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■タイ医療ツーリズム

2013-06-21 | ●タイ医療ツーリズム
 
■■■■■■■■世界先進の医療ツーリズム■■■■■■■■
 
いまタイの医療が、改めて脚光を浴びる
確か、いまを去る8年ぐらい前、米国の著名な医学誌「メディカル・トリビューン
「世界の医学事情」で,医療技術と医療サービス分野のランキング評価
をした。
そのNO1がタイで、,2位が米国、5位が日本だった。
この記事をJTIROのメルマガで紹介したところ、多くの読者からその記事の真贋
について訊ねられたことを思い出した。
 
 
 (タイ・インラック首相)

あれからタイは、
アジアのハブとして急成長をとげた、そして医療ツーリズム
分野
でも 国を挙げて24時間体制で「医療のついでに観光もできる」という
仕組みを
て、美容整形、歯科、人間ドックまで領域をひろげ、世界から
年間120万人
近い外国人を受け入れている。
 
最近では、臓器移植など差別的で高度な医療サービスも手がけて好評。
しかも
ラグジュアリーな空間環境と低価格のケアーサービスが、最高のうりだ。
そして数年前から、タイを「世界の医療ハブに」という大構想を打ち出している
 
アジア中近東では、ドバイ、シンガポールが台頭しつつあるが、いまだタイの
1位は揺るがない。
日本も安部総理が、先進のタイ国にならって、ようやく日本流医療ツーリ
特区構想を推進する計画だ。
 
このようなタイの医療のすばらしがなぜ生まれたのか
タイに詳しい識者によると「微笑みの国」と言われる伝統的なお国柄が背景
あるという
声が高い。やはり医療には、技術だけではなくケアーが求められる
所以だろうか。
 
またもうひとつの要因としては、ロイヤルファミリー(王様)が、タイ医療に対し
常に大きな力添えをしてきたことも考えられる。全国に26の王室病院があり、
王室の医療チームが、無料で全国の無医村の医療に当たっているという。
 
 
(ユニークなデスプレイの病院ロビィ)             (ホテルのロビーのようなエントランス)
 
タイで特に著名な代表的な病院には、
「バンコク病院医療センター」とバンコクのバムルンラート総合病院」がある。
このバムルンラート総合病院は1980年に設立されたアジア最大の私立病院
で、立派な上場企業だ。
550の病床と30の専門部門があり年間100万人の患者のケアーを担当する。
常勤医師100人以上看護婦や助手が1500人、外来患者は毎日平均1500人
という
盛況さである。
しかも、伝統的なタイマッサージやエステを加味した人情味溢れる治療が人気
呼ぶ。昨年は前年比26%増の純利益を計上した。
 
●ブロガーの私も10年程前に訪問したが、病院と言うよりもホテルと言うたたずま
で、それは驚いたものだ。皆さんもバンコク観光の際、ぜひ一度立ち寄られること
おすすめしたい。
 
      
(バムルンラート総合病院では、一般対象に大型の展覧会を開催する)
 
タイの医療ツーリズムが常に1位を続けている理由とは
・医療技術の質の高さ、
・24時間いつでも、待ち時間が短い。
・医療ツーリストの国の医療費よりも平均的に安い(大体50%以下)
・言葉の心配がない。あらゆる国の通訳が常駐。
・タイの国情が安定し安心。
・加えてタイの人達の心情が、親切。
 
●ここでタイ王国の概況にふれておこう。
国土は日本の1,4倍の広さ
・人口は、約6300万人 ほぼ日本の半分
・首都バンコクの人口は約1000万人
・GDPは、日本の約18分の1
・1人あたりのGDPは、日本の約9分の1
・購買力平価換算1人当たりGDP7900ドルで日本の4分の1
・平均寿命男69,9歳、女74,9歳
・国民医療保障制度 約4700万人加入 自己負担無料
・社会保険制度  民間雇用者本人対象874万人加入
 
前に訪タイJTIRO公式ミッション」のレポートでもふれたようにJTIROでは、
シニアの「介護
ロングスティ視察ツアー」を、医療ケアーが充実したチェンマイで
実現すべく、いま準備を進め
ている。                (山田)
 
 

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