理解
すればいいのか。
米国のトランプさんは、お国事情で腰が引けてきたし、お隣の韓国は
日本以上厳しい立場にありながら、他人ごとのように見えてならない。
●中国は、戦後の朝鮮半島と日本を主導した米国を他山の石とみて
傍観の立場をとり続ける。
日本は、傍観は許されないが、当面は、隠忍自重を秘めながら、経済
をのばし、力を蓄えながら、最善の外交努力を結集すべきだろう。
■■私の本棚/8月■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●8月は、書店通いが習わしになった。アマゾンで注文するのもいい
が、手に取って試読のうえ、購入する喜びは、また格別である。
ジュンク堂や蔦屋書店など、都心の大型書店は、書籍の分類や区分
がしっかりしており、喫茶コナーなど図書館以上の機能が素晴らしい。
●「司馬遼太郎で学ぶ日本史」は、戦国から昭和に至る近代日本史を
司馬作品を通じて学ぶ、異色の歴史書。司馬史観を通じて、日本の自
画像が解りやすく、なかなかの良書である。
●「司馬遼太郎で学ぶ日本史」 磯田道史著 NHK出版新書 780円 税別
● 文芸春秋SPECIAL[世界近現代史入門」文芸春秋刊
●「詳説日本史通覧」 帝国書院刊
●「詳説世界史図説(山川)」 山川出版社刊
●「京都ぎらい」 井上章一著 朝日新書
●「未来の年表」 河合雅司著 講談社現代新書
●「デザインの誤解」水野学著 中央公論新社刊
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