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■タイを知るための本(2)

2015-02-17 | ●日本のキーワード

■■■■■■■タイを知識するための名著■■■■■■■■●
                      (注)表題の写真はLSGMの特別提供作品

●日本の海外ロングステイは、世代交代が進み、その主役が団塊世代の
シニア層に移りつつある。
そこでJTIROでは、新たにチェンマイ・ロングステイを目指すシニアの人達に、
海外生活滞在をより価値あるものにしていただくために、ぜひ読んでいただき
たい本を
、タイに格別詳しい識者の方々に、ご推薦いただく事にした。 
 
●題して「私が選んだタイ入門者ベスト3冊
今回は、日タイ教育交流でご活躍のNPO法人日本タイ教育交流協会
理事長の木村滋世さんにお願いした。
 
               
■■タイをよく識る識者が選んだタイに関するベスト入門書3冊」■■
                                 特定非営利活動法人日本タイ教育交流協会
                              理事長 木村 滋世氏        
■「タイ仏教入門 石井米雄箸 (めこん
 
●タイの日常生活の中で仏教が特別、寺院にのみあるのではなく、それ自身
生活の空
気である。このことをタイへ来る日本人は知っておくべきである。
この書は仏教がインドで滅びたのはなぜか。同じ上座仏教がタイで繁栄を
続けているの
はなぜか。
●一般大衆がそこに別の魅力を見出し、新しい信仰の体系を作り上げたから。

タイ研究の碩学が若き日の僧侶生活の体験をもとに タイ仏教のダイナミズム、
その
繁栄の謎をきわめてわかりやすく解き明かしてくれます。
タイ社会を知るための素晴らしい入門書である。


 
■「未帰還兵~六十二年目の証言 将口 泰浩 箸(産経新聞社)
 
●70年前の日本人の先陣への哀悼と誠を捧げるための書。
無謀とも思えた「インパール作戦」の失敗によって、多くの仲間を失い、自らも
満身創
痍となって、“白骨街道”を這うようにたどり、九死に一生を得た男たち。
●食べるものも、着るものもなく、傷ついても薬もなかった。しかし、彼らは生き
のびた。そして、
人間としての尊厳と日本人としての誇りを守り続けた。しかし、
彼らは祖国日本に
は帰らなかった。「どうして、帰還しなかったのですか?」 と
著者は問う。
 
 
 
■「メコンのほとりで」 名越健郎 箸 (中公新書)
 
●チェンマイのハーレム王と揶揄された玉本敏夫。
彼が逮捕されたあとはその母親が残された子供たちへの巡礼を続ける。ビルマ
タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムを貫流する東南アジア最長の大河メコン流域
には秘められた表に出ない史実があった。
●その他、国境の山岳地帯に遺骨を拾う残留日本兵、謎だらけの駐ラオス代理
大使夫妻殺害事件
、革命の荒波に生きるカンボジア王女等―メコン流域に取材し、
鮮烈な自然と風土を見
すえて描く異色のノン・フィクション。

 

 


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