■■■■■■■■世界先進の医療ツーリズム■■■■■■■■
確か、いまを去る8年ぐらい前、米国の著名な医学誌「メディカル・トリビューン」
が「世界の医学事情」で,医療技術と医療サービス分野のランキング評価をした。
が「世界の医学事情」で,医療技術と医療サービス分野のランキング評価をした。
そのNO1がタイで、,2位が米国、5位が日本だった。
この記事をJTIROのメルマガで紹介したところ、多くの読者からその記事の真贋
について訊ねられたことを思い出した。
●あれからタイは、アジアのハブとして急成長をとげた、そして医療ツーリズム
分野でも 国を挙げて24時間体制で「医療のついでに観光もできる」という
仕組みを作って、美容整形、歯科、人間ドックまで領域をひろげ、世界から
年間120万人近い外国人を受け入れている。
●最近では、臓器移植など差別的で高度な医療サービスも手がけて好評。
しかもラグジュアリーな空間環境と低価格のケアーサービスが、最高のうりだ。
しかもラグジュアリーな空間環境と低価格のケアーサービスが、最高のうりだ。
そして数年前から、タイを「世界の医療ハブに」という大構想を打ち出している。
●アジア中近東では、ドバイ、シンガポールが台頭しつつあるが、いまだタイの
1位は揺るがない。
日本も安部総理が、先進のタイ国にならって、ようやく日本流医療ツーリズム
特区構想を推進する計画だ。
日本も安部総理が、先進のタイ国にならって、ようやく日本流医療ツーリズム
特区構想を推進する計画だ。
●このようなタイの医療のすばらしがなぜ生まれたのか、
タイに詳しい識者によると「微笑みの国」と言われる伝統的なお国柄が背景
にあるという声が高い。やはり医療には、技術だけではなくケアーが求められる
にあるという声が高い。やはり医療には、技術だけではなくケアーが求められる
所以だろうか。
●またもうひとつの要因としては、ロイヤルファミリー(王様)が、タイ医療に対し
常に大きな力添えをしてきたことも考えられる。全国に26の王室病院があり、
王室の医療チームが、無料で全国の無医村の医療に当たっているという。
(ユニークなデスプレイの病院ロビィ) (ホテルのロビーのようなエントランス)
●タイで特に著名な代表的な病院には、
「バンコク病院医療センター」とバンコクの「バムルンラート総合病院」がある。
このバムルンラート総合病院は1980年に設立されたアジア最大の私立病院
で、立派な上場企業だ。
で、立派な上場企業だ。
550の病床と30の専門部門があり年間100万人の患者のケアーを担当する。
常勤医師100人以上看護婦や助手が1500人、外来患者は毎日平均1500人
という盛況さである。
という盛況さである。
しかも、伝統的なタイマッサージやエステを加味した人情味溢れる治療が人気を
呼ぶ。昨年は前年比26%増の純利益を計上した。
呼ぶ。昨年は前年比26%増の純利益を計上した。
●ブロガーの私も10年程前に訪問したが、病院と言うよりもホテルと言うたたずまい
で、それは驚いたものだ。皆さんもバンコク観光の際、ぜひ一度立ち寄られることを
おすすめしたい。
おすすめしたい。
(バムルンラート総合病院では、一般対象に大型の展覧会を開催する)
●タイの医療ツーリズムが常に1位を続けている理由とは。
・医療技術の質の高さ、
・24時間いつでも、待ち時間が短い。
・医療ツーリストの国の医療費よりも平均的に安い(大体50%以下)
・言葉の心配がない。あらゆる国の通訳が常駐。
・タイの国情が安定し安心。
・加えてタイの人達の心情が、親切。
●ここでタイ王国の概況にふれておこう。
・国土は日本の1,4倍の広さ
・人口は、約6300万人 ほぼ日本の半分
・首都バンコクの人口は約1000万人
・GDPは、日本の約18分の1
・1人あたりのGDPは、日本の約9分の1
・購買力平価換算1人当たりGDP7900ドルで日本の4分の1
・GDPは、日本の約18分の1
・1人あたりのGDPは、日本の約9分の1
・購買力平価換算1人当たりGDP7900ドルで日本の4分の1
・平均寿命男69,9歳、女74,9歳
・国民医療保障制度 約4700万人加入 自己負担無料
・社会保険制度 民間雇用者本人対象874万人加入
●前に「訪タイJTIRO公式ミッション」のレポートでもふれたようにJTIROでは、
シニアの「介護ロングスティ視察ツアー」を、医療ケアーが充実したチェンマイで
実現すべく、いま準備を進めている。 (山田)
シニアの「介護ロングスティ視察ツアー」を、医療ケアーが充実したチェンマイで
実現すべく、いま準備を進めている。 (山田)
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