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■■パラダイム転換のとき■■
【世界はどうなってんの】
●年が改まり、1ヶ月がすぎました。
世界は、百年に1度と言う米国発の金融危機で昏迷し、街角景気は
最悪です。
企業は、極めて厳しい環境だろうなと、ひたすら同情するばかり。
派遣切りは、年末一挙に噴き出した感じですが、当面する人たちは、
全くかわいそう。
●虚業的な金融商品を正当化して,全世界に売りさばいた米国金融業
界のやり口は、どうあれ許されるものではありませんが、 グローバ
ルな自由経済も、考え物です。
【危機と政治の貧困】
●この時期「危機、危機」と叫んでいる人や企業の多さに驚きます。
しかも打ち出される施策は、減産、人員削減、減給、ワークシァリ
ングと、後ろ向き、マイナス志向のオンパレードです。
政治、経済に至っては、手続きに手間取り、口ばかり先行して話が
前に進みません。手の打ち方が遅すぎます。
政治の貧困と言うだけで、済まされる話ではありません。
「損きり」と言う発想】
●古くから商いの世界では、「損切りと言う手法が,局面打開のために
よく使われてきました。いまもその前向きの手法は、パラダイムを転
換する発想として,鮮明に生かされています。
ここにきて、したたかにパラダイムシフトする名門企業や団体が続出
しています。 薄型から撤退のパナソニックやソニーしかり、ハイブ
リッド車に舵を切るトヨタしかり、
米国のオバマ大統領、大阪府の橋下知事みなしかり。
危機転じて大胆に転換を図るアクティブな行動が、新しい道を拓く事
は確かです。
「関西とアジアの時代」
●著名な経済学者の言によると、
「いま起こりつつある世界の変化は、欧米からアジアへ経済がシフト
することに伴う大変動」だそうです。
いよいよ「アジアの時代」が台頭する予感です。
「関西とアジア」が、次の時代のキーワードになる事を期待していま
す。
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