■■■■■■■■[マイペンライの気概]■■■■■■■■
■「久方のチェンマイ」
●JTIROでは、日ASEAN友好協力40周年記念事業として、JTIROが主催
するチェンマイでの国際交流イベントのため、役員や関係者約20名がタイ
の第2の都市チェンマイに赴いた。
●多くのタイの皆様に大変なお世話をいただいた。
日本の伝統文化を標榜する「お茶会」は、お招きしたタイの有識者の心をとらえ
極めて好評だった。大成功と言える成果を挙げた。実に実り多い1週間だった。
その詳細は、取りまとめて「JTIRO公式ブログ」と「メルマガ」で広報予定だ。
■「国民感情とは乖離した政情」
●帰国後の第一報が、タイ国の全国戒厳令だった。
滞在中のチェンマイでは、そんな危惧はいささかもなかったし、帰路の空港
でも、空路でも、気配すら感じなかった.
●今まで15年近くに及ぶタイ国際交流活動の中で、ほぼ8回ぐらい、ク―デタ
ーや大水害に出食わしてきたが、局地以外は全く平素と変わらず、人々は極め
て平常心であることを見てきた。今回も、そのような雰囲気だった。
(
反政府デモ)
●まずチェンマイ県知事、日本総領事、商工会議所会頭を表敬訪問した。
政治を主導する首相初め9人の閣僚が失職したにも関わらず、地方行政は、
よどみなく機能している様子だった。
(表敬訪問のチェンマイ県知事)
(表敬訪問したタイ国政府スポーツ観光省北部タイ局長)
■「マイペンライの気概」
●そういう意味で、タイは不思議な国である。
タイには、「マイ・ペン・ライ」という日常用語がある。「何とかなるさ」「気楽に行こう」
という意味だ。南国特有の気性だろうか。羨ましい程のおおらかさが伺えて頼もしい。
マイペンライの気性の裏には、いい加減だけではなく「なんとかしなければ」という国民
的な気概のようなものが、伏在する。
■「そして新しい発見」
1年ぶりのチェンマイだったが、いくつかの新しい発見をした。
●街行く車が、ほぼ新車の乗用車(日本製)に変わりつつあること。
●我々が往路乗った国際線エアバスA380(定員507人)は、日本観光から帰国
するタイ人で満席だった。いまタイは、経済的に中間層が急速に伸びている証しと見
た。
話題のエアーバスA380)
●旧市街の周辺には、新しい大型デパートが開業、盛業を極めている。
店内の「スタバ」(スターバックス)は、いつもタイの人たちで満席、コーヒーは70B
円換算で230円、日本よりも高いではないか。にもかかわらず賑わつている。
確かに、都会派タイ人の日常生活は、向上している趣だ。
とタイ人の女性である。一歩教室に入ると、日本の学校と見間違う雰囲気である。
ッフが渇望されているためだ。
ところが、私が出会つた3人の日本人美貌教師は、全てタイの男性と結婚していた。
なさに いささか憤慨した。日本の少子化の原因の一端に触れる思いだった。
私どももにぎり寿司の昼食セットを注文した。結構なお味で一人190B(約600円)。
●寺院には、シンボルとして黄金のチェディ(仏頭)と傘がある、お供えの薔薇
を手にして、周りを3周してお祈りをする。連日多くの参拝者と観光客でにぎわう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます