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■新しい難問

2010-09-25 | ●タイロングスティ
■■■タイに明るさが戻ってきた■■■ 
   ・写真はチェンマイの水掛け祭り(ソンクラーン)・   
■「久方に明るさが戻ってきた
ようやく、チェンマイに明るさが戻ってきた。
JTIROチェンマイの報告だと、11月のロイカトンをはさんでロングスティヤー
がチェンマイに戻りつつあるという。うれしい話だ。
 ●しかし日本の大手旅行会社の話だと、タイ観光の先行きは、まだまだ
鈍い
という。 
チェンマイ現地と日本では、体感的に相当の判断の乖離があるようだ。

 
ロングスティの新しい難問
チェンマイに生活滞在する日本人シニアの数は、日本総領事館の統計
では、平均2000人から2500人と言はれる。
別に不法滞在のロングステイ難民が、相当数滞在すると予測される。
 ●今年春頃から、JTIRO事務局に「ブログを見てお尋ねしたいが」と断って、
シニアの おひとり様からのタイ・ロングステイの相談が増えてきた。
 その質問の主旨は、
・まず1人でどの位あれば、タイで生活滞在できるか。
・タイ国内で、生活滞在するとすれば、どこがお勧めか。
・観光旅券でタイに滞在できる期間は、その後の延長手続は。など
どう見ても、従来のロングステイャーとは、質問内容の感触が異なる。
 
●国民年金取得のシニア、いわゆる月額7万円未満の年金者が、日本で
の生活苦から逃れるために、その年金額で生活できるチェンマイを目指すと
いう図式だ。
 ロングステイビザ(査証)の取得には、通常80万バーツ(220万円)の現地
預金が必要だが、そのもち合わせがないため、観光ビザだけタイに入国を
はかり、その後旅券滞在期間が過ぎても、そのまま不法滞在することになる。
 
●現地からは、チェンマイのタイ人が住まう下町辺りに、仲間同士で静かに
暮らす日本人の姿を見たと言う情報が増えてきた。
 高齢化と格差社会の狭間で、人知れず苦悩する日本の高齢者の縮図
かいま見ることになる。
犯罪に至らないため問題は潜在化したままだが、はなはだ困った問題
ある。

 
■「グローバル化と成熟化が進む日本のシニア事情
 経済が好調な中進国タイと、高齢化による貧困格差が進む先進国日本
間で、日本の国内問題が,即、タイにリンクする、なんとも悩ましい日本の
シニア事情がある。
 タイロングスティも成熟化がすすみ、至近に解決を迫られる局面が多くなった。
JTIROとしても、これを当面する喫緊のシニア問題として、至急検証を始め
たいと考えている。
 
 
 
 
 
 
 

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