■余暇のある生活と,怠惰の生活とは、まったくの別物である■
(Bフランクリン 米国実業家)
●いまや高齢化は、日本ばかりでなく先進国、共通の課題になりつつある。
そこでシニアの皆さんに,読んでいただきたいシニアのための名著をご紹介したい。
■「食でつくる長寿力」家森幸男著 日経プレミアシリーズ 850円
■「老いの才覚」曽野綾子著 ベスト新書762円 税別
■「養老訓」 養老孟司著 新潮文庫 362円 税別
■「100歳までボケない101の方法」 白澤卓ニ著 文芸春秋 700円 税別
●中でも「老いの才覚」には感動した。
80歳にもかかわらず、生涯現役で活躍される曽野さんの躍如たる名著である。、
瞬く間に50万部を売りつくしたようだ。
瞬く間に50万部を売りつくしたようだ。
その中で曽野さんは
社会や周辺から「してももらう」のが当たり前とおもっている老人が多い。
年のとり方を知らない わがままな老人が増えていると指摘する。
老いの才覚で自立して生き抜くことが求められる。
それは、独りよがりの自立でなく、社会との共生と協働のための自立だ。
自立した老人が増えれば、若い世代の負担も減る。
年のとり方を知らない わがままな老人が増えていると指摘する。
●高齢化社会では、高齢者自体が
「何をしてもらうか」ではなく、「何ができるか」を考えるべきだ。
それは、独りよがりの自立でなく、社会との共生と協働のための自立だ。
自立した老人が増えれば、若い世代の負担も減る。
老人が自立を目指すのは、老人の義務である。
●養老博士の「養老訓」 薀蓄ある養老節が爆発する。362円は安すぎる。
・「不機嫌爺さんになるな」
・「土をいじり、国を考える」
・「日本は面白い」
・「日本は面白い」
・「夫婦は向かい合わないほうがいい」
・「戦後の日本は「市民」ずくりに失敗した。作られたのは市民不在の市民運動だけ」
・「日本は地域にしても、家族にしても細分化しすぎた」
・「いい歳こいてテレビを信用しない」
・「制度を過信しない」
・「不信は高くつく」
・「不信は高くつく」
・「最大の資産は体力」
・「人生は点線だ、笑うしかない」
●スポーツ医学に詳しい医師保坂隆さんの「ひとり老後は こんなに楽しい」は、
知らないとソンをする一人暮らしのい秘訣が網羅されている。
・現役時代の時間=12時間X5日(週の勤務)X年間50週X38年=11万4千時間
・定年後の時間 =14時間X365日X22年(予後)= 約11万2千時間
ほぼ同じ時間になる。
それだけに、定年後の余生は、おまけの人生と言うような軽い扱いはできない。
老後は、第2の人生のスタートラインである。
「一人暮らしのコツ」を身に着けて、楽しい人生を全うして欲しいと説く。
●シニアの自立方法としては、
・海外ロングステイよし、
・シニア団体で活動するもよし、
先ず自分の行動を、始めるべきだ。
全く新しい魅力的な世界が、あなたを待ち受けてくれるはずだ。(山田)